1. Home
  2. BODY
  3. 腸内環境のバランスが悪いとどうなる? 腸内細菌の役割とは

腸内環境のバランスが悪いとどうなる? 腸内細菌の役割とは

腸内環境を整える

1,902

MYLOHAS編集部

「腸活」「腸内環境をととのえて健康に」など、私たちの美容と健康には、腸を元気にすることが欠かせません。ですが、便秘や下痢など腸のトラブルはだれしも経験したことがあるのではないでしょうか。

腸を元気にするためにとても重要なのが「腸内フローラ」です。腸内フローラとはどんな役割をしているのか、基礎を学んでいきましょう。

1. そもそも腸内フローラとは?

腸内フローラ

私たちの腸の中には、約1000種類、100兆個もの細菌が生息しています。これらを腸内細菌といい、その重さは1.5〜2キロほどもあるといわれています。「細菌」と聞くと身体に悪いイメージがありますが、これらの細菌は私たちの健康になくてはならないものが多くあります。

腸内細菌は、種類ごとにグループを形成してまとまり、腸の壁面に棲んでいます。これらを顕微鏡でのぞくと、お花畑(flora)のように見えることから、腸内フローラと呼ばれています。

腸内フローラの様子は、人それぞれで違います。人種や年齢でも違いますし、普段の食事や生活習慣によっても変わってきます

2. 腸内細菌って? それぞれの役割は?

腸内フローラ

腸内細菌は、善玉菌、悪玉菌、日和見菌と、大きくわけて3つに分類されます。

善玉菌

私たちのカラダにいいはたらきをしてくれるもので、乳酸菌やビフィズス菌などの種類があります。免疫力を高めて感染症にかからないようにしたり、食べたものの消化吸収を助ける、ビタミンを合成する、腸管運動を促進するなどの作用があります。

善玉菌のなかでも、その数がもっとも多いのがビフィズス菌です。その数は、うんち1gあたり100億個以上といわれています。

悪玉菌

その名の通り、カラダの中で有害な物質を作る菌です。代表的なものに、大腸菌やウェルシュ菌、黄色ブドウ球菌などがあります。

これらの菌は、腸の中を悪玉菌が増殖しやすいようにアルカリ性に傾けていき、腸内を腐敗させたり、発がん物質や毒素といった有害な物質を作り出していきます。

日和見菌

善玉菌と悪玉菌のどちらか優勢なほうに味方をする菌で、腸内フローラの7割を占めます。腸内が酸性に保たれていて善玉菌の味方をしているときは問題ありませんが、免疫力が下がったり、アルカリ性に傾きはじめると、悪玉菌と一緒になって腸内で悪いはたらきをすることがわかっています。

ですが、日和見菌の詳しい機能や種類はまだまだわかっていないことがたくさんあります。

3. どういう腸内環境がベストなのか?

腸内細菌

「お花畑」という名の通り、バランスが整った腸内フローラは、色とりどりの美しい花が一面に咲き誇り、甘い蜜やいい香りが漂っているようなイメージです。

その一方で、腸内フローラのバランスが崩れると、咲き誇っていた花が枯れてしまい、見るも無残な状態になってしまいます。

バランスがいい腸内フローラは、善玉菌、悪玉菌、日和見菌が2:1:7の割合で腸内に存在する状態。悪玉菌が優勢になり、このバランスが崩れると、カラダにはさまざまな悪影響が及びます。

4. 腸のバランスが悪いと、健康状態はどうなるのか

トイレにいる女性

ではあなたの腸内フローラのバランスが崩れていないかどうか、下記のチェックリストを試してください。

  • 便秘が続いている
  • 下痢をすることが多い
  • 肌荒れがひどい
  • 最近、集中力がなくなってきた
  • 気分が落ち込むことが多い
  • 太りやすくなった
  • カラダがむくみやすい
  • 疲れが取れづらい
  • 夜はなかなか寝付けず、朝起きてもスッキリしない
  • 風邪をひきやすい

絶望する女性

悪玉菌が優勢になり、腸内フローラのバランスが崩れると、悪玉菌が作り出す有害物質が増えます。有害物質は、便秘や下痢といったお腹の調子を悪くするだけでなく、肌荒れや肩こり、老化、太りやすさなどにも関係するといわれています。

これ以外にも、うつ病や糖尿病や過敏性腸症候群、脂肪肝、大腸がんなどの病気を引き起こす原因になるともいわれています。


特に私たちは、便秘がちという人も多いのではないでしょうか。長年便秘に悩んでいると出ないことに慣れてしまい「一日くらい出なくても大丈夫」「週末に下剤で出せばいいか」と気楽に考えている人は要注意です。

2016年の厚労省の調査によると、日本人女性のがんの部位別死亡率の1位は大腸がんです。罹患者数も乳がんの次に多くなっています。

今は大丈夫でも、将来をいきいきと健康に暮らすのであれば、腸内フローラを整える生活習慣を身につけることはとても大事なことなのです。

──この記事は、2018年7月18日の記事を再編集して掲載しています。

腸内環境を整えるおいしい食べ物

高栄養&腸内環境を整える「甘酒」の作り方。炊飯器で放置するだけ!

