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腸の名ドクターが考えた「長生きみそ汁」で、自律神経の働きをサポート

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順天堂大学の小林弘幸教授といえば、初診が数年待ちという日本初の「便秘外来」を率いる名ドクター。“腸のスペシャリスト”として知られる先生が、「自律神経と腸を整える」と太鼓判を押す料理があります。日本人のソウルフード「みそ汁」です。

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医者殺し? 日本が誇るスーパーフード「みそ」

これまで音楽療法やストレッチなど、自律神経を整えるさまざまなアプローチを提案されてきた小林先生。最新作『医者が考案した「長生きみそ汁」』では、自律神経のバランス向上や疲労回復、エイジングケアにも役立つ“最強の料理”として、いつものみそ汁をバージョンアップするアイデアを紹介しています。

小林先生いわく、みそは「みその医者殺し」といわれるほど栄養価が高く、バランスにも優れたすばらしいスーパーフードだそう。

もともとたんぱく質やビタミン、食物繊維など、豊富な栄養を備えている大豆は、発酵することでアミノ酸を作り出し、さらに栄養価の高い食材に生まれ変わります。

ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、葉酸、パントテン酸、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、食物繊維

結果的にみそには、代表的なものだけでも、これだけたくさんの栄養素が含まれているのです。

(『医者が考案した「長生きみそ汁」』p28~29より引用)

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いつもの食生活ではなかなか足りず、サプリメントなどで補充したくなる栄養素が、みそにはたっぷり含まれていることがよくわかります。その健康効果は、下記のように科学的にも実証されてきているとのこと。

・発酵によって老化制御機能が生まれる(東京農業大学・小泉武夫名誉教授)

・血圧上昇を抑制し脳卒中を予防する効果がある(広島大学研究グループ)

・みそは胃ガンを抑制する効果がある(広島大学・渡邊敦光名誉教授)

(『医者が考案した「長生きみそ汁」』p3より引用)

老化制御機能や、血圧上昇を抑制する効果もあるとは驚き。日本人の長寿の秘密の一端を担うのが「みそ汁」というのも納得の研究結果です。

なぜ「みそ汁」で自律神経が整うの?

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小林先生が「みそ」の研究をはじめたのは、長年にわたり自律神経の治療に携わるなかで、「病気や不調は、生活習慣によるところがかなり大きい(『医者が考案した「長生きみそ汁」』p2より)」と実感したことがきっかけだといいます。

自律神経とは、腸などの臓器をコントロールする神経のこと。交感神経と副交感神経のふたつにわかれており、このバランスが乱れることで、免疫力の低下が起こります。

自律神経のバランスが崩れると、慢性的な便秘や、高血圧や心筋梗塞などの病気にかかりやすくなり、がんのリスクも高まると小林先生。腸内環境を整えるためには、「食」を改善することが近道です。

そこで白羽の矢を立てたのが、日本人には身近な「みそ汁」。元来みそには、腸内環境をよくする善玉菌の代表格である乳酸菌がたっぷり含まれています。ただみそ汁をすすめるだけではなく、料理の基本となる素材から見直してパワーアップさせれば、あらゆる病気を遠ざけ、不調を改善することができるかもしれない……。そんな発想から生まれたのが「長生きみそ汁」。1日1杯飲むだけでよく、一度つくれば保存がきくところも魅力的です。

4つの素材に秘められた力

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「長生きみそ汁」は、赤みそ、白みそ、玉ねぎのすりおろし、りんご酢を混ぜてペースト状にし、製氷器にいれて冷凍庫で凍らせ、「みそ玉」にしたものです。お湯に溶かしてそのまま飲んでもいいですし、好みの具材を加えるとより一層おいしくいただけます。何より「長生きみそ汁」が最強だという理由は、この4つの素材の組み合わせに秘密があります。

白みそには、ストレスを軽減してくれるGABAがたっぷり。

赤みそは、メラノイジンという抗酸化作用のある成分が豊富。

玉ねぎは、解毒効果たっぷりのケルセチンという抗酸化作用のある成分が豊富。

そしてりんご酢は、余分な塩分を排出するカリウムが豊富。

(『医者が考案した「長生きみそ汁」』p29より引用)

4つの素材を組み合わせることで、自律神経を整える多彩な相乗効果が生まれるのが「長生きみそ汁」のメリット。

「長生きみそ汁」のもとになるみそ玉は、合わせる具材の取り合わせでさらに栄養効果がアップします。本書にはみそ汁の豊富なレシピはもちろん、食べ応えのあるおかずの調味料として活用したレシピもたくさん紹介されており、料理本としても実用的。ぜひ参考にしてみてください。

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医者が考案した「長生きみそ汁」

image via shutterstock

田邉愛理

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