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糖質やカロリーよりも気になる「お菓子とドリンク」の避けるべき成分

Prevention カラダや心を健康にする予防習慣

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Seina Ozawa(翻訳)

チョコを持つ女性

image via shutterstock

食品業界内部の裏事情を知っている人たちが、食べるのをあえて避けているものは?

農薬、遺伝子組み換え(GMO)、動物虐待、社会的不正、不健康な食べ物などをなくすために尽力している食品業界内部に精通する人たちに、便利だけれどよくない食べ物と、代わりに食べるとよい食材を聞きました。今回は、お菓子とドリンクです。

マーガリン、ベーコンなど、朝食向きの食品はこちら。エビ、鶏手羽など、肉・魚・野菜はこちら。トマト缶、インスタントラーメンなどの保存食品はこちら

  1. バター味のポップコーン
  2. ビタミン入りのグミ
  3. 袋詰めのお菓子
  4. 着色されたゼリー
  5. オランダのチョコレート
  6. ホワイトチョコレート
  7. アメリカ産のトルティーヤチップス
  8. ダイエットソーダ
  9. エナジードリンク
  10. フルーツジュース
  11. 市販のスムージー
  12. カクテルミキサー(割り材)
  13. 2杯目のワイン

1. バター味のポップコーン

ポップコーン

人工のバター風味には、ジアセチルが多く含まれます。この化学物質は非常に有害で、工場で働く人の間では職業病「ポップコーン肺」を引き起こすことが分かっているのにもかかわらず使用されています、と米国の非営利団体Women's Voices for the Earthで科学研究ディレクターを務めるアレクサンドラ・スクラントンさんは言います。

ジアセチル含有のニュースがポップコーン消費者に広まった後、企業はジアセチルの代わりに別の添加物を使うようになりました。しかし、この添加物も特定の条件下ではジアセチルになる恐れがあると、スクラントンさんは指摘します。

「より適切な化学物質規制が必要であることを示す典型的な例です。私たちの食べる物や家庭用品にどのような化学物質が使われているのか、透明性を高めていく必要があります」

対策:本物のバターを使って自分でポップコーンを作るのがおすすめです。コンロでポップコーンを作る方法もありますし、もっと手軽に、ポップコーンの種を封筒に入れて、電子レンジで温めても作れます。

2. ビタミン入りのグミ

グミ

グミでビタミンが摂れるというのは、ちょっと話がうますぎるかもしれません。1人分が1日約15kcal。1日に砂糖2~3gと言うとそれほど多い気はしませんが、1年で砂糖6カップ分です、と『The Supplement Handbook』の著者、マーク・モイヤッド 医師は指摘します。

言うまでもなく、グミには合成着色料が使用されているほか、問題のある成分が大量に含まれている可能性があります。「グルテンが入っている場合が多く、コーンシロップ、カルミン、アルファ化コーンスターチなどが入っている場合もあります」(モイヤッド医師)

対策:「栄養はまず食べ物から摂取してください」とモイヤッド医師。「若い子どもたちに、錠剤に頼ることを教えてはいけません」。錠剤が飲めない場合は、代わりに液体マルチビタミンを与えるとよいでしょう。

3. 袋詰めのお菓子

スナック菓子

ポテトチップスやプレッツェルなどパッケージ菓子は、加工度の高い食品です。砂糖、塩、体に悪い油がたっぷり含まれることが多く、高GI値ランキングでは上位に入ります。「血糖値が乱れやすくなり、全身性炎症の原因となります」とアリゾナ大学統合医療センターの設立者、アンドリュー・ウェイル医師は言います。

対策:おやつには高タンパク質のものを食べるようにするといいでしょう。満腹感が得られ、おいしく食べられます。

「季節のフレッシュフルーツをそのまま、もしくはオーガニックなプレーンギリシャヨーグルトを少しと挽きたての亜麻仁をちょっとかけて食べてみて。クルミ、カシューナッツ、アーモンドをほんの一握り、カカオ70%以上の高品質なダークチョコレートひとかけらなどをかけるのもおすすめです」(ウェイル医師)

