1. Home
  2. BODY
  3. 乾燥肌は、いまからケア。秋の乾燥に負けない美肌づくりは、タンパク質で

乾燥肌は、いまからケア。秋の乾燥に負けない美肌づくりは、タンパク質で

ポジティブ栄養学

吉川圭美

赤ちゃん

季節はずれの暑さが続いていましたが、少しずつ秋の空気になってきましたね。そろそろ、乾燥などの肌トラブルも気になってくるのではないでしょうか。カサカサしたり、くすんだり……顔はもちろんのこと、すねなど、全身のカサカサはかゆみにもつながっていきます。

肌トラブルの理由にもいろいろありますが、内側、つまり栄養不足が原因であることも少なくないようです。

ぷるぷる肌の材料、水はタンパク質から生まれる?

水

ではどんな栄養が足りていないのでしょう。その代表例がタンパク質。アミノ酸と呼ばれる材料が数珠のようにくっついて物質です。新陳代謝を繰り返す肌細胞の材料となるほか、肌の表面でうるおいを保つ皮脂膜の成分の多くが、タンパク質からできています。

ご存知のとおり、タンパク質は肉や魚にたくさん含まれています。腸の粘膜で吸収するとき、このままの状態では大きすぎてしまうため、いったんバラバラにし、アミノ酸の状態にしてから吸収していきます。そして体内に取り込まれた後、再び、人間の体に適したタンパク質として組み直していきます。

この、組み直しの作業のときに生まれるのが水。アミノ酸とアミノ酸がひとつくっついたときに、水分子がひとつできます。

さて、乾燥知らずのぷるぷる肌の代表格といえば赤ちゃん。なぜあんなにみずみずしいのでしょう。それは、水分子が大量に作られているからだと考えられます。赤ちゃんは成長の際、体の中でタンパク質を次々と作り続けます。つまり、アミノ酸とアミノ酸がくっつく、という作業を何度も行っている状況。その副産物として水がたくさん作られることになります。そのため、肌もプリプリしている、というわけです。

これは大人も同じ。タンパク質は欠かせません。乾燥肌に悩んでいるという方にお話を聞くと、外側からの肌ケアは懸命にしているのに、食事はコンビニのパンやパスタで済ませている、といったケースは意外に多いものです。

コラーゲンは「材料」でチャージ

肉と野菜

余談ですが、美肌対策としてコラーゲンドリンクを飲んでいるという話もよく聞きます。正直、ちょっともったいないな、と感じてしまいます。コラーゲンは、そもそもタンパク質の一種。先に紹介したとおり、ほかのタンパク質と同様、アミノ酸にまで粉々にされて腸から吸収されます。

これは、飲んだコラーゲンがそのまま肌に届いて使われるとは限らないことを意味します。もし風邪気味だったら免疫細胞に姿を変えたり、ケガをしていたら傷の修復に使われることも……。

コラーゲンを作りたいなら、その材料となるそのタンパク質、鉄、ビタミンCを摂る方が効率的です。ただ、このとき身体は、命に関わるところや優先順位が高いところから栄養を渡していきます。肌のうるおいは、正直、命に関わることでもないので、後回しになりがち。「あまり栄養を取れていないかも」という自覚がある人は、特にたっぷりチャージするといいですね。

肉、魚、卵、色の濃い野菜をしっかり食べよう

肉と野菜

このほか、肌細胞の新陳代謝をスムーズにするよう促すには、亜鉛とビタミンA、ビタミンDのサポートが不可欠。亜鉛はカキのほか、牛肉や豚肉、ナッツなど、ビタミンAはレバーやうなぎ、卵黄、色の濃い野菜、ビタミンDは鮭やさばなど魚介類に多く含まれます。

つややかな肌を目指すなら、卵や肉、魚、そして色の濃い野菜をしっかりたっぷり食べるのが第一。特にタンパク質は、一回の食事で、お魚の切り身一枚と肉一枚、といった具合に、手のひら2枚分のタンパク質を取るのが理想です。そこまでは無理という場合も、おかずをしっかり食べることを意識するだけで、少しずつ肌は変わっていきます。

