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たった数分で心を癒し、脳の疲れも回復させる方法は?

30日間の「自己肯定感を上げる方法」

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島田ゆかり

ソファに座る女性

目の前の物事に注意を向け、集中することで、過去のつらいことや自分を責めてしまう出来事などを一旦切り離すことができます。

たとえばキャベツを無心に切る。その瞬間の感覚を体験してみてください。

誰でも小学校時代に初めて包丁を手にして家庭科の調理実習をしたときには、それを新鮮な体験として受け取ったはずです。しかし、料理に慣れていくほどに「気もそぞろ」であっても野菜を切ることができるようになります。そこであえて、すでに慣れてしまったことに対しても集中して取り組んでみるのです。

今の自分を生きる」ということが身につくと、自己肯定感が上がっていきます。その瞬間、自分の心は癒されているのです。

そういった集中状態をマインドフルな状態といい、自分をつい責めてしまう人、つまり自己肯定感が低い人には効果的です。脳は、たった数分のマインドフルネス実践でもその疲労が回復すると言われています。

職人さんは目の前の作業にどんなに慣れていても、全神経を向けてそれに集中することで心を整えているように見えます。心が動じないイメージですね。

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川野泰周先生

川野泰周(かわの たいしゅう)先生
臨済宗建長寺派林香寺住職/RESM新横浜睡眠・呼吸メディカルケアクリニック副院長。2005年慶応義塾大学医学部医学科卒業。臨床研修修了後、慶應義塾大学病院精神神経科、国立病院機構久里浜医療センターなどで精神科医として診療に従事。2011年より大本山建長寺専門道場にて3年半にわたる禅修行を行った。現在は寺務の傍ら精神科診療にあたり、マインドフルネスや禅の瞑想を積極的に取り入れた治療を行う。著書に『ずぼら瞑想』(幻冬舎)、『会社では教えてもらえない 集中力がある人のストレス管理のキホン』(すばる舎)などがある。精神保健指定医・日本精神神経学会認定専門医・医師会認定産業医。

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取材・文/島田ゆかり、image via shutterstock

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