4. 着色されたゼリー

ゼリー

子どもが好きなこのデザートには栄養がまったくなく、ヨーロッパではゼリーの素に「子どもの活動や注意力に悪影響を与える可能性があります」という警告ラベルが貼られるほど。

その大きな原因は通称、赤色40号と呼ばれる化学薬品。落ち着きのなさ(多動性)との関連性が指摘されている成分です。

「多くの場合、1箱に10mg以上の合成着色料、化学調味料、BHA(保存料)が使われています。米保健福祉省の国家毒性学プログラムによると、BHAは”ヒトに対しておそらく発がん性がある”と示されています」と指摘するのは、疲労の打開策をまとめた書籍『The Exhaustion Breakthrough』の著者、ホリー・フィリップス医師。

対策:ぷるぷる食感のデザートを楽しみたいときは、寒天で作られた自然で植物性のものを摂るのがおすすめです。

5. オランダのチョコレート

チョコレート

高カカオのチョコレートが健康食品として注目を集めるなか、ミルクチョコレートよりダークチョコレートを選ぶ人が増えています。ただし、カカオのなかでもいいものと悪いものがあります。

実際、オランダで加工されたカカオとアルカリ処理されたカカオは、健康にいい抗酸化物質が60~90%が失われていると示す分析もあります。体にいいチョコレートを食べるには、オランダで加工されていないものを選ぶことがポイントです、と『Eat Chocolate, Lose Weight』の著者、ウィル・クローワー博士は言います。

対策:カカオそのものを買うときは、天然・無糖のものを選ぶようにして。ダークチョコレートバーの場合は、オランダで加工されていればラベルに記載されているはず。

6. ホワイトチョコレート

ホワイトチョコレート

正しい種類のチョコレートなら、甘いごちそうとして楽しめるだけでなく、脳の働きを高めてくれるスーパーフードになります。ただ、ホワイトチョコレートの場合、その健康効果がよくわかっていません。

「カカオの健康メリットに関するデータはすばらしい結果を示しています」と脳と食べ物の関係をまとめた書籍『The Happiness Diet』の著者、ドリュー・ラムジー医師は言います。

「これは、脳への血流促進、血管保護作用、気分や集中力の向上など驚くほどの効果を発揮する、一連の植物栄養素が含まれるためです。ホワイトチョコレートではこうした効果がまったく得られません」

対策:チョコレートが食べたくなったときは、カカオ70%以上のオーガニックダークチョコレートを探してみてください。

7. アメリカ産のトルティーヤチップス

トルティーヤ

とうもろこしや大豆などの遺伝子組み換え作物に日常的に使われている化学薬品は、ハチやチョウに致命的な影響を与えることが証明されていますが、人間にも害を及ぼすことが科学的にわかってきています。

「アメリカにいるときはトルティーヤチップスを食べません。遺伝子組み換えされていることの多いアメリカ産のとうもろこし粉を使っているからです。とうもろこし粉用に栽培されるとうもろこしには通常、除草剤ラウンドアップが散布され、ネオニコチノイドや殺菌剤が多くの場合含まれるのです」とバイオサイエンス・リソース・プロジェクトの事務局長、ジョナサン・レイサム博士は言います。「まさに化学薬品の混合物です」

対策:トルティーヤチップスはオーガニックのものも含めてすべて加工品なので、おやつを食べるなら、生のフルーツやナッツがおすすめです。

8. ダイエットソーダ

ソーダ

人工甘味料(スクラロース、アスパルテーム、アセスルファムカリウム、ネオテームなど)を含むダイエットソーダやダイエット食、シュガーレスキャンディ、ガムは避けるようにと警鐘を鳴らすのは、Amitabhaメディカルクリニックとヒーリングセンターを設立したアイザック・エリアズ医師。

「こうした甘味料の安全性に関するデータは曖昧で、化学物質のメーカーとの間で意見が対立しています」とエリアズ医師は指摘します。

「独自の研究によれば、こうした甘味料が体内で代謝されると、健康の問題を引き起こすことが明らかとなっています。新陳代謝の問題や体重増加、神経疾患、関節痛、消化不良、頭痛、気分の落ち込み、炎症性腸疾患、化学毒性による健康被害、がんなどにつながるとされています」

