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ポッコリ感が目立つおなかに、くびれがなだらかになってしまったウエストライン。トレーニングしてもなかなか引き締まらないときは、「骨盤の歪み」が関係しているかもしれません。骨盤まわりを心地よくほぐして全身を引き締める方法をご紹介します。

女性が骨盤をほぐすべき理由

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上半身と下半身の境目にある骨盤は、全身の要といわれる大切な部分です。女性の場合、妊娠中に赤ちゃんを育てられるように動きやすくなっているため、男性よりも歪みやすいといわれているのだそう。長時間のデスクワークや、足を組む生活習慣も、骨盤の歪みにつながります

そこで必要となるのが、骨盤まわりをほぐすストレッチ。骨盤が正しい位置に戻ると姿勢がよくなり、押しつぶされて下がってきていた腹部の内臓が正しい位置に戻ります。じつはここに「スタイルアップ」の秘訣があるのです。

かっこいいスタイルの基本のくびれは、肋骨と骨盤の間に隙間がないとつくることができません。

内臓が下がっている状態でくびれをつくる横腹トレーニングなどをしても、なかなかくびれはつくれません。内臓を元の位置に戻してここの隙間が緩んで伸びることで、初めてくびれがつくりやすい状態になるのです。

(「Diet Plus」より引用)

骨盤をほぐせばポッコリおなかだけでなく、ウエストラインも引き締まりやすくなる……とはうれしいニュース。おなかまわりを効率よくシェイプしたいときは、「骨盤ストレッチ」をプラスするのがコツといえそうです。

2ステップで「骨盤ストレッチ」

ステップ1

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「Diet Plus」より引用)

仰向けになり、右ひざを立ててから外側に倒す。そして足首を下から両手で持ちます。

伸ばしているほうの足はしっかりと床につけ、ひざが立たないように注意します。曲げている足のひざはしっかりと外側を向け、「骨盤」を意識してみましょう。

ステップ2

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「Diet Plus」より引用

右足を上半身に近づけて、頭は持ち上げてキープ。

足と上半身を近づけるときは、ゆっくりと息を吐きましょう。そして頭を持ち上げてキープしている間は、息を止めないようにします。背中側にも息を送る気持ちで、ゆっくりと呼吸しましょう。

これを1セットとし、逆側も同様におこないます。右側2セット、左側2セットを目安にやってみましょう。

無理なくストレッチするポイントは?

上手にストレッチするポイントは、急がずにゆっくり動くこと。1セットに10秒ぐらいかけるようにすると、筋肉を痛めずにストレッチができるそう。

また、ストレッチ中は骨盤を意識することが大事。意識することでだんだんと骨盤を感じることができるようになり、ストレッチがぐっと効果的にできるようになるといいます。ぜひ試してみてください。

女性の悩みを解決

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原美香(はら・みか)さ
管理栄養士。食べることが大好きで大学で栄養学を学ぶ。卒業後は食品会社を経て、管理栄養士の会社で特定保健指導、スーパーや惣菜店のメニュー開発などに携わる。一男一女の母としても奮闘中。

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