1. Home
  2. BODY
  3. 「口もと」が美人をつくる。歯科医師が教える朝晩ケアのポイントは?

「口もと」が美人をつくる。歯科医師が教える朝晩ケアのポイントは?

8,653

鈴木希

口

メイクやファッション、ヘアスタイルに気を遣っているけれど、口もとは二の次?

しかし、「私たちの表情を印象づけるのは口もとであり、ケアが大事」と話すのは、歯科医師の石井さとこさんです。口もと美容スペシャリストとして20年以上も女優やモデル、アナウンサーの美を支えてきた石井さんは、「きれいと言われる女性は全員、必ず口もとケアをしています」と断言。

では、なぜ口もとケアが美しさや健康につながるのでしょうか。その答えは、女性医師ならではの視点と知識が詰まった著書『美しい口もと』(ワニブックス)にありました。

まずは“口もと自撮り”で診断を

セルフィー

「口をしっかり動かしている女性は美しい」と石井さん。なぜ口を動かすと、美しい口もとになれるのかというと、きちんと噛むことで、栄養分が身体の隅々まで行き渡るから。さらに、デンタルリンスの役割を持つだ液が分泌され、歯のツヤを保ち、口の中の雑菌を洗い流してくれる効果もあるといいます。

近年では、ファストフードの出現で噛む回数が減った、スマホの活用による会話不足など、口を動かす機会が減っているそう。

石井さんは「顔まわりの筋肉が衰えると、噛む力が低下し、口角が下がり、ほうれい線が目立ち、あごがたるむといった老けた印象になるのです」と言います。だからこそ、口を動かすと老化防止になり、美しい口もとへと近づけるのですね。

とはいえ、自分の口もとの状態は判断しづらいもの。そこで試しに目もとを手で隠して、口もとだけ自撮りをしてみましょう。いつも鏡で見る印象より老けて見えたら、危険信号。たるみやだらしなさが口もとに現れている証拠なのだとか。

ほうれい線には「ぴよぴよぷー」

ぴよぴよ

本書には、顔まわりの筋肉を鍛える「口もとエクササイズ」が多数紹介されています。フェイスラインやほうれい線が気になってきた人には、「ぴよぴよぷーエクササイズ」がおすすめです。

1. 唇をすぼませて「ぴよぴよ」
頰肉を思い切り吸い込み、くちばしをマネて唇をすぼめます。そのまま小鳥が「ぴよぴよ」とさえずるように上下に開けたり閉めたりを10回繰り返します。

2. 「ぷー!」と勢いよく膨らませる
大きく深呼吸して、唇をすぼませたまま両頬を「ぷー」と勢いよく膨らませて口輪筋をほぐします。意外に難しいので覚えるまで繰り返してOK。

『美しい口もと』17ページより引用

この動きによって、口まわりとフェイスラインの筋肉が鍛えられ、だ液量UPやフェイスラインがスッキリする、むくみや唇の老化防止といった嬉しい効果も期待できます。そのほか、舌の筋トレや美肌耳ツボ刺激など、紹介されているエクササイズはどれも簡単なものばかり。これなら毎日の習慣として取り入れられます。

印象だけじゃなく健康も変わる

口臭

口もとケアを続けていけば、印象だけでなく、健康状態がよくなるのもポイント。たとえば、のどにある骨を支えている舌骨筋を鍛えると、滑舌の悪さを解消し、健康へと導いてくれるのだそう。

そもそも口の中心部分である舌の位置は、舌先から根元まで上あごについているのがベストな状態。この位置が下がってくると滑舌が悪くなり、顔のたるみにもつながると石井さんは指摘します。

その上、舌骨筋が衰えると舌骨の位置が下がり、咀嚼する力や物を飲み込む力が弱くなってしまい、将来、誤嚥性肺炎などになりやすくなってしまうから要注意。普段使わない舌骨筋を刺激することで鍛えられ、だ液もたくさん分泌されて、将来の健康に繋がるのですね。

また、女性がとくに気をつけたいのがダイエット口臭。これは極端な食事制限によって体内でつくり出される「ケトン体」から放たれる、フルーツが腐ったようなニオイの「ケトン臭」を指します。

身体は飢餓状態だと思い、溜めていた中性脂肪を燃やし始めるのですが、これが「脂肪酸」に変化してニオい始めるのです。さらにダイエットを続けると糖が不足し、「脂肪酸」がもっと強いニオイのもとである「ケトン体」を肝臓でつくり出します。

『美しい口もと』106ページより引用

なんと、この口臭は自分では気がつかないもの。ダイエットのやりすぎも逆効果です。

朝晩の歯みがきにもコツがあった!

