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ボーンブロスって? 免疫専門医が毎日飲んでいる「腸を強くするスープ」

食べて健康に。食事バランスのキホン

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田邉愛理

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体の芯からあたたまる、野菜たっぷりのスープがおいしい季節になりました。

せっかくなら健康に良いレシピで作りたいと、手にとったのが『免疫専門医が毎日飲んでいる長寿スープ』(ダイヤモンド社)。81歳にして現役の免疫専門医である藤田紘一郎氏(東京医科歯科大学名誉教授)が、自らの体調改善に役立ったという「腸を強くするスープ」を紹介した一冊です。

誰でもいつか、体質や代謝の仕方が変わる

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50代の半ばまでは食べたいものを食べ、不摂生ばかりしていたという藤田教授。痛風糖尿病の症状に悩まされるようになり、「だれでも50歳を超えたら、体質や代謝の仕方が大きく変わる」ことを学んだといいます。

若い頃の食習慣を続けていると、持続力を生むエンジンの働きをじゃまして活性酸素を生み出したり、糖質が過剰になり、肥満や糖尿病を招いたりします。

(『免疫専門医が毎日飲んでいる長寿スープ』4ページより引用)

「瞬発力を出すエンジン」から「持続力を生み出すエンジン」に切り替えるためには、糖質を控えた食事や、体をあたためたり、腸を整えたりする食事が大切だと著者。そこで役立つのが、栄養が体にしみこむように行きわたり、飲むだけで腸内環境を整えてくれる「長寿スープ」です。

30分でできる「究極の長寿スープ」

本書で紹介されるのは、野菜発酵食品肉・魚の骨だしの3つを基本食材とした73種類のスープ。ベースとなっているのは、藤田教授が飲み続けているという「究極の長寿スープ」です。

「究極の長寿スープ」といわれると、高麗人参のような珍しい食材を使った薬膳スープを思い浮かべますが、こちらは食材も作り方もごくシンプル。煮込む時間も少なく、30分ほどで完成します

材料は鶏手羽先、キャベツ、にんじん、しいたけ、ミニトマト。鍋に手羽先とカットした野菜を入れ、ひたひたの水を注いで20分ほどコトコトと煮込みます。

野菜が柔らかくなったら、塩・こしょうで調味し、酢をひと回しするのがポイント。仕上げに酢を加えるとさっぱりするだけでなく、水溶性食物繊維とあわさって、効率的に腸を健康にしてくれるといいます。

アスリートや女優も注目する「ボーンブロス」のメリット

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本書には鶏スペアリブ、手羽先、手羽元、豚スペアリブ、魚のあらなど、骨つき肉を野菜と一緒に煮込むレシピがたくさん登場します。骨つき肉を煮込んだスープは「ボーンブロス」と呼ばれ、アメリカではスポーツ選手や女優が健康維持や美容のために取り入れているそう。手軽にテイクアウトできるボーンブロスの専門店もあるほどです。

ボーンブロスには骨や野菜に含まれる栄養成分がたっぷりつまっています。ふだんの食事で不足しがちなカリウム、リン、カルシウム、マグネシウムなどを摂れるだけでなく、骨から抽出されるゼラチンの役割も重要です。

そして骨から溶け出るゼラチンには、腸の粘膜を整える働きがあります。ゼラチンに含まれるコラーゲンは、骨や腱を強化し、皮膚や髪を若々しく保ちます。しわやたるみも改善、まさに長寿のための料理です。

(『免疫専門医が毎日飲んでいる長寿スープ』34ページより引用)

長寿の人が多い香港でも、中医学で滋養食とされる鶏を煮込んだスープがよく飲まれているそう。カロリーをとりすぎることなく健康維持に必要な栄養がとれるので、糖質制限をしたい人や、ダイエットしたい人にもぴったりです。

身近な野菜が「未病」にも役立つ

さらに「究極の長寿スープ」は、野菜の組み合わせも秀逸。キャベツ、にんじん、トマトの3つは、アメリカ国立がん研究所が発表した「がん予防の可能性が期待できる食品・成分(デザイナーフーズ・ピラミッド)」にも選ばれています。

健康に良いという話は聞くけれど、調理が面倒で敬遠していた骨つき肉。本書のレシピならスープ1品で野菜もタンパク質もしっかり摂れるため、忙しいときの時短レシピとしても活躍しそうですね。

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免疫専門医が毎日飲んでいる長寿スープ

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