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旬の野菜を、おしゃれに、おいしく。シンプルなステップで作れるレシピを料理家・松本日奈さんに教わる連載「野菜をひと皿」。

今回はホクホクの新じゃがをおいしくいただくレシピを2つご紹介。まずは、トリュフのリッチな香りとアンチョビの塩味が効いた、箸が止まらなくなるひと皿です。

春のアンチョビトリュフじゃが

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<材料(つくりやすい分量)>
じゃがいも…お好みの個数
アンチョビ オイル漬け…適量(じゃがいも1個に対して2切れが目安)
白トリュフ EX.V.オリーブオイル…適量

<作り方>
(1)皮がついたままのじゃがいもをたわしなどでこすって洗い、竹串が通るまで20~30分ゆでる(もしくは蒸す)。
(2)熱いうちに皮をむき、4つほどのに大きさに割ってボウルに入れる。
(3)適当な大きさにカットしたアンチョビと、漬けてあったオリーブオイルを入れ、全体を混ぜる。
(4)トリュフオリーブオイルを回しかける。

最後に回しかけるのは、ふつうのEX.V.オリーブオイルでも構いませんが、トリュフ風味のオリーブオイルは、シンプルなパスタやリゾット、グリルした魚&肉料理、チーズや玉子料理の仕上げにサッとかけるだけで本格的な味わいになるので、1本あると重宝します。

フレーバーオイルでは、レモン風味のオリーブオイルもおすすめ。もうひとつ、新じゃがをさわやかに楽しむレシピがこちら。

タコとじゃがいものレモンマリネード

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<材料(4人分)>
タコ(刺身用)…1本
じゃがいも… 6~7個
☆フレッシュレモンEX.V.オリーブオイル …大さじ2
☆白バルサミコ …大さじ1
☆塩…小さじ1
☆こしょう…適量
イタリアンパセリ…適量

<作り方>
(1)じゃがいもは皮ごとゆで、熱いうちに皮をむいてヘラなどで半分に割る。
(2)タコはさっと湯通し、ひと口大に切って、☆の材料を合わせたソースに和えておく。
(3)じゃがいもとタコを軽く和え、さらにソースを加えて混ぜ合わせる。
(4)器に盛りつけ、刻んだイタリアンパセリを散らしてできあがり。

☆をつけた材料で作るソースは、いろいろな料理においしさを添えてくれます。ぜひお試しください。

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松本日奈
料理家。オリーブオイルをはじめとした南仏の調味料ブランド「ラ プティット エピスリー 」目黒本店の料理教室などでシンプルで飽きの来ない料理を教えている。インスタグラム
<お知らせ>松本日奈さんによる5月のお料理教室が4/19より受付開始。詳しくはこちらをご覧ください。

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