フロス

「美しい口もとをつくるには、外側だけでなく口の中のケアもとても大切です。朝と夜の1日2回は必ず歯みがきをしましょう」と石井さん。

寝ている間に口内のだ液は50%に減り、起きたときには便10gと同じ菌が口の中にある状態になっているそう。

それをそのまま体の中に入れてしまわないよう、朝起きてすぐ2〜3分でOKなので歯を磨きましょう。ひと肌程度のぬるま湯で30秒ほど口をゆすいでから行うとより効果的! 大きな汚れが落ち、細かい汚れが落としやすくなるのだとか。

一方、夜の目安は10分。ここで習慣にしたいのが「1日1回の夜フロス使い」だと石井さんは言います。歯と歯の間は汚れが溜まりやすくて、落ちにくく、だ液が通過しにくく、エナメル質が再生しにくいため、虫歯になりやすい場所。歯ブラシだけでは5、6割程度の汚れしか落ちておらず、そこで活躍するのがデンタルフロスなのです。

フロスは歯肉にあまりあてないようにして、歯と歯の間の汚れをゆっくり取るイメージで使います。歯の間がキレイになると、歯の白さが生きて若々しくフレッシュな印象になりますし、だ液も通るようになり、虫歯や歯周病のリスクも減ります。

『美しい口もと』137ページより引用

歯みがきは毎日のことなので、正しい方法を身につけたいですね。口角がキュッと上がった美しい口もとをめざし、オーラルケアを続けていけたらと思います。

毎日きちんと、お口ケア

ふっくら唇を手に入れる! 美容皮膚科医に聞く正しいリップケア

多くの人が、悩んでいる「唇の荒れ」のお悩み。美容皮膚科、アオハルクリニック院長の小栁衣吏子先生が、解決法について教えてくれました。症状タイプ別のリッ...

https://www.mylohas.net/2019/07/194755yuskin.html

マツコ・デラックスさんの口年齢にびっくり! 習慣がつくるよい口内環境とは?

先日行われた花王の新製品『ピュオーラ』のCM 発表会で、マツコ・デラックスさん、大久保佳代子さん、いとうあさこさんのお口年齢が公表され、話題になりま...

https://www.mylohas.net/2019/04/189951_pyuora.html

美しい口もと ]image via shutterstock

    specialbunner

    Ranking

    1. お腹とお尻のぜい肉を一度に取り除く! お尻で床をタッチする運動

    2. 「幹細胞コスメ」って何がいいの? 専門家に聞く選び方のポイント

    3. 「外よりも、部屋干しの方が正解」と洗濯のプロ。臭わせないコツは?

    4. お腹を引き締め「くびれ」をつくる、山登り風のエクササイズ

    5. やりすぎ厳禁!? トレーニングのしすぎがもたらす脳への影響

    6. 彼女の夜の営みが「年に一度」から「週に一度」に増えたのはなぜ?

    7. 脇腹のぜい肉にかなり効く「ひざタッチ」

    8. 便秘・むくみを解消したいときのメニュー3選、管理栄養士が教えます

    9. 脇腹の肉をつまめる人は、すぐにやるべき簡単エクササイズ

    10. 魅力的だけど太りやすい「冬のごちそう」5選

    1. 魅力的だけど太りやすい「冬のごちそう」5選

    2. 「羽毛ふとん肺」とは何か? だるい・息切れが治らないなら疑って

    3. 「外よりも、部屋干しの方が正解」と洗濯のプロ。臭わせないコツは?

    4. 飽きがちな筋トレが一気におもしろくなる! 横歩きプランク

    5. ランニングに「低負荷・多回数」の筋トレがいい理由

    6. 「インフルエンザを甘くみてたら死にかけた!」壮絶すぎる体験談

    7. お腹とお尻のぜい肉を一度に取り除く! お尻で床をタッチする運動

    8. 脇腹の肉をつまめる人は、すぐにやるべき簡単エクササイズ

    9. 筋トレの王道「プランク」を飽きずに続ける工夫って?

    10. 家で筋トレ、はじめませんか? Amazonセールで選ぶフィットネス機器5

    1. インフルエンザ予防接種を受けるべきか迷っています。医師の答えは...

    2. 女性も気をつけたい「お尻のがん」。異変を感じたらすべきことは?

    3. 魅力的だけど太りやすい「冬のごちそう」5選

    4. 「羽毛ふとん肺」とは何か? だるい・息切れが治らないなら疑って

    5. 1日1分腹筋を鍛えれば、30日で体型は変わります。そのメカニズムは?

    6. おならが出すぎていませんか?臭いおならは不調のサインかも...

    7. 晩秋の軽井沢で検証! アウトドアブランドではじめるおしゃれの冬支度

    8. 「外よりも、部屋干しの方が正解」と洗濯のプロ。臭わせないコツは?

    9. 「体脂肪」を本気で減らす3か条。減量外来ドクターに聞く

    10. 「ぎっくり腰」になったとき、すぐにやるべき対処法は?