こういったことが面倒なら、ゆで卵や温泉卵を買っておいてコツコツ食べるのも手軽。ただ、お腹が弱い人は毎日同じタンパク質の食材を食べるのは避けておきましょう。

今から続けることで、冬本番の頃には「そういえば乾燥用のクリームを使っていないかも」「手荒れが減った」など、変化に気づく瞬間が訪れるはず。さらに、髪のツヤが戻ってきた、といったオマケも期待できるから、うれしいですよね。

ひとつのケアでいろんなパーツがキレイになるのは、内側から行う栄養ならでは。個人的には、外側のケアが減ってラクチンなのも、メリットだと感じています。 今年こそは「冬でもみずみずしい肌」、目指しましょう!

乾燥肌対策はお早めに

皮膚科医に聞く「乾燥肌」を変える7つの新習慣。洗顔料の選び方は?

いろんなトラブルを引き起こすカサカサ肌。早く治したいときどうすればよいか専門医に聞きました。

https://mylohas.net/2019/03/186452pvn_skin.html

一品二役で使える「二層式」美容アイテムで夏の乾燥肌対策

紫外線で乾燥しがちな肌に油分と水分をバランスよく届けて、みずみずしい肌へと導いてくれる、二層式の美容アイテム。中でもおすすめの5つを紹介します。

https://mylohas.net/2019/06/193056beautyserum.html

image via Shutterstock

    specialbunner

    Ranking

    1. 【クイズ】完全栄養食の卵に入っていない栄養素はどれ?

    2. がんを乗り越えた人が「やったこと」と「やらなかったこと」

    3. 「感謝する」気持ちを大切に。夜習慣で変わる人間関係

    4. 自分が「敏感気質」かどうかを知る方法。疲れない心を育てる4つのヒント

    5. 肩こりや腰痛、全身のコリにも。楽天で買えるフォームローラー5選

    6. 1か月あれば体重は何kg減らすことができる? リバウンドを防ぐには?

    7. 閉経後女性の乳がん予防に有効な食事とは?

    8. 科学が実証。女性特有の不調を整える3つの方法

    9. 健康によいコーヒーの量は、1日何杯か? 研究結果から解析

    10. 塗って焼くだけ、15分の簡単おかず。鶏もも肉の酒粕味噌焼き

    1. 閉経後女性の乳がん予防に有効な食事とは?

    2. 1か月あれば体重は何kg減らすことができる? リバウンドを防ぐには?

    3. 健康によいコーヒーの量は、1日何杯か? 研究結果から解析

    4. 風邪を寄せ付けないための10か条。引きはじめは亜鉛を摂ろう!

    5. 「卵巣がん」になりやすい人の5つの特徴。出産経験の有無は関係あるの?

    6. 何度もイケる体になるには? セックス博士が4つのテクを教えます

    7. 【クイズ】完全栄養食の卵に入っていない栄養素はどれ?

    8. 放っておくと本当にまずい。「卵巣がん」の地味なサインとその怖さ

    9. がんを乗り越えた人が「やったこと」と「やらなかったこと」

    10. 「会話がつまらない」と思われる人がしてしまいがちな雑談のNG例

    1. 全身に小さなリング状の発疹、「環状肉芽腫」ってどんな病気?

    2. 「会話がつまらない」と思われる人がしてしまいがちな雑談のNG例

    3. 体の背面の全筋肉群を一気に鍛える! 5つの背中エクササイズ

    4. 長引く咳は風邪じゃないかも。「がん」と診断された女性の実体験

    5. 生理で出るレバー状の血の塊の正体は? 放っておいて大丈夫?

    6. ジム通い不要の万能筋トレ「プランク」、比較的ラクに行うコツは?

    7. 閉経後女性の乳がん予防に有効な食事とは?

    8. 聞こえているのに聞き取れない...耳の障害「APD」の症状と改善策

    9. 炭酸飲料や果汁100%ジュースを飲み続けるとどうなる!?

    10. 生理用ナプキンができるまで、女性はどうやって経血処置をしていたの?