1. Home
  2. EAT
  3. えごま油なら、一日に摂りたいオメガ3を小さじ約1杯で

えごま油なら、一日に摂りたいオメガ3を小さじ約1杯で

2,090

池田麻友菜

えごまオイル

日々の食生活に欠かせない「油」。なかでも近年、健康と美容を気遣う人から注目を集めているのが「えごまオイル」です。注目される理由のひとつは、「オメガ3系脂肪酸(α-リノレン酸)」が豊富に含まれていること。

今回は、オメガ3系脂肪酸の第一人者である麻布大学 教授 守口徹先生(日本脂質栄養学会副理事長)と、日本で初めて食用えごま油を開発した太田油脂株式会社に聞いた、えごま油の栄養や摂取する際の注意点などをご紹介します。

「えごまオイル」とは

えごま

その名前から、「ごま」の一種と間違えられることもある「えごま」ですが、実はまったくの別物。

えごまはシソ科シソ属の一年草で、「青じそ」とよく似た見た目をしていますが、青じそよりも葉が硬く、丸みを帯びた形をしているのが特徴です。 「食べると十年長生きできる」という言い伝えから、一部地域では「ジュウネン」とも呼ばれます。

そんなえごまの種子から搾られた油が、えごまオイル。「オメガ3系脂肪酸(α-リノレン酸)」が豊富に含まれていることから、健康にいい油として近年脚光を浴びています。

現代人に不足しがちなオメガ3。主な働きは?

魚に含まれるオメガ3

オメガ3系脂肪酸は、人間が体内で合成できない必須脂肪酸なので、食事などで外から摂る必要があります。

主に「えごま油」や「しそ油」、「アマニ油」、「魚油」などに含まれていますが、現代日本の食生活では不足しがち。皮膚の健康維持を助けてくれる栄養素でもあるので、意識的に摂取したいところです。

また、オメガ3脂肪酸である「α-リノレン酸」は、体の中に入ると一部がDHA(ドコサヘキサエン酸)・EPA(エイコサペンタエン酸)に変化。特にDHAは脳の神経細胞に重要な構成栄養素で、情報伝達をスムーズにしてくれる働きもあります。

オメガ3の摂取目安量は? えごま油なら小さじ約1杯でOK

小さじ1杯の油

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」(※1)によると、オメガ3系脂肪酸の一日あたりの摂取目安量は1.6~2.4g

えごまオイルなら小さじ約1杯分(6~9分目)に相当します。摂り過ぎても効果が高まることはないので、バランスよく摂取しましょう。

ちなみにアジ3匹分に含まれているオメガ3脂肪酸の量は、えごまオイル小さじ1杯弱分の量(1.8g)とほぼ同じ(※2)。普段肉中心の食生活を送っている人も、えごまオイルなら手軽に摂取できるのがうれしいですね。

えごまオイルを使うときの注意点

オイルをサラダにかける

えごまオイルを使うときに注意したいのが、「熱」に弱いこと。炒め物や揚げ物などの調理時に使うのは避けましょう。ただし、できあがった料理にかける分には問題ありません。タンパク質が含まれる料理とあわせて摂取すると、より吸収率が高まりますよ。

また、えごまオイルは「光」や「酸素」にも弱いので、選ぶときはなるべく遮光瓶や箱に入ったものがおすすめ。開封後は生鮮食品と同じように冷蔵庫で保管し、なるべく早めに(1か月半程度)使いきってください。

体にうれしい栄養素がスプーン1杯で手軽に摂れる「えごまオイル」。ほかのオイルにくらべてデリケートな一面があるため敬遠していた人もいるかもしれませんが、この機会に一度取り入れてみてはいかがでしょうか。

※1 日本人の食事摂取基準(2015年版
※2 文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)脂肪酸成分表編」マアジ生1匹120gとする。可食部54g/1匹に含まれるオメガ3脂肪酸量は0.567g。

オメガ3を摂るメリットって?

