1. Home
  2. HEALTH
  3. 風邪や歯周病予防にはビタミンDを! 免疫機能との関係って?

風邪や歯周病予防にはビタミンDを! 免疫機能との関係って?

ポジティブ栄養学

6,206

吉川圭美

ビタミンD

身体を動かすためのエネルギーを作ったり、体内が一定の温度になるよう調節をしたりと、身体のなかでは、私たちの気づかないところでいろんな活動が行われています。

その仕組みを知り、細胞たちの仕事に必要な栄養素を取り入れることで不調をやわらげ、身体を最適な状態に導いていくのが、オーソモレキュラー栄養療法。

2019年7月に、この療法を実践するドクターや専門家、関係者が一堂に会し「日本オーソモレキュラー医学会第1回総会」が行われました。第一線で活躍するドクターたちが発表したのは、さまざまな科における臨床での栄養素の活用から、腸内環境、がん治療、抗酸化、CBDオイルなどさまざま。なかでも個人的に気になったのは、ビタミンDに関するトピックの多さです。

風邪やインフルエンザ予防とビタミンD

風邪をひいている家族

これまでは、丈夫な骨を作ることに関わると考えられてきたビタミンD。最近では骨づくりにとどまらない、驚くべき力を持っているということで、改めて注目を浴びています。

日本オーソモレキュラー医学会代表理事、柳澤厚生先生からは、風邪やインフルエンザ予防から見たビタミンDの有効性について発表が。

東京慈恵医科大学の研究によると、児童167人をふたつのグループに分け、ビタミンDを与えたグループと与えないグループを設定。インフルエンザが流行する12月〜4月の間で調査を行なったところ、ビタミンDを与えられなかったグループでインフルエンザにかかったのが31人なのに対し、与えられたグループは18人と、半数に近かったといいます。

さらに、アメリカ・エール大学の研究によると、198人の健康な成人が、血液中で一定のビタミンD濃度を保っている場合、それ以下の濃度の人に比べて、鼻や喉の風邪、肺炎といった急性呼吸器感染症にかかる人数が約半分にまで減少し、病気にかかっている期間も短くなった、という報告も。

歯周病が全身のトラブルに。転ばぬ先のビタミンD

ビタミンDのサプリメント

歯科領域では森永宏喜先生より、口の中の健康とビタミンDの関係が紹介されました。

口の中の代表的なトラブルといえば歯周病。この菌をマウスの口から与えたところ、腸に届いて腸内環境のバランスを崩してしまい、全身の炎症を引き起こしやすくなるという研究が挙げられました。歯周病が進むほど動脈硬化が進行しやすい、という話も。

こうした状態に福音をもたらしてくれるのがビタミンDである、と森永先生は語ります。抗菌ペプチドであるヒトβディフェンシン3を増やし、歯周病や炎症を抑える可能性がわかっています。実際、歯周炎にかかっている人たちの体内のビタミンD濃度は低い傾向にあるのだそう。

では、いろいろなパワーをもつビタミンDを日常に取り入れるにはどうしたらよいのでしょうか?

生活のなかでビタミンDをとるには

ビタミンDを含む食材

ビタミンDが多い食材には鮭やサバといった魚や、きのこ類があります。また、コレステロールを材料にして、紫外線を受けて肌の上で作られるので、適度に日に当たることも大切なこと。

私もビタミンDチャージを常に意識していますが、風邪をひきにくくなるなどたくさんのメリットを感じています。日常の工夫はもちろん、しっかり補給したいのでサプリメントも利用。その際はビタミンD3と表記してあるものを選んでいます。

サプリメントと言えば、オーソモレキュラー栄養医学における日本での第一人者、溝口徹先生も学会発表の中で、「脂溶性ビタミンはいろんな形で相乗効果があり、ビタミンDはAと一緒に摂ることで相乗効果が期待できる」というお話があったのが印象的でした。脂溶性ビタミンをブレンドした製品を利用するのもよさそうです。

