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心臓発作の恐ろしさを体験者が語る。41歳で、週に2回も……

Prevention カラダや心を健康にする予防習慣

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STELLA MEDIX Ltd.(翻訳)

心電図

若くて健康なときには、心臓発作なんてまったく考えもしないはず。

ところが、アメリカのコロラド州に住むジェニファー・ハルヴァスさんは、41歳で1週間の間に2回も心臓発作に見舞われました。それもまったく予期せずに。

救急病院では「どこも悪くない」と言われたが……

ハルヴァスさんがアメリカのTV局NBCの『9 News』で語ったところでは、家族と一緒の休暇中に突然、胸の痛み、腕の痛み、そして息切れに襲われたのだそう。

急いで地元の救急救命室(ER)に行きましたが、どこも悪くないと言われました。でも翌日、もっと強い胸の痛みを感じて、今度は、両腕と首にも痛みが広がったのでした。同時に吐き気も感じ、あごが痛くなって、実際に嘔吐してしまったそう。

再度、救急救命室に行くのはためらわれましたが、何かがおかしいと感じたハルヴァスさんは、直感に従って、もう一度救急救命室を訪れました。

心臓につながる動脈が裂けてしまった!

ハルヴァスさんは、“特発性冠動脈解離(SCAD)”と診断されたのです。アメリカ心臓協会(AHA)によると、これは心臓に血液を送っている動脈のうち1本に裂け目ができてしまう、まれな症状。心臓発作につながる恐れがあり、まさにそれが、ハルヴァスさんにも起きたわけです。

ハルヴァスさんは、症状を和らげる薬をわたされて退院しましたが、1週間後にまた激しい胸の痛みに襲われたのです。ハルヴァスさんの動脈は内部が狭くなり、塞がりそうで、心臓発作が再び起きたと知らされました。

それから5年経ちますが、ハルヴァスさんは症状を抑えるためにまだ薬を服用しており、飲み忘れるとすぐにまた発作が起きる恐れがあります。

2回も心臓発作が続くのは、よくあること?

心臓発作

image via shutterstock

「大変まれですが、1回目の発作で適切な処置をしないと、状態が悪化し、立て続けに起こる可能性はあります」と、プロビデンス・セント・ジョンズ・ヘルスセンター(カリフォルニア州サンタモニカ)の心臓専門医、ニコル・ワインバーグさんは説明します。

また、「特発性冠動脈解離は治療が難しく、そのために心臓発作が再び起きる確率も高くなるのです」と、コロンビア大学アービング医療センター「女性心血管健康センター』の共同ディレクターを務める、ジェニファー・ヘイスさんは指摘します(同医療センター/ニューヨーク・プレスビテリアン病院の心臓専門医)。

特発性冠動脈解離とはどんな病気? 治療法は?

聴診器

image via shutterstock

ヘイスさんの説明によると、「特発性冠動脈解離では、動脈の壁に裂け目ができます。治療では、ステント(血管を広げる金属でできた網状の管)を入れて血管を広げる方法があるのですが、むしろ裂け目を広げてしまう可能性もあります。結果として、ステントを入れることはできないと判断するケースも多くなります」と言います。

「治療といっても、そのままにしておくほかありません。ですが、後にその動脈がさらに裂けて、また心臓発作につながるケースも出てきます」

特に特発性冠動脈解離は「ホルモンが大きく関係している」ようだと、ワインバーグさん。特に女性で、精神的なストレスがある、または妊娠している、または出産後の場合に起こりやすいと考えられています。また、生理の異常は見られません。また、ヘイスさんの話では40代と50代の女性に多いようです。

このような条件の女性はたいてい健康なため、特発性冠動脈解離は診断が難しくなります。「そんな健康な女性に冠動脈の問題があるかもしれないなんて、医師も考えませんから、見過ごされているケースが非常に多いのです」と、ワインバーグさんは指摘します。

特発性冠動脈解離の症状は?

吐き気

image via shutterstock

「症状は胸の痛み、息切れ、背中の痛み、吐き気、嘔吐など。全般的に冠動脈のほかの病気とよく似ており、突如として症状は現れます」と、ヘイスさん。

「力を使う作業をしているときに症状が悪化することがあるのですが、ときに本当に突然起こることもあります」(ワインバーグさん)

「おかしな症状があって、心臓のせいではないかと思うのに、その症状や心配を医師が真面目に受け止めてくれないような気がするなら、心臓の働きを調べる特定の検査を頼むとよいでしょう」とワインバーグさんは強調します。

おかしいな、と思ったら心臓の検査を受けて

診察

image via shutterstock

「標準的な心臓の検査を受けるのがいちばん妥当だと考えています。つまり、心電図、心臓マーカーの上昇を調べる血液検査、それから心臓の超音波検査。医師が心臓のせいとは考えずに、このような検査をしない場合もありますから」(心臓発作の症状は、女性と男性でわずかに違うことも覚えておきましょう)

そして、検査を頼んでも医師がためらうなら、「しりごみせずに、強く検査をお願いしてよいのです」とヘイスさん。「よく女性は心配し過ぎだと言われ、当然受けるべき処置を受けていない傾向が見られます。気になることがあるときは自分の感覚を信じて、『大丈夫と言うなら、その証拠を見せて』と医師に言うのです」

結論:ワインバーグさんによると、特発性冠動脈解離は、40代と50代の女性が気をつけるべき病気。そして、どうもおかしいと思える症状があるなら、臆せずに口に出すことが大切。「自分の健康を守るのはまず自分」と、ワインバーグさんは強調しています。

その症状、危険な病気のサインかも?

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Korin Miller/1Why This Healthy Woman Had 2 Heart Attacks At 41
訳/STELLA MEDIX Ltd.

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