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なぜ女性は「言わなくてもわかってほしい」と思ってしまうのか

30日間の「女子の人間関係」

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田邉愛理

女子の人間関係って、なんかめんどくさい! 」そう感じたことはありませんか?

いわゆる「女」の嫌な部分や、「女」同士が生み出すイライラのメカニズムを知り、軽やかに生きる方法を、精神科医の水島広子先生の著書から、毎日ひとつずつご紹介します。

(すぐ感情的になる、裏表がある、群れたがる、張り合ってくる……こうした「女」の嫌な部分を、この連載ではカッコつきの「女」と書いています。これは女性そのものを意味するのではなく、一連の困った特徴のことを呼ぶと理解してください)

談笑する女性たち

image via Shutterstock

他人の領域を平気で侵害する人は、そもそも「領域」という感覚が希薄ですから、他人にも同じようなことを求めます。自分は表現しなくても、顔色を読んでほしい、というような思いはそのひとつです。

自分の気持ちはわかっているはずなのにそれを踏みにじるようなことをされるので、腹が立ったり、自分が大切にされていないという気持ちになったりするのです。

一般に男性が「どれほど努力を認めてもらえたか」で相手からの愛を判断しようとしますが、女性は「どれほど自分という存在を気にかけてもらえたか」で愛を判断する傾向にあります。ですから、「言わなくても察してもらえる」ことは女性にとってとても重要なことなのです。

女性は「察する」ことを美徳とされ、「気が利く」と言われるわけですから、それを相手に求めるのも不思議はありません。そして、察してもらえないことを「気にかけてもらっていない」と感じるのも仕方がないと言えます。

しかし、本来「自分の領域」の中のことがわかるのは自分だけ。それを相手がうまく読まないからと言って不満に思っているようでは、人間関係の質が落ちてしまいますし、さまざまなトラブルにもつながってしまいます。

女子の人間関係
なぜ、あの“女”(ひと)はあなたの感情を乱すのか? 比べたがる“女”、敵・味方を作りたがる“女”、「自分は自分、他人は他人」ができない“女”、そして自分のなかの“女”……女性同士の人間関係の悩みや、いわゆる「女」の嫌な部分から解放されて生きていくためには、自分と相手の中にある「女」についてよく知ることが大切。対人関係療法を専門とする著者ならではの視点で、女子の人間関係をスムーズにする方法をレクチャーします。

水島広子(みずしま・ひろこ)先生
精神科医。慶應義塾大学医学部卒業、同大学院修了(医学博士)。慶應義塾大学医学部精神神経科勤務を経て、現在、対人関係療法専門クリニック院長、慶應義塾大学医学部非常勤講師(精神神経科)、アティテューディナル・ヒーリング・ジャパン(AHJ)代表。2000年~2005年衆議院議員として児童虐待防止法の抜本的改正をはじめ、数々の法案の修正実現に尽力。『「ドロドロした嫉妬」がスーッと消える本』など著書多数。

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