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発症率は男性の3倍! 女性が「甲状腺がん」を気をつけるべき理由

Prevention カラダや心を健康にする予防習慣

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STELLA MEDIX Ltd.(翻訳)

甲状腺がん

がん検診、きちんと受けていますか?

乳がん検診でマンモグラフィーで検査したり、女性はなにかとがん検診を受ける機会が多いもの。しかし、あまり気にされていないのが「甲状腺がん」です。

甲状腺がんとは、甲状腺の一部に悪性の腫瘍ができるもの。リンパ節や他の内臓への転移が起こりやすい性質があります」とは内分泌外科医でUCLA Health病院外科の准教授であるカイル・ザノッコ医師

「咽頭の下にあり、羽を広げたチョウのような形をした甲状腺内で遺伝子変異が起こることがあります。そのために細胞が無制限に増殖して発症するのが甲状腺がんです」とザノッコ医師は説明。

この病気は、女性が男性の3倍多く発症する可能性があることが分かっています。ザノッコ医師によると、年齢、性別にかかわらずあらゆる人が発症する可能性があるものの、40代から50代の女性で最も発症頻度が高いのだそう。

定期検診で偶然見つかることが多い

驚く女性

image via shutterstock

なぜこの病気が女性に多く発症するのか分かっていません。しかし、これまでにいくつかの仮説がたてられています。

「思春期前では、男子と女子の間で甲状腺がんの発生率に差はみられません。女性の比率が高くなるのは、思春期以降しか見られないのです」と説明するのは、メモリアルスローンケタリングがんセンターで甲状腺がんを専門とする内分泌学者であるR・マイケル・タットル医師。「なので、女性ホルモンと何らかのつながりがあると思われますが、まだはっきりとはしていません

しかし少なくとも、甲状腺がんの患者が米国で急激に増加していることは間違いありません。米国がん協会によると、この30年間で患者数は3倍にも増えています

患者が急に増えているのはなぜ?

しかし、そのような数を聞いて不安になるのはまだ早いかもしれません。この増加は「偶発的な検知」によるものであることがデータで示されています。要は定期健康診断や、動脈閉鎖の検査で首の画像診断を行った際に甲状腺がんがみつかっていたのです、とジョンズ・ホプキンズ大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科の教授であるラルフ・P・ツファーノ医師

そういったことから、甲状腺がんの患者数は増加しているものの、医師らはその増加の原因について、過剰診断によるものなのか、それとも本当に病気の発症率が増加しているのか、それを見極める研究に取り組んでいます。甲状腺がんにはいくつか種類があり、悪性度の低いものから高いものまであるので、それはとても重要なことなのです。

甲状腺がんの種類にはどんなものがあるの?

甲状腺ガン

image via shutterstock

1. 分化型甲状腺がん

分化型甲状腺がん (さらに乳頭がん、濾胞がん、ヒュルトレ細胞がんにわけられる)は、甲状腺がんの約9割以上を占めます。ホルモンを作り分泌する通常の甲状腺の細胞ががんになるものです。

その多くが(特に乳頭がん)、非常にゆっくりと進行するがんで、そう珍しい腫瘍ではなく予後が非常によいのが特徴です、とツファーノ医師。

2. 髄様甲状腺がん

髄様甲状腺がんは通常の甲状腺の細胞にできるのではなく、「C細胞」と呼ばれる細胞の中に発生するがんです。「C細胞はカルシトニンという、血中のカルシウム量を減らし、骨へのカルシウムの沈着を促進する働きのあるホルモンを生産する細胞です」とツファーノ医師。

MDアンダーソンがんセンター内分泌腺腫・内分泌疾患学部の学部長であるスティーブン・I・シャーマン医師によると、髄様甲状腺がんの患者の4分の1が遺伝によるものなのだそう。

3. 未分化甲状腺がん

未分化甲状腺がんは、甲状腺がんの中でも非常に珍しいケースで、最も進行が速いものです。

「分化型甲状腺がんは進行が遅く生存率が最も高いですが、このがんにさらなる遺伝子の変化が加わることで、がんの中でも進行が最も速いがんに変化するのです」(シャーマン医師)。米国では年間約1000人が未分化甲状腺がんと診断されているのだそう。

続きます。

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