こんにちは、Vegan cafe「Alaska zwei(アラスカ ツヴァイ)」の店主でフードプランナーの大皿彩子です。東京・中目黒で”100年先もずっとたのしいVeganごはん”をコツコツと作っております。

今回は、先日のTOKYO VEGAN PARTYで提供したメニューのうち簡単でおいしく華やかにできる2品をピックアップ。「マッシュルームとニューサマーオレンジの豆乳リゾット」と「クミンとメープルシロップの大学芋」のレシピをご紹介します。

20170626_tv_1.jpg

マッシュルームとニューサマーオレンジの豆乳リゾット

20170626_tv_3.jpg炊いたごはんで作るリゾット。きのこの旨味と白味噌のコクでまるでチーズが入っているような味わいに。胃にもたれないからいくらでも食べられちゃうかも!?

<材料>(2人分)

玄米ごはん(または白ごはん) 200g
にんにく(みじん切り) 小さじ1/3
オリーブオイル 大さじ2
マッシュルーム 6〜7個
エリンギ 1本
豆乳 200ml
昆布だし汁 100ml
(なければ豆乳を+100mlでもOK)
白味噌 大さじ1
塩 小さじ 1/2
くるみ 適量
黒こしょう 適量
ニューサマーオレンジ(薄切り) 3〜4枚

<作り方>

(1)マッシュルームを1/2に切り、エリンギは縦半分に割り、2~3cmに切る。素揚げしておくと一層美味しい。
(2)深めのフライパンまたは鍋に、にんにく(みじん切り)とオリーブオイルを入れ弱火で軽く炒めたら(1)のきのこと玄米ご飯を加え、全体に油をなじませたら豆乳とだし汁を加える。
(3)一煮立ちしてとろみがついたら弱火にして白味噌と塩で味を整える。
(4)器に盛り、くるみ、黒こしょうを散らし、薄切りにしたニューサマーオレンジを添える。

クミンとメープルシロップの大学芋

20170626_tv_2.jpg甘じょっぱさがクセになる、さつまいものスティック大学芋。クミンとメープルの香りは、きりっと冷えた泡のお酒にも合いますよ。

<材料>(3〜4人分)

さつまいも 2本 400g
なたね油(揚げ油) 小さじ1/3
メープルシロップ 100ml
塩 小さじ1/4
クミンシード 大さじ1〜1.5

<作り方>

(1)さつまいもを皮付きのまま幅1〜2cm、長さ5〜6cmの細切りにする。(太さはなるべく揃える)
(2)深めのフライパンまたは鍋に揚げ油を入れ約160℃に熱し、(1)のさつまいもをじっくりと揚げる。3〜4分程度で中まで火が通ったら一度取り出し、油の温度を約180℃に上げ、さつまいもを戻し入れて2度揚げする。
(3)ボウルでメープルシロップ、塩、クミンシードをよく混ぜ、(2)を熱いうちによくからめて器に盛る。

あれ? 簡単すぎる! と思われたら、ぜひ作ってみてくださいね。

がんばらず、手軽で気軽でおいしい、ちょうどいいVegan = “TOKYO VEGAN” が少しずつ広がって……。おうちでもVegan料理を作ってみたい! という方が増え、日々のごはんの選択肢のひとつにVeganが入る日を夢見ています。

Vegan(ヴィーガン)とは、完全菜食。
動物性ものを一切使わないライフスタイルや、そのような食事のことをさす言葉。

本連載『TOKYO VEGAN』では、おうちでつくれるVeganレシピのほか大切にしていているおいしい野菜や調味料、世界のVegan事情についてなどをゆるゆると綴っていきます。

次回は、Alaska zweiで使っているこだわり野菜のことをお話しします。

撮影・柳詰有香 Yuka Yanazume

Profile:大皿彩子 Saiko Ohsara

20170613_tv_pro.jpgAlaska zwei 店主 / 株式会社さいころ食堂 代表
“おいしい企画”専門のフードプランナー。VeganカフェAlaska zweiの運営のほか、食に関わるブランドプロデュース、レシピ開発、空間コーディネート、イベントのトータルコーディネート等を行う。saikolo.jp

Ranking

RELATED ARTICLES