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酔い止め要らず。健康医学の名医が教える「乗り物酔いの治し方」

Prevention カラダや心を健康にする予防習慣

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STELLA MEDIX Ltd.(翻訳)

車酔い

image via shutterstock

「吐き気」と聞くだけでもクラクラする?

胃がむかむかして、あの気持ち悪い感覚を思い出す人もいるかもしれません。実際にあれはとても不快なものですが、その一方で、「吐き気」は体の防御反応でもあります。

もしも、吐きそうになったら?

体が食べ物を欲している状態にあると空腹感を感じるように、吐き気は胃を空っぽにすべきだったり、有害なものから体が被害を受けそうな兆候を教えてくれるのです。

なので、必ずしも無理に吐き気を抑える必要はありません。食中毒を例にとると、吐き気の感覚に身を任せ、無理やりにでも全部吐き出したほうがいいのです。胃の中の物を全部吐き出してしまえば、有害物質や病原体が体の中に入るのを防ぐことができて、案外すぐに気分も楽になります。

また、体の防御反応でない場合にも吐き気はおこります。揺れるボートに乗った時に胃のあたりがムカムカする乗り物酔いなどがそうです。

さまざまな酔い止め薬が市販されていますが、その中でも一般的によく知られているのが、抗ヒスタミン剤のジメンヒドリナート。しかしその副作用には、頭痛、めまい、強い眠気などがあり、車の運転をする人など集中力を保つ必要がある人には不向きです。

そこで今回は私、アリゾナ大学医学校教授で医学博士のアンドルー・ワイルが、誰でも試せるナチュラルな乗り物酔いの対処法をご紹介します。

1. 根ショウガをたくさん摂る

ショウガ

ある研究によると、ショウガの根に含まれるジンゲロールという成分には、神経系に影響し吐き気を引き起こすとされる脳内の化学物質であるセロトニンを抑制する働きがあります。

乗り物酔いを抑えるには、出発前に粉末状のショウガを小さじ一杯ほど水に溶かして飲むか、カプセル入りのものを水で飲むのがおすすめ。あるいは、車内などでショウガの砂糖漬け、乾燥ショウガ、ショウガ飴などを食べるのもよいでしょう。

2. ツボを刺激する

手首

image via shutterstock

伝統的なこの方法もまた、乗り物酔いに効き目があります。

薬局やネットショップで手に入れることができる酔い止め用リストバンドは、手首の内側にある吐き気を軽減するとされるツボを刺激するものです。正しい位置に装着することが大切なので、使い方をきちんと守るように。

3. 遠くを見るようにする

遠くを見る女性

image via shutterstock

乗り物酔いは、不規則な動きで空間をうまく認識できなくなることによって起こります。車中や船上で本を開くと、すぐに吐き気をもよおす人がいるのはそのせい。

その最善の対処法は、水平線など遠くの景色を見ることです。顔を上げて遠くを眺めれば、ほんの数分だけでもだいぶ気分はよくなるでしょう。

もし、特に理由もなく吐き気が2日以上続く場合は、医師の診察を受けます。大腸がん、胆のう疾患、心臓まひ、消化性潰瘍といった深刻な病気の初期症状である場合があります。それほど深刻ではないにしても、風邪などを引き始めているのかもしれません。

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Andrew Weil, MD/3 Surprising Natural Cures for Nausea, According to a Doctor/STELLA MEDIX Ltd.(翻訳)

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