海外に行くと、その土地土地に根付いた食文化によく驚かされます。野菜や果物が溢れんばかりのマルシェや、豚肉を食べないイスラムのハラール食など、食事には、栄養だけでなくその国の歴史や文化、生きることを楽しくするヒントがいっぱい。そんな、世界の食事情をまとめてお届けします。

01.世界中の美味しいが集まるイスラエル料理

20170408_matome_01.jpgユダヤ人本来の食文化と各国の文化が融合したのが現在のイスラエル料理のスタイル。東欧諸国で食べられている全粒粉のパンや、クミンが効いた野菜のソースに目玉焼きがのった「シャクシュカ」、ひよこ豆のフムスなど、美味しくてヘルシーでボリュームたっぷり。そんないいとこどりのイスラエル料理が、2017年3〜4月の期間中に外苑前で楽しめます。>>世界中の美味しいがミックスされたイスラエルの朝ごはん

02.つぎつぎに食トレンドが移り変わるニューヨーク

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ニューヨークでは今、グルテンフリー・ダイエットが流行っているせいか、小麦粉の代用になるFlour(粉)の種類が豊富。マーケットにも、アーモンド粉、フラックス・シード粉、キヌア粉、玄米粉……、セレクトに悩むほど数多く揃っています。ヘルシーフードがこんなに身近にあれば、自然とヘルシー志向になりそうですね。>>グルテンフリーやスプラウテッド…日々進化するNYのヘルシーフード

03.時短で作れる、台湾のヘルシー朝ごはん

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Main Photo by Atsushi Tadokoro via flickr.

台湾の朝食メニューの定番になっている豆乳スープ「鹹豆漿」。タンパク質が豊富な大豆を含み、寝ぼけたカラダを快適にスタートさせるのにぴったり。実は、2分で作れてしまう時短ごはんでもあります。胃に優しくて腹持ちもいいというから、脂っこい食事をした翌朝にいいですね。>>台湾屋台の朝ごはん、2分で作る豆乳スープ「鹹豆漿」

04.美食大国フランスで今注目のグルメ3つ

20170408_matome_04.jpg食糧自給率100%を超えるヨーロッパ有数の農業大国。そんなフランスが国をあげて開催する「パリ国際農業見本市」は、最高の食材が集まり、その価値や味わいをプロだけでなく一般の人も堪能できるイベントです。イベントの中でも注目の品評会で金賞に輝いた、スペシャルなオリーブオイルやビール、ワインを紹介しています。>>美食大国フランスのいま。パリ国際農業見本市で出会った注目グルメ

05.知る人ぞ知る、南インドの絶品主食レシピ

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インドにはナン以外にも、おいしい主食がたくさん。中でも南インドのリゾート地、ケララ州やスリランカで食べられているポロッタが絶品です。うずまき状に薄い層が重なった平焼きパンは、サクッとしたパイのような食感。ココナッツミルクベースのカレーや欧風シチューにマッチします。>>サクっとまるでパイのような南インドの絶品主食パン「ポロッタ」の作り方

世界には、まだまだ知られていない料理がたくさん。食文化の理解を深めれば、食習慣の幅もよりいっそう広がりそうですね。

bread-image via Shutterstock

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