1. Home
  2. MIND
  3. いじめや不登校の意外な過去も。スタイリスト大草直子さんが語る「居場所の見つけ方」

いじめや不登校の意外な過去も。スタイリスト大草直子さんが語る「居場所の見つけ方」

1,735

田邉愛理

20201215_1

飽きることも、変わることも、自分を愛することも、全部わがままじゃない──。

そう語るのは、商品開発やイベント出演のオファーが絶えないスタイリングディレクターの大草直子さん

『飽きる勇気 好きな2割にフォーカスする生き方』(講談社)は、そんな大草さんの人生哲学が詰まった一冊。激動の時代だからこそ知りたい、軽やかな生き方のコツをご紹介します。

「逃げたっていい」と教えてくれた不登校の経験

20201215_3

フリーランスのスタイリスト、エディターとして活動を始めてから、今年で20年を迎えたという大草さん。意外なことに子供のころは引っ込み思案で自信がなく、小学4年生のときにはいじめが原因で不登校を経験したといいます。

しかし、ご両親から「学校に行きなさい」と言われたことは一度もなく、それが「とてつもなく安心だった」のだそう。半年間ひたすら読書していた大草さんは、あるとき母親に「イヤなら学校を辞めてもいい。だけど、それなら先生には、自分で言いに行きなさい」と言われ、一緒に学校に行くことになったのです。

自分で決めたのなら、自分で先生に言いなさい。

──母のこの言葉には、子供ながらに「そうか。自分が決めたことなら、自分で言わなくちゃ」と、妙に納得したのを覚えています。

この経験はいまでもことあるごとに思い出されることですが、

いま、いるところだけが全てじゃない。逃げたっていい

自分で決めたことは、自分で責任を持つ

私が、子育てや生きていくうえで大切にしていることに、少なからず通じているような気がしています。

(『飽きる勇気 好きな2割にフォーカスする生き方』19ページより引用)

不登校の経験が「逃げてもいい」と教えてくれた。そう大草さんは振り返ります。

「潮目を使う」ことで自分を変える

20201215_4

高校2年生のときにアメリカに留学したのも、小学校からエスカレーター式という「同じ環境にいるのがイヤで逃げ出した」のだと大草さん。

中学生から「雑誌の編集者になりたい」という夢を描いていたものの、取り柄のない自分がイヤで、自分を信じることができず、毎日がつまらない……。きっと環境を変えればモヤモヤした気持ちも晴れてくるはずと、日本人がひとりもいない片田舎の学校へ飛び込んだのでした。

アメリカで出会ったクラスメイトは、みんな大人びていておしゃれ。自分のちっぽけさに衝撃を受けるとともに、自分らしさを演じる必要もなくなり、「このままの自分でいい」と思えたのだそう。

時に、人生のなかでは、直感的に居場所を変えてみたり、知らない環境に飛び込むことって大切だな、と思います。

それってつまりは、「潮目を使う」ということ。

そして、潮目を使うことは、自分を変えるチャンスになります。私の場合は、高校生でのアメリカ留学でしたが、タイミングは人それぞれ。海外に移住したり、会社を辞めたりというドラスティックな変化はもちろんですが、いま住んでいる部屋を引っ越すのだって同じこと。見る景色や感じる匂い、触れる風を意識的に変えていくことが大切だと思うのです。

(『飽きる勇気 好きな2割にフォーカスする生き方』24~25ページより引用)

大草さんいわく「変えたい」「変わりたい」という感覚は、人生における「潮目」が近づいているサイン。言われてみると私自身も、そうと気づいていたのに居場所を変えるのが怖くて、どうしようもなくなるまで動けなかった……という経験が多々ありました。

「潮目」に気づいたらタイミングを逃さずに、自分の環境を変えてみること。そんな柔軟性を持てたなら、大草さんのような軽やかな生き方に、少しずつ近づいていけるのかもしれません。

「好きな2割」に集中すると力を発揮できる

20201215_2

この20年間、最初は無意識に、今は意識的に「面白いこと、ワクワクすること、好きなこと」を選択しているという大草さん。すべてを自分でしようとせず、任せられることは任せて「好きな2割」に集中したほうがいい、という確信があると話します。

