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精神科医が教える「ストレスが溜まる人の特徴」と上手につきあう方法

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ナカセコエミコ

ストレス

仕事が忙しすぎるとミスを連発してしまう、がんばっているけれどやる気がでない……。現代の社会では、真面目に一生懸命やればやるほどストレスを抱えてしまうもの。

ストレスはどんな立場の人でも避けることができないものの、工夫や対処次第で、マイナスではなく「成長の糧」というプラスに変えることができる、と話すのが、精神科医で禅僧の川野泰周先生です。

心を整える大切さを教える川野先生の新著『会社では教えてもらえない 集中力がある人のストレス管理のキホン』(すばる舎)から、日常で自分自身の状態を的確に見つめ、ストレスをうまく管理する方法を教えてもらいましょう。

ストレスは無くならない

ストレス脳

マッサージに行ってもストレスが無くならない、と嘆く人がいます。しかし、そもそもストレスはなくならないものと自覚するべきと著者はいいます。

ではなぜ、ストレスが重なると集中力が減ったり、作業のミスが増えるのでしょうか。

ストレスがたまりきっている状況だと、目の前の仕事に集中できなくて、生産性が下がります。なぜなら脳の前頭葉の機能が低下するからです。

『会社では教えてもらえない 集中力がある人のストレス管理のキホン』20ページより引用

やらなければならないことがあるのに、集中できない。しかし、気力や気合いで乗り越えようとしてもうまくいかない。その理由は、脳内で集中力を担っているドーパミンやノルアドレナリン、アドレナリンなどの「脳内ホルモン」と呼ばれる神経伝達物質が機能不全を起こしているから

このように、ストレスの仕組みを正しく理解し、予防や対処をすることが重要に。身につけるべきは、ストレスから逃げるのではなく、うまく立ち向かう術であるようです。

ストレスを溜めやすい人の特徴

ストレス

ストレスに強くなるためには、自分の状態や置かれている状況に気付けるか、不快なことを受け流せるかといったことが鍵になってきます。

自分や他者の状況への気づき、今の状況をあるがままに認めて受け流す受容性の力のバランスで、4つのタイプに分けられます。

1. 気づきが多く、受容性も高いタイプ
2. 気づきが多く、受容性が低いタイプ
3. 気づきが少なく、受容性が高いタイプ
4. 気づきが少なく、受容性も低いタイプ『会社では教えてもらえない 集中力がある人のストレス管理のキホン』42ページより引用

1のタイプが気づきも受容性も高いとしたら、あとの3つがストレスを溜めやすいタイプ。自分がどんなタイプであるのかを把握しておくことも、ストレス対策の第一歩になります。

気づく力を高めるには?

気づく

この気づきの能力を高めるためには、マインドフルネスの手法が有効に。自分の体や呼吸の感覚に関心を寄せて、ひとつひとつの動作に意識を向ける。マインドフルネスを生活に取り入れることで、よけいなストレスを取り払い、脳をクリアにすることができます。

また、コーピングスキルを高めることも大事。コーピングとは、何かストレスを感じたときの対処の仕方のこと。たとえば、お茶を飲んだり、外の空気を吸ったり。そんな行動をひとつ挟むことで、冷静に物事を見られるようになるのだそう。

このように、自分のタイプや手立てを知っておくことは、ストレスに対処するための大事なスキルといえそうです。

すぐにできる「ストレスの手放し方」

スマホ

本書では、心身を整える実践テクニックが多数紹介されています。

ストレスを軽減するためのセルフケアには、さまざまなテクニックがあります。簡単なものでは、「自分に触れるワーク」があります。

『会社では教えてもらえない 集中力がある人のストレス管理のキホン』101ページより抜粋引用

自分の頬や肩、腕や胸に優しく触れることで自分をケアすることができるそう。胸をなでおろすことだけでも、落ち着きを取り戻すことができたりと、時間や場所に関係なく行えるのがよいですね。

また、ストレスは、対人関係の詰まりや葛藤が起きたときだけではなく、日常的にも知らないうちに溜めてしまうことがあります。

代表的なものでは、スマホを長時間使用しているということ。スマホを見ること自体が脳にストレスをためてしまう行為。不用意に長々とスマホを見ることがないように気をつけることも、ごく簡単なことですが有用な対処策です。

季節の変わり目や気候の変化など、小さなことにも人は大きく影響を受けるものです。ストレスを理解・予防し、対処する方法を身につけておくことで、あなたの頑張りはもっと活かされていくのではないでしょうか。

ストレスとうまく付き合う

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会社では教えてもらえない 集中力がある人のストレス管理のキホン]image via shutterstock

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