1. Home
  2. BODY
  3. 保存版! いまさら聞けない「酸化」で肌が老ける理由

保存版! いまさら聞けない「酸化」で肌が老ける理由

コゲとサビ

1,141

sabi01-1

image via shutterstock

酸化や抗酸化というワードが巷に溢れるなかで、「実はよくわからない」という人が多いのも現実です。

そこで今回は、美容皮膚科「アオハルクリニック」院長の小柳衣吏子先生に、ウェルエイジングのために知っておきたい「肌と酸化の基礎知識」を取材しました。

抗酸化力は年齢とともに低下する

腐る葉

image via shutterstock

酸化とは、一言でいうと“活性酸素によって体が錆(さ)びる”こと。

「呼吸により必ず生じる活性酸素(フリーラジカル)は、過剰になると細胞の機能にダメージを与え、老化を促します」と小柳先生は話します。

「呼吸によって吸い込んだ酸素のうち、約2%が活性酸素になるといわれています。

酸化ダメージを受け続けると、細胞の生まれ変わりが妨げられ、結果、細胞が老化していきます」(小柳先生)

「活性」と聞くとよい言葉のようですが、実は逆なのです。通常、人は抗酸化力を持っていますが、その力も加齢とともに低くなってくるそう。

歳ごとに弱くなる抗酸化力と、加齢に従い増えてくる酸化ストレスが相まって、酸化のスピードは増していくのです。

紫外線が「酸化」を加速させる

日差しを浴びる女性

image via shutterstock

酸化は24時間、体中の至る所で起きていると小柳先生。皮膚の細胞膜や核、タンパク質や脂質、糖質も、活性酸素によって酸化し、体に悪影響を与えます。

活性酸素の発生は、生きている限りなくすことはできません。しかし、その影響を減らすことはできます。そのひとつがUVケアです。

「紫外線は、シミやしわに即つながるというより、まず、活性酸素の影響を増やします。この活性酸素が、しわ形成の促進やシミにつながるメラニンの生成、 細胞エネルギーを生み出すミトコンドリアの老化などに関与しているのです。

さらに、すでに光老化した肌(たるみ・深いシワ・シミなどが目立つ肌)は、抗酸化力も弱まっています。つまり、光老化した肌では、紫外線にあたると活性酸素が増えやすくなっていますので、特に注意が必要といえます」(小柳先生)

酸化ストレスがもたらす多くの弊害

小柳先生によると、紫外線による酸化ストレスは、肌に次のような悪影響を及ぼすとのこと。

・細胞のミトコンドリアにダメージを与え、細胞エネルギーを低下させる。
・日やけ、シミ・シワなどの原因のひとつとなる。
・肌が黄ばむ、くすむといった現象も酸化が原因のひとつ。

酸化ストレスを受けすぎると細胞がアポートーシス(細胞死)することがある

紫外線を浴びると、皮膚細胞の核にあるDNAの正常な活動が妨げられます。通常は修復能が働きますが、あまりにも酸化の刺激が強いと傷んだDNAが正常に消去されなくなることがあるのだそう。

激しい運動や大気汚染も「増強因子」に

キックボクシングする女性

image via shutterstock

あらゆる老化と疾患に関わってくる、紫外線による酸化ストレス。UVケアは肌の老化だけでなく、皮膚がんなどの重大な疾患を防ぐことにもつながります。

小柳先生によると、大気汚染や喫煙、激しい運動、疾患による炎症も、体内の酸化を促進してしまうそう。酸化の影響は、酸化をもたらす因子が多いほど増えていきます。

まずは紫外線をしっかり防いだ上で、そのほかの増強因子も生活から取り除いていくことが、酸化による老化を抑える近道です。

今回ご紹介したのは、小柳先生に聞く「肌と酸化の基礎知識」。後編では酸化を防ぐUVケア以外の方法や、先生がお使いの化粧品、サプリメントについて伺っていきます。

小柳先生

小柳衣吏子先生
「AOHAL CLINIC(アオハルクリニック)」院長。順天堂大学医学部 皮膚科助教(非常勤)、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本美容皮膚科学会会員、日本抗加齢医学会専門医。ウェルエイジングを日々探求する皮膚の専門家。平成10年順天堂大学医学部卒業後、平成23年「AOHAL CLINIC」院長に就任し、現在に至る。著書に『美肌の王道』など。

