【1月9日】

朝ごはん：CHAY、ヨーグルト、東海林Bread（レーズン、くるみ入り）、クリームチーズ。

私の快復度は98％かな？ 今度はTORU君が「風邪っぽい」と言っている。老人の体調なんてこんなものか。あ、そういえば『調子悪くて当たり前』という近田春夫の自伝が1月28日にリトルモア社から発売されます。似顔絵を描かせてもらったので、発売前に読んだのだけど、面白い、面白い。

昼ごはん：恩田さんからの贈り物「ムッシュ・ヨースケ」のカレー（締めカレー＆海カレー）をいただく。久しぶりのヨースケカレー、おいしいオイシイ。キャベツのせん切りと新玉ねぎの蒸し煮と半熟玉子。デザートにTORU君作の焼きリンゴ。

夜ごはん：いかの刺身、いかの昆布巻き、アボカド、お煮しめ。

だんだん冷蔵庫内に隙間ができて、気分がいい。がしかし、なんでこんなにねぎを買ってしまったのか……わからんが、長ねぎの在庫がいっぱい。「食彩の王国」で江戸料理「ねぎま鍋」をやっていて、これはネギをたくさん消費できる、と思いやってみることに。

しかし、まぐろを買いに行くことができない（微妙に頭がくるくるするので、車の運転は危ない。我が家からスーパーまで、徒歩ではとても遠い）。冷凍庫にある「さわら」と「甘口塩鮭」（塩出しする）をまぐろの代用にして作ってみた（他に具材は焼き長ねぎ、せり、わかめ、しめじ）。

たっぷりの日本酒を熱してアルコールを飛ばしてから、鰹節を加えて酒だしをとる。この酒だしは江戸前の重要な調味料だったという。で、このだしに醤油とみりんで味をつけて、煮て食べたのだが、やっぱりまぐろじゃないとダメなのかなあ。感動する味にならなかった。

がしかし最後に、ごはんを入れた鍋に、メレンゲにした卵を流し込み、蓋をして蒸した「卵ふわふわ」というのを作ったら、おいしい！ 鍋のおいしさは、やっぱり最後の雑炊なのかも。

嘉山農園のいちごを食べて1日を終える。