集中する、力を発揮する、成果が出る。すると、またその2割にフォーカスできる。飽きる、狎(な)れる、流すことを正しく怖がり、そうなる前に、いる場所を移す、やり方を変える、飽きる勇気を持つことが必要です。もしかしたら仕事だけではなく、広義での「生きること」においても。

(『飽きる勇気 好きな2割にフォーカスする生き方』5ページより引用)

勇気を持って「飽きる」、恐れずに「変わる」──本書にはそのための考え方、具体的な方法が惜しみなく公開されています。世界中が大きな転換期を迎えていると感じさせる今、これからの新しい生き方への示唆を与えてくれる一冊です。

なりたい自分になるヒント

運に頼るよりもはるかに効果的! 「理想の自分」に近づく3つの習慣

「自分はできる」と信じる。ポジティブに考え、習慣を身に着けることで人生を理想に近づける具体的な実践方法とは?

https://www.mylohas.net/2020/05/212778book_ideal.html

1か月後には違う自分になろう。「自分を変えてくれる」4冊

しばらく人に会わない間が続くなら、時間を有効活用して、自分自身を変えてみませんか?そんな人のためにおすすめの本4選!

https://www.mylohas.net/2020/05/211452book_mental.html

飽きる勇気 好きな2割にフォーカスする生き方

image via Shutterstock

    specialbanner

    Ranking

    1. トーストに合う、おいしい目玉焼きの作り方。あの調味料をたっぷり入れてみて!

    2. 美容と健康の強い味方。今がおいしい「れんこん」の豆知識

    3. キツイ! けど、ギリギリできる。脂肪燃焼効果が続くジャンプしないHIIT

    4. デート中にも潜むデリケートゾーン問題。私がもじもじしていた本当のワケ

    5. 【クイズ】足がしびれた! 早く治すにはどうするのが正解?

    6. 2021年は長所を伸ばす年にしよう。心理テストでわかる、あなたのいいところ

    7. もうしばらく「ウチのごはん」を公開します/イラストレーター こぐれひでこさん[Hello 2021, Thanks 2020]

    8. マスクの下を今すぐチェック。いつのまにか口角が下がってる?

    9. チアシード入り、赤米、黒米も。グルテンフリーが体も喜ぶ「ライスパスタ」

    10. 肩こり、腰痛、全身ケアに。フォームローラーを使った筋膜リリース3選

    1. キツイ! けど、ギリギリできる。脂肪燃焼効果が続くジャンプしないHIIT

    2. なぜ物を捨てるのはこれほど難しいのか。片づかない3つの理由

    3. 週に2日控えめにするだけ。イギリスBBCも注目する「5:2ダイエット」

    4. 「ただ休む」ことにも練習が必要。休息のヨガでストレスを解き放つ

    5. デート中にも潜むデリケートゾーン問題。私がもじもじしていた本当のワケ

    6. トーストに合う、おいしい目玉焼きの作り方。あの調味料をたっぷり入れてみて!

    7. 美容と健康の強い味方。今がおいしい「れんこん」の豆知識

    8. 【クイズ】足がしびれた! 早く治すにはどうするのが正解?

    9. 2021年は長所を伸ばす年にしよう。心理テストでわかる、あなたのいいところ

    10. 2021年1月11日〜今週の運勢 【LUAの12星座占い】

    1. 2021年は長所を伸ばす年にしよう。心理テストでわかる、あなたのいいところ

    2. 丑年に贈る心理テスト。あなたの「牛度」は何%?

    3. 【心理テスト】2021年、あなたが大切にしたいヘルシーな「モットー」は?

    4. 週に2日控えめにするだけ。イギリスBBCも注目する「5:2ダイエット」

    5. キツイ! けど、ギリギリできる。脂肪燃焼効果が続くジャンプしないHIIT

    6. 【クイズ】足がしびれた! 早く治すにはどうするのが正解?

    7. 股関節が痛む人も安心。脚を組まずにおしりとハムストリングを伸ばす

    8. 健康は日々の小さな積み重ねがつくる。常食したい食べ物と知っておきたい基礎知識4選

    9. チアシード入り、赤米、黒米も。グルテンフリーが体も喜ぶ「ライスパスタ」

    10. なぜ物を捨てるのはこれほど難しいのか。片づかない3つの理由

    Horoscope

    LUAの12星座占い

    毎週月曜日更新中!

    プレゼント応募やおすすめ情報をGET!メルマガ会員登録はこちら