対策:炭酸飲料は体重増加や人工甘味料の摂りすぎなど厄介な影響を及ぼします。炭酸飲料を飲む習慣をやめるのが一番ですが、体によくない甘味料を避けつつ炭酸を楽しみたいという方は、コンブチャの炭酸割りがおすすめです。

9. エナジードリンク

エナジードリンク

エナジー飲料は一般的に、体重増加につながる異性化糖(高フルクトースコーンシロップ)で甘さを加えています。

「カフェインを多量に摂ることで、睡眠が妨げられます。睡眠は思春期の健康や精神的な安定に欠かせません」と思春期の子育て本『The New Puberty』の著者、ルイーズ・グリーンスパン医師とジュリアナ・ディアドーフ博士は話します。エナジードリンクにはカラメル色素などの発がん性添加物が含まれることも多いようです

対策:水が一番です。エネルギー不足に陥ってしまったときは、エネルギーを補給できる食品 を一緒に摂取するのがおすすめです。

10. フルーツジュース

ジュース

フルーツには、食物繊維、ビタミン、ミネラル、抗酸化物質、植物栄養素がたっぷり含まれますが、フルーツジュースから同じ効果を得ることはできません。

「ラベル表示をチェックして100%果汁のものを買ったり、自分で果汁を絞って作ったとしても、糖質が高い可能性があるので注意が必要です」とダイエット本『The Healthy You Diet』の著者、ドンナ・ストーン さんは警鐘を鳴らします。

フルーツジュース1杯には炭酸飲料1缶分の糖分が含まれる可能性があるうえ、果物の健康メリットのひとつである豊富な食物繊維が失われてしまっています。

対策:水もしくは炭酸水に生果汁を少し加えて飲むのがおすすめ。もしくは、果物をそのまま氷と一緒にブレンダーに入れれば、爽やかで満足感のあるスムージーができあがります。「りんご半分とほかのフルーツを混ぜると、ちょうどいい甘さの栄養たっぷりグリーンジュースを作ることができます」(ストーンさん)

11. 市販のスムージー

スムージー

パックに入ったスムージーは人気商品ですが、約200gのパックに砂糖25g以上が含まれるんです! 糖質だけを見れば、炭酸飲料を飲んでいるのと同じです。「自宅で作るメリットは、ブレンダーに入れるものを調整できることです」とスムージーのレシピ本『Simple Green Smoothies』の著者、ジェン・ハンサードさんとジャダ・ゼルナー さんは言います。

対策:スムージーを飲む際は、自己管理をしっかりと。家でスムージーを作れば、お金の節約にもなります。

12. カクテルミキサー(割り材)

カクテル

お酒は楽しく飲みたいですよね。過剰な糖分摂取や発がん性物質を含む着色料、怪しげな保存料などを気にせず飲みたいなら、大概のカクテルミキサーは陳列棚に飾っておいたままの方がよさそうです。

対策:おいしい大人のドリンクを楽しみたいなら、スーパーで派手な色のカクテルを買うよりも、健康的なテキーラカクテルを飲むのがおすすめ。バーで飲める低カロリーなお酒も試してみて。

13. 2杯目のワイン

ワイン

ワインを数杯飲むと、長い1日の終わりにゆっくりとくつろげますよね。「私たちは、子どもたちが寝た後、上質なカベルネを開けて、1時間つながり合う時間を持つようにしたんです」と『Men's Health』誌の元編集長で『The Better Man Project』の著者、ビル・フィリップスさんは話します。

この習慣はすぐに、彼らにとって毎日の至福のひとときとなりました。しかし、「1か月後、体重が数キロ増えていることに気づきました。ワインが原因だったんです! 近くにボトルが開いていて手招きしてる。2杯目、そして3杯目と飲んでしまうのは簡単でした」

対策:最近は1杯でやめるようにしているというフィリップスさん。「じっくり味わっています。ちょっとずつ飲んで、口の中に広がる風味をしっかりと感じるんです。ワインがもっと楽しめるようになりましたし、寝る前の余計な150kcalを摂取せずに済みます」

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