管理栄養士からのワンポイントアドバイス
朝食にぴったりのカップスープ。ひと皿で、野菜とツナ缶のタンパク質が摂れる料理です。
朝食を食べることで、体内時計がオンになり、一日の代謝がスムーズにスタートします。特に魚に含まれる脂は、より体内時計をリセットしやすく、脂質などの代謝もアップさせるとの研究結果があり、朝食に取り入れるのがおすすめです。
塩レモンの簡単カップスープ
<材料1人分>
- ツナ缶(油漬) 1/4缶
- 水菜 1/4株
- にんじん 少々
- お湯 3/4カップ
- 黒こしょう 少々
- 万能、塩レモン 小さじ1/2と皮少々(レシピは後述)
<作り方>
- 水菜は食べやすい大きさに切り、にんじんは千切りにしておく。
- カップに1、ツナ、黒こしょうとレモン塩を入れ、お湯をそそぎ、ひと混ぜする。
※万能、塩レモンは小さじ1で1.2gの食塩量に相当します。ツナ缶にも塩分があるので、お湯150mlであれば小さじ半量で十分です。便利ですが入れすぎに注意。
万能、塩レモン
塩レモンは、油を加えるだけでドレッシングになり、肉や魚の下味にも使えるまさに万能調味料! 白い部分は入れないので苦みもなく使いやすく仕上がっています。
<材料21人分 できあがり分量は約1瓶分>
- 国産レモン 3個分
- 塩 レモン重量の30%
<作り方>
- レモンは皮を流水で洗い、ペーパーでしっかり水気をふき取る。
- レモンの黄色い皮をピーラーで薄くむく(白い部分がたくさんついてしまった場合は包丁で切り取り、なるべく黄色い皮だけにする)。残りの果肉は白い部分を切り落とし、輪切りにして種を取り除く。
- 保存用の瓶は熱湯消毒しておく。(鍋に瓶と、瓶がすべてかぶるくらいの水を入れて火にかけ、沸騰したら5分ほど煮て煮沸殺菌する。トングなどを使い、きれいな布巾の上に取り出し、冷ましながら水気をきる。)
- 瓶に2の皮と果肉、塩を交互に入れる。蓋をして常温で途中瓶をゆすりながら3~4日置き、水気があがってきたら冷蔵庫で保存する。3か月ほどで食べきる。
※失敗しないコツは漬け込む際にレモン果汁がひたひたすること。3~4日置くと水気が上がってきますが、足りなければ果汁を追加してください。国産レモンは果汁が少ない場合があるので果汁のみなら輸入ものでもOK。