青魚は「やせホルモン」をアップさせる? オメガ3が多い魚リストつき

ダイエットや糖尿病予防に「青魚」が再び注目されています。DHA・EPAなどオメガ3が多い魚の種類とは? 国立がん研究センターが報告した研究結果などか...

https://www.mylohas.net/2019/08/196309fish_oil02.html

頭痛を防ぐには油の質をチェック! 頭が痛くなりにくい食事とは?

意外に多い頭痛持ちの女性。栄養学からみると、フォーカスしたいのが摂取している油の質。痛みをコントロールするカギと言える栄養素として、注目されています...

https://www.mylohas.net/2019/06/192876oil.html

守口徹教授

守口徹(もりぐち・とおる)教授
1982年に横浜市立大学を卒業後、製薬会社の薬理部門に勤務。国立がんセンター研究所、東京大学薬学部に研究出向の後、同大学で博士号を取得し、1997年に客員研究員として米国国立衛生研究所(NIH)で脂肪酸と脳機能に関して研究。2008年より麻布大学 生命・環境科学部に奉職、現在に至る。日本脂質栄養学会 副理事長。国際脂質脂肪酸学会 理事。

image via shutterstock

    specialbanner

    Ranking

    1. きゅっと引き締まったヒップを手に入れる! じわり美尻トレーニング

    2. 一度クサくしてしまった服を、劇的に復活させる方法。洗濯王子が教えます!

    3. ぽっこりおなか、更年期太りかも。食べても太らない体になる方法

    4. 「脚上げ腹筋」で引き締まったお腹とスリムな美脚に鍛える

    5. 自律神経と腸をスッキリ整える、1日1分の「簡単呼吸法」。吸って吐くだけ。

    6. あなたは大丈夫? 正しいムダ毛処理のやり方をチェック

    7. 臀部と内転筋を重点的に鍛える!下半身の自重トレーニング

    8. 【クイズ】体臭と口臭を「消臭」する食べ物はどれ?

    9. 設置面はおしりだけ。体幹と腹筋を鍛え上げるトレーニング

    10. ダイエットを成功へ導く「体重測定」のコツ。はかるとなぜ痩せる?

    1. ちゃんと洗ったのになんかクサい。服のニオイがとれない理由って?

    2. 「脚上げ腹筋」で引き締まったお腹とスリムな美脚に鍛える

    3. 自律神経と腸をスッキリ整える、1日1分の「簡単呼吸法」。吸って吐くだけ。

    4. 勝手にやせていく体作り。つらさゼロで激やせできた理由

    5. 臀部と内転筋を重点的に鍛える!下半身の自重トレーニング

    6. 設置面はおしりだけ。体幹と腹筋を鍛え上げるトレーニング

    7. あなたは大丈夫? 正しいムダ毛処理のやり方をチェック

    8. 一度クサくしてしまった服を、劇的に復活させる方法。洗濯王子が教えます!

    9. 【クイズ】体臭と口臭を「消臭」する食べ物はどれ?

    10. 脚・お尻・お腹が一気にすっきり! 「足パカ」トレーニングのメリット4つ

    1. 医療機器メーカーが作った「マスク除菌ケース」。スマホにも使える!

    2. 潰すとクサい! 咳やくしゃみで飛び出る「白い塊」の正体は?

    3. 糖質コントロールしやすい「大豆バー」こそ、おすすめのヘルシーおやつだった

    4. 「部屋着で寝ちゃう」人が今日からパジャマを着たくなる、これだけの理由

    5. 材料は3つ&ホイルに包むだけ。満足感120%「バター焼き玉ねぎ」

    6. 勝手にやせていく体作り。つらさゼロで激やせできた理由

    7. ちゃんと洗ったのになんかクサい。服のニオイがとれない理由って?

    8. あなたは大丈夫? 正しいムダ毛処理のやり方をチェック

    9. 「脚上げ腹筋」で引き締まったお腹とスリムな美脚に鍛える

    10. 夏用マスク6選。さらさらひんやり心地いい。抗菌効果も

    Horoscope

    LUAの12星座占い

    毎週月曜日更新中!

    マーキュリー占星術

    毎月25日に更新中

    プレゼント応募やおすすめ情報をGET!メルマガ会員登録はこちら