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葉野菜「マンカイ」(ウォルフィア)という食材を知っていますか? マンカイは野菜でありながら、鶏卵の約3.3倍(100g中)もタンパク質を含むというスーパー食材だそうです。

菜食主義のタンパク源として、また、現代人のタンパク質不足を救う食材として、さらに環境不可が少ない栄養源として、熱視線が注がれているマンカイ。一体、どんな食材なのでしょうか。

記事後半では、こちらを使用した、YouTuberリュウジさんのサグカレーも紹介します。

マンカイのパワーに驚愕!? 新世代のスーパーフード

マンカイ(ウォルフィア)はウキクサの一種。タイ、ベトナム、ラオスでは動物肉が貴重だった数百年前からたんぱく源として食べられてきたそうです。そこで、日本では馴染みがない、この葉野菜に秘められた力を紹介します。

その1:たんぱく質やビタミンなど60種類の栄養素を凝縮

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マンカイの栄養価値 出典:Eurofins Nutrition Analysis Center 2 – Sample code D20190114, Mankai, certificate of analysis AR-19-QD-023771-01

マンカイの栄養構成をみると、現代人に不足しがちな栄養素・たんぱく質(アミノ酸)が45%を占めています。ほか、ビタミン、ミネラル、食物繊維、ポリフェノールほか60種類の栄養素で構成され、マンカイのみでこれらが一気に摂取できます。他の葉野菜とたんぱく質量を比較すると、ケールが100gあたり13.8g、対して、マンカイは40.7gと圧倒的です。

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出典:葉野菜マンカイ(ウォルフィア)はEurofins Nutrition Analysis Center 2 – Sample code D20190114, Mankai, certificate of analysis AR-19-QD-023771-01 他の食材「日本食品標準成分表」(八訂)

また、アミノ酸バランスは“ 完全栄養食”と呼ばれる卵に類似しています。マンカイはアレルギーフリーなので、卵アレルギーの人のタンパク源としてもぴったりです。

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出典:葉野菜マンカイ(ウォルフィア)はEurofins Nutrition Analysis Center 2 – Sample code D20190114, Mankai, certificate of analysis AR-19-QD-023771-01 他の食材「日本食品標準成分表」(八訂)

その2:栽培開始3日後に収穫が可能

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マンカイはクセがなく、まろやかな味わい。その栄養価は国際的な学術機関からも高く評価されている。

イスラエルのバイオベンチャー企業Hinoman(ヒノマン)社が、マンカイの水耕栽培システムを独自に開発。葉の直径が約0.5mmという世界最小(※1)のマンカイは、約72時間後には2倍に増え収穫が可能に。省エネルギーで量産できるのもマンカイの大きな特徴です。

※1 出典:Skillicorn et al.,1993、筑波実験植物園HP 植物図鑑

その3:環境負荷が少ないサスティナブルな栽培システム

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水資源が乏しいイスラエルで考え抜かれた栽培システムに必要なのは、ごくわずかな水と太陽光だけ。環境負荷が少ないサスティナブルなこのシステムは、今後危惧される食糧難や資源の枯渇を解決する糸口としても期待が寄せられています。

マンカイが主成分のグリーンプロテイン「Mankai®[マンカイ]」

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「Mankai®[マンカイ]」はベジタブルプロテインと呼ばれるほど、良質なタンパク質が補える。

現代人特有の栄養不足を救うマンカイを主成分にしたグリーンプロテインが、7月末に日本に上陸。その名も「Mankai®[マンカイ]」(30本入り/4,500円 税込)です。

豊富なタンパク質はもちろん「Mankai®[マンカイ]」スティック1本で、1日あたりの野菜目標摂取量350gの1/3(※2)も同時にチャージできます。味は飲みやすい抹茶風味で、水や牛乳と混ぜて飲むのがおすすめ。

ちなみに350gの野菜の目安は、生野菜なら両手で3杯分、茹でた野菜なら片手で3杯分だそう。この量を毎日コンスタントに食べるのは大変ですよね。

※2 スティック1本当たり、厚生労働省「健康21」の1/3に当る約117g分の葉野菜マンカイ(ウォルフィア)を乾燥させた原料を使用

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「Mankai®[マンカイ]」シェイク

クセがない味だから料理にも応用しやすい

「Mankai®[マンカイ]」はドリンクとしてだけでなく、料理へも応用できます。人気YouTuberのリュウジさんは「Mankai®[マンカイ]サグカレー」を考案

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「Mankai®[マンカイ]サグカレー」のレシピ
<材料>
・Mankai ®[マンカイ]…2袋・鶏もも肉…300g・トマト缶…1/2缶・玉ねぎ…1/2個 ・カレー粉…大さじ2 ・バター…25g・にんにく…3片・しょうが…15g ・塩…小さじ2/3・水…150cc・黒こしょう…少々
<作り方>
1、にんにく3片としょうが15gを油大さじ1で炒め、鶏もも肉300g、玉ねぎ1/2個(150g)も炒める。
2、トマト缶1/2缶、塩小さじ2/3を入れ炒めながら煮込み、Mankai® [マンカイ] 2袋を入れ炒める。
3、水150cc、カレー粉大さじ2、バター 25g、黒こしょうを入れ少し煮込み完成。味をみて、足りなければ塩で味をととのえる。

「『Mankai®[マンカイ]』をグリーンペーストの代わりにすると、サグカレーが時短で作れます。クセがない味で、形が残らず料理に溶け込むのも利点。ビビッドな緑の色が生かせるので活用しがいのある食材だと思います」とリュウジさん。

「Mankai®[マンカイ]」で、ヘルスケアの選択肢が増えた

驚異的な栄養バランスを持ち、サスティナブルな栽培が可能な「Mankai®[マンカイ]」。Mankai®はヘブライ語で「神からの恵み」という意味を持つそうです。

飽食である一方、栄養が偏っている現代人の食生活。私たちの健康の一助になりそうなこのグリーンプロテインに期待が高まります。

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