胃腸を傷つける生活習慣は、食べ過ぎ・飲み過ぎだけではありません。日本人に多い消化管のがんを防ぐためにも、胃腸のケアは重要。予防医学医の奥田昌子さんが教える「胃腸を最速で強くする方法」を、毎日ひとつずつご紹介します。
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誰でも食事のときには、大なり小なり空気を飲み込んでいます。とくに食べるのが早い人、がつがつ食べる人は、食道・胃・腸に空気がたまり、げっぷが出る、お腹が張るなどの症状があらわれます。
これを防ぐ食べ方は、いくつかコツがあります。
- とにかく早食いをしない。
- スプーンやフォークを使うと料理をたくさん口に入れてしまうので、箸を使って少しずつ食べる。
- 汁物をすするときは、音を立てないように静かに吸うと空気を飲み込みにくくなります。
- あごを引いた姿勢を心がける。
食べ方だけではありません。げっぷやおならが増える、お腹が張るといった症状が出る「呑気症(どんきしょう)」は、「言いたいことを言えずに言葉を飲み込む」タイプの人がかかりやすいといわれています。
また、歯をかみしめるクセがある人も無意識に空気を飲み込みがちなため、同様の症状が出ることがあります。歯科か口腔外科でマウスピースを作り、かみしめるクセを直すことで症状が軽くなる可能性があります。
30日間の「胃腸を強くする方法」をもっと見る
「胃腸を最速で強くする 体内の管から考える日本人の健康」(幻冬舎新書)
「胃痛の原因はストレス」「ヨーグルトで便秘が治る」――そんな誤解をしていませんか? 人間の体は巨大な一本の管=消化管でできているのに、私たちは驚くほどその実態を知りません。本書では強い消化管をつくるために欠かせない食事や生活習慣を、日本人の体質を研究する予防医学医の奥田昌子さんが解説。なぜ日本人は「胃腸が弱い」のか、その秘密を紐解きます。
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