改めて栄養の持つパワーを知った学会。その力に驚いたり、感動したりすることもしばしば。うまく活用して毎日をさらに機嫌よく過ごしていきたいと感じているところです。

ビタミンDについて

日本人のビタミンD不足に「まいたけ」。免疫や血管への知られざるパワー

日やけ止めは年中必須という女性も多いなか、あるビタミンが日本人女性に不足しているといわれます。それは、国民健康・栄養調査で10年以上にわたり「充足し...

https://mylohas.net/2018/06/169297vitamin-d.html

「健康習慣のビッグ5」とはコーヒー、ビタミンD、運動、ナッツ、瞑想のことである

健康におけるトピックは、この世の中でさまざまな情報があります。中には、ウソかホントかわからないようなことも混在していて、素人の私たちには判断できませ...

https://mylohas.net/2018/11/health_30.html

[監修:オーソモレキュラー医学会]

image via Shutterstock

    Ranking

    1. 【更年期まとめ】これからの人にも真っ最中の人にも知ってほしい知識&対処法

    2. ぽっかぽかでぬっくぬく。とんでもない冷え性ライターが「幸せな眠り」につける寝具を見つけた

    3. 「鶏むね肉」を使った1週間献立。季節の変わり目の疲れを撃退

    4. 料理が苦手だった和田明日香さん。たどりついた家族の味「地味ごはん」を紹介

    5. 超優秀フェイスマスク5選。早くも始まった乾燥を水分補給で食い止める

    6. その疲労感、「鉄分不足」かも? 冷蔵庫に「ひよこ豆ときのこのフムス」を常備して

    7. 女性は更年期のあとが楽しいって知ってた? 「バラ色の時間」を迎えるために今やっておきたいこと

    8. 顔がほてる、汗をかく。最も多い悩み「ホットフラッシュ」の改善策

    9. 更年期の症状に効く漢方薬は、どれ?

    10. 【セルフチェックつき】虫歯やにおい、歯周病は大丈夫? 口をすすぐだけでいろんなことがわかっちゃう

    1. ぽっかぽかでぬっくぬく。とんでもない冷え性ライターが「幸せな眠り」につける寝具を見つけた

    2. 料理が苦手だった和田明日香さん。たどりついた家族の味「地味ごはん」を紹介

    3. 「鶏むね肉」を使った1週間献立。季節の変わり目の疲れを撃退

    4. 起き上がる前に20秒。血行を促す「お目覚めストレッチ」

    5. 【更年期まとめ】これからの人にも真っ最中の人にも知ってほしい知識&対処法

    6. 言霊って本当にあるの? 公認心理士に聞いてみた

    7. 【セルフチェックつき】虫歯やにおい、歯周病は大丈夫? 口をすすぐだけでいろんなことがわかっちゃう

    8. その疲労感、「鉄分不足」かも? 冷蔵庫に「ひよこ豆ときのこのフムス」を常備して

    9. 超優秀フェイスマスク5選。早くも始まった乾燥を水分補給で食い止める

    10. 眠る前の習慣に。簡単「骨盤バランス・ストレッチ」で歪みをリセット

    1. ぽっかぽかでぬっくぬく。とんでもない冷え性ライターが「幸せな眠り」につける寝具を見つけた

    2. 料理が苦手だった和田明日香さん。たどりついた家族の味「地味ごはん」を紹介

    3. 「鶏むね肉」を使った1週間献立。季節の変わり目の疲れを撃退

    4. まずは10回からでOK。鍛えにくい下腹部にアプローチして「ぽっこりおなか」を撃退

    5. 起き上がる前に20秒。血行を促す「お目覚めストレッチ」

    6. 【クイズ】刺身と焼き魚、胃にやさしいのはどっち?

    7. 認知症予防は40代から。今日からできる5つの対策

    8. 【セルフチェックつき】虫歯やにおい、歯周病は大丈夫? 口をすすぐだけでいろんなことがわかっちゃう

    9. どんな人が「若年性乳がん」になりやすい? 乳がん検診から告知後までを総ざらい

    10. 寝る前に食べていい。夜食でぐっすり、快眠をサポートする食べもの

    Horoscope

    LUAの12星座占い

    毎月1日と15日に更新!

    プレゼント応募やおすすめ情報をGET!メルマガ会員登録はこちら