今回はジャパニーズ・スーパーフード「甘酒」の簡単な作り方をご紹介します。「甘酒を作る」と聞くと、とてもハードルが高いかもしれませんが、じつは炊飯器に...

https://www.mylohas.net/2020/01/205936japanesesuperfood_02.html

さつまいも・塩麹・はちみつ。腸内環境を整える食材たっぷりのいもようかん

腸活にぴったりなおいしいおやつ、「塩麹いもようかん」のレシピを管理栄養士のコメント付きでご紹介。発酵食品である塩麹、オリゴ糖が豊富なはちみつ、食物繊...

https://www.mylohas.net/2019/10/199912diet_recipe.html

参照元:『便活ダイエット~便秘外来の医師が教える、排便力がアップする11のルール』小林弘幸(ワニブックス)、『人生を変える賢い腸のつくり方−ココロまで整える腸内フローラ活性術』内藤裕二(ダイヤモンド社)

文/大場真代、イラスト/古荘風穂

    specialbanner

    Ranking

    1. ぽっこりおなか、更年期太りかも。食べても太らない体になる方法

    2. ダイエットを成功へと導く「体重測定」のコツ。体重をはかるとなぜ痩せる?

    3. 一度クサくしてしまった服を、劇的に復活させる方法。洗濯王子が教えます!

    4. きゅっと引き締まったヒップを手に入れる! じわり美尻トレーニング

    5. 「脚上げ腹筋」で引き締まったお腹とスリムな美脚に鍛える

    6. この「きつね色」が糖化の正体!? 老けない体のつくり方

    7. あなたは大丈夫? 正しいムダ毛処理のやり方をチェック

    8. 設置面はおしりだけ。体幹と腹筋を鍛え上げるトレーニング

    9. 自律神経と腸をスッキリ整える、1日1分の「簡単呼吸法」。吸って吐くだけ。

    10. 臀部と内転筋を重点的に鍛える!下半身の自重トレーニング

    1. ちゃんと洗ったのになんかクサい。服のニオイがとれない理由って?

    2. 「脚上げ腹筋」で引き締まったお腹とスリムな美脚に鍛える

    3. 自律神経と腸をスッキリ整える、1日1分の「簡単呼吸法」。吸って吐くだけ。

    4. 臀部と内転筋を重点的に鍛える!下半身の自重トレーニング

    5. 設置面はおしりだけ。体幹と腹筋を鍛え上げるトレーニング

    6. 一度クサくしてしまった服を、劇的に復活させる方法。洗濯王子が教えます!

    7. きゅっと引き締まったヒップを手に入れる! じわり美尻トレーニング

    8. 【クイズ】体臭と口臭を「消臭」する食べ物はどれ?

    9. 勝手にやせていく体作り。つらさゼロで激やせできた理由

    10. あなたは大丈夫? 正しいムダ毛処理のやり方をチェック

    1. 潰すとクサい! 咳やくしゃみで飛び出る「白い塊」の正体は?

    2. 医療機器メーカーが作った「マスク除菌ケース」。スマホにも使える!

    3. 糖質コントロールしやすい「大豆バー」こそ、おすすめのヘルシーおやつだった

    4. 「部屋着で寝ちゃう」人が今日からパジャマを着たくなる、これだけの理由

    5. 材料は3つ&ホイルに包むだけ。満足感120%「バター焼き玉ねぎ」

    6. 勝手にやせていく体作り。つらさゼロで激やせできた理由

    7. ちゃんと洗ったのになんかクサい。服のニオイがとれない理由って?

    8. あなたは大丈夫? 正しいムダ毛処理のやり方をチェック

    9. 「脚上げ腹筋」で引き締まったお腹とスリムな美脚に鍛える

    10. 夏用マスク6選。さらさらひんやり心地いい。抗菌効果も

    Horoscope

    LUAの12星座占い

    毎週月曜日更新中!

    マーキュリー占星術

    毎月25日に更新中

    プレゼント応募やおすすめ情報をGET!メルマガ会員登録はこちら