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ビヨンセの父が乳がんに。男性にもおこりうる「乳がん」の危険性とは?

Prevention カラダや心を健康にする予防習慣

Maya A. Kishida(翻訳)

ピンクリボンを持つ男性

image via shutterstock

ビヨンセとソランジュ・ノウルズの父親であるマシュー・ノウルズが、ウェブサイト「グッドモーニングアメリカ」でのインタビューで最近、乳がんと診断されたことを明かしました

男性の乳がんは決して珍しいものではありません。知っておくべき症状や予後について医師が説明します。

シャツに血のシミがついていた

Tシャツを指差す男性

image via shutterstock

「これは遺伝的なものです」とインタビューで話すノウルズは、BRCA2遺伝子に変異があり、そのため特定のがんを誘発するリスクが高くなっていたと説明しています。「つまり、私の子どもたちや孫たちもがんにかかるリスクが高いのです」

67歳になるノウルズが最初に何かがおかしいと思ったのは、シャツに何度か血のシミが付いていることに気づいた時でした。「最初の日は、私は『あれ、なにかがTシャツに付いたんだな、まあいいか』という感じでした。二日目に同じことが起きたのを目にした時は、『ふむ……気になるな』、そして三日目に『なんだこれは、いったい何なんだ!』となったわけです」

ノウルズは医師に相談し、マンモグラフィを撮影、乳がんだと診断されました。7月下旬に手術を行い、今は「とても元気です」と語っています。また生活習慣もいくつか変えたそう。飲酒はやめて、運動とメディテーションを始めました。

「以前まで重要だったことは、今ではもう自分にとっては重要ではなくなったんですよ。世界を違った視点でとらえるようになりましたね

男性の乳がんは一般的なのでしょうか?

考える男性

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乳がんにかかるのは女性のほうがかなり一般的ですが、アメリカ国内でも毎年何千人もの男性が乳がんと診断されています。米国疾病管理予防センター(CDC)のデータによれば、米国で女性が乳がんと診断された件数は毎年およそ245,000件、いっぽう男性が乳がんだと診断される件数は毎年2,200件です。

モフィットがんセンター乳腺科プログラム胸部腫瘍外科医ジョン・キルク医学博士は、1か月に1人の割合で新規の男性の乳がん患者を診察していると話します。「ほとんどの人は、男性も乳がんになることを理解していません」

そしてアフリカ系アメリカ人女性と同様に、アフリカ系アメリカ人男性や高齢者に乳がんはよく見られます。

男性における乳がんの症状は?

胸を抑える男性

image via shutterstock

男性における乳がんの兆候は、通常は女性の場合と同じです、と話すのはフォックスチェイスがんセンター胸部腫瘍外科教授のリチャード・J・ブライチャー医学博士。男性は「胸か腕の下に」しこりが見られるのが典型的とのこと。

アメリカがん協会によると、乳がんの男性には以下のような症状もあるかもしれません。

男性の乳がんで気にするべきポイント

□ しこりや腫れ(痛みを伴わないことが多いが、常にそうとは限らない)
□ 肌のくぼみやしわ
□ 乳首陥没(乳首が内側に凹む)
□ 乳首や胸の肌が赤くなる、またはふくれる
□ 乳首からの分泌物がある

男性の乳がんはどのように治療するのでしょうか?

放射線機器

image via shutterstock

大抵の場合、男性は片方、あるいは両方の胸を手術で取り除くという乳腺切除を行います。

しかしブライチャー医師いわく、いくつかの研究で、腫瘍摘出手術(胸の腫瘍の組織を取り除く)のような乳房温存療法や胸部への放射線治療も有効だという結果が見られたとのこと。「こうした方法はますます用いられるようになっていますね」

男性も、早期発見が重要に!

聴診器

image via shutterstock

どのステージも女性の場合と同じだとブライチャー医師は言いますが、「通常、男性はステージが進行してから診断されることが多いです。おそらく、しこりと乳がんが結びつかなくて、医師の診断を受けるのが遅くなるからでしょう」

ほとんどのがんの場合と同様に、早期発見が重要となります。ノウルズは特にそれを強調しており、他の男性が勇気を出して検査に行けるように自分のがんの経験について話していきたいと語りました。

「男性の乳がんに関する正しい情報があまりにも足りません。なぜなら進んで検査を受ける男性が少ないからです」とノウルズは言います。「今日この場で私が発言することで、これはサバイブできる病気なんだ、それには早期発見が必要なんだ、と多くの人に知らせたい。“早期”という言葉をいくら強調しても強調し足りないのです」

どのがんも早期発見が大切

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