AOHAL CLINIC

酸化の進行を食い止めたい

肌も黄ばむって知ってました? 「糖化ケア」コスメおすすめ5選

「なんだか最近、肌がくすんできた気が…… 」「肌の黄みが強くなってきたみたい」と感じているあなたにおすすめしたい最新テクノロジーで挑む「糖化コスメ」...

https://www.mylohas.net/2019/04/189046sp_aging_saccharification.html

老けない、サビない人に。食材の抗酸化力をアップさせる食べ方って?

年齢を重ねるにつれて、体や肌は酸化していくと言われています。これは人間が酸素を吸って生き、活性酸素をつくり出す限り、変えられない事実。でもできること...

https://www.mylohas.net/2019/04/179253sp_aging_oxidation.html

  • facebook
  • twitter
  • hatena

    Ranking

    1. 意外に多い!? 生理中の下痢。突然のアクシデントを解消する方法

    2. 高タンパク食をテイクアウト! 無添加のプロテインを飲めるキオスク

    3. 筋トレは週2回で本当にいいの? ベストな頻度をトレーナーが伝授

    4. 「背中が痛い!」それ、実は重大な問題かも。医師の診察を受けるべきサイン

    5. 無視してはいけない5つの虫さされ......場合によっては病院で診てもらいましょう

    6. その気持ち悪さ、8つの意外な原因のせいじゃない?

    7. 胃腸の調子が悪いときに。レンジで作る、簡単茶碗蒸し

    8. ご存知ですか? 肌老化の8割と言われるある老化現象を

    9. 「嫉妬深い」と嫌われるNG行為。人がヤキモチを焼くのはなぜ?

    10. 胃痛や腹痛を早く治す方法とは? マッサージやペパーミントが味方に

    1. 「背中が痛い!」それ、実は重大な問題かも。医師の診察を受けるべきサイン

    2. 血圧を下げる低カロリーな果物はどれ? 栄養士おすすめの食べ方

    3. 精神科医が勧める、誰かのためじゃなく「自分のために生きる方法」

    4. その気持ち悪さ、8つの意外な原因のせいじゃない?

    5. 無視してはいけない5つの虫さされ......場合によっては病院で診てもらいましょう

    6. 意外に多い!? 生理中の下痢。突然のアクシデントを解消する方法

    7. 胃痛や腹痛を早く治す方法とは? マッサージやペパーミントが味方に

    8. 胃腸の調子が悪いときに。レンジで作る、簡単茶碗蒸し

    9. 頑固な内臓脂肪を減らす9つの方法

    10. ただの腰痛と間違えやすい、気をつけたい6つの病気

    1. コーヒーの量やチョコを欲するときが増えたら、気をつけるべきこと

    2. 「背中が痛い!」それ、実は重大な問題かも。医師の診察を受けるべきサイン

    3. その気持ち悪さ、8つの意外な原因のせいじゃない?

    4. 胃痛や腹痛を早く治す方法とは? マッサージやペパーミントが味方に

    5. 野菜より先に口にするといいものは? 太らないための「食べる順番」

    6. 頑固な内臓脂肪を減らす9つの方法

    7. 無視してはいけない5つの虫さされ......場合によっては病院で診てもらいましょう

    8. ただの腰痛と間違えやすい、気をつけたい6つの病気

    9. あー、鼻水がとまらない! そんなときはこの手をつかって

    10. 季節変わりにやってくる顔のかゆみトラブル、皮膚科医に聞いた原因と対策法は?