胃腸を傷つける生活習慣は、食べ過ぎ・飲み過ぎだけではありません。日本人に多い消化管のがんを防ぐためにも、胃腸のケアは重要。予防医学医の奥田昌子さんが教える「胃腸を最速で強くする方法」を、毎日ひとつずつご紹介します。
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逆流性食道炎を予防し、改善するには、睡眠中の姿勢も大切です。じつは姿勢によっては、喫煙や飲酒と同じくらい逆流性食道炎が悪化することがわかっているのです。
気をつけるべきポイントは次の2つ。
- あお向けで寝たい人は、頭だけでなく肩の下まで持ち上げる。
- 横向きで寝たい人は、左側を下にして寝る。
あお向けの場合は、上半身だけを45度くらい持ち上げた状態がベスト。リクライニング式のベッドがあればよいのですが、ないときは大きめの枕かクッション、座布団、丸めた毛布などを使って、肩全体を持ち上げるのがおすすめです。
横向きの場合は、右向きのほうがよいという考え方もあります。そのほうが胃酸が逆流しにくいというのですが、右が下だと胃の入り口を巾着のように締めている筋肉がゆるみやすいとされ、総合的には左向きのほうがよいと思われます。
ただし、胃の形や位置には個人差があります。どちら向きが自分にとって心地よいか、ぜひ試してみてください。
30日間の「胃腸を強くする方法」をもっと見る
「胃腸を最速で強くする 体内の管から考える日本人の健康」(幻冬舎新書)
「胃痛の原因はストレス」「ヨーグルトで便秘が治る」――そんな誤解をしていませんか? 人間の体は巨大な一本の管=消化管でできているのに、私たちは驚くほどその実態を知りません。本書では強い消化管をつくるために欠かせない食事や生活習慣を、日本人の体質を研究する予防医学医の奥田昌子さんが解説。なぜ日本人は「胃腸が弱い」のか、その秘密を紐解きます。
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