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医師に聞いた、体臭を防ぐ7か条。サビない人になる秘訣って?

コゲとサビ

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田邉愛理

鼻

「最近、自分の体臭が変わった気がする」と感じたことはありませんか?

体臭と多汗の専門医、五味常明(ごみ つねあき)先生に聞く「酸化と体臭」の関係。前編に続き、後編では体臭をセルフチェックする方法や、酸化による加齢臭の抑え方を教えていただきます。

自分でできる、加齢臭のチェック方法

悪臭

人間の鼻には、同じニオイを長く嗅ぐと麻痺するという習性があります。だから、自分の体臭は意外と気づきにくいもの。以下の2つが五味先生おすすめのチェック法です。

1.枕・寝具のニオイをチェック

加齢臭は首の後ろから出やすいのが特徴。朝起きて、新鮮な空気を吸ってから、枕や首元にあたる部分をチェックしましょう。

2.脱いだ洋服のニオイをチェック

一日着ていたトップスには、ニオイが確実に移っています。洗濯する前にチェックしましょう。

自分で嗅ぐとわかりにくい人は、「Kunkun body」などの体臭計で測る手もあります。

また、血液検査で中性脂肪やコレステロール値が高かった人、内臓脂肪が多い人は要注意。メタボ検診に引っかかった人は体臭も悪化している可能性があります。

「メタボ」対策と運動が体臭を抑えてくれる

フィットネス

前編でお伝えしたとおり、加齢臭は皮脂の酸化によるノネナールが原因で生じます。そこに、「疲労成分」ともいわれる乳酸と汗から生じるジアセチルが加わると、ツーンとしたミドル脂臭が加わり、さらにいやなニオイに……。

一体どうしたら、体臭の変化を抑えることができるのでしょうか。

「じつは加齢臭対策は、メタボ対策とほぼ同じです。肉やお酒が好きで、たばこを吸い、運動不足でストレスも多い……こんな生活を送ると生活習慣病になりやすいことは、よく知られていますね。

加齢臭が発生するメカニズムも、これとよく似ているんです」(五味先生)

不摂生な生活を続けると血管にコレステロールが蓄積されるように、皮脂腺にも脂肪分が増えていきます。脂肪分が増えるということは、ノネナールも増えるということ。生活習慣病になりやすい人は、加齢臭もきつくなりやすいと五味先生はいいます。

また、ストレスなどで一気にかく汗には乳酸が多く、ジアセチルを増やす原因になります。汗にはアンモニアというニオイ物質も含まれているので、体臭の原因になってしまうそう。

体臭を防ぐポイント7つ

ヨガ

上記を踏まえた「酸化による体臭を防ぐポイント」は、次のとおり。ぜひ実践してみてください。

酸化を抑える生活習慣

  • 活性酸素を発生させるストレス、運動不足、睡眠不足を避ける
  • 脂肪分の多い食事を避け、ビタミンCやビタミンE、カロチンなどを含む抗酸化食品を増やす。
  • 梅干しや柑橘類、お酢などに含まれるクエン酸を摂取する。

体に乳酸をためない

  • 蓄積疲労とストレスを避ける。
  • 動物性タンパク質の摂取を控えめにする。
  • 食物繊維(とくに水溶性食物繊維)、乳酸菌オリゴ糖の3本柱を摂取し、腸内環境を整える。

汗をかいて汗腺を鍛える

  • 適度な有酸素運動で日常的に汗をかき、汗腺を鍛える。

「若い女性特有の甘い香り」を補給しよう

ピーチ

男性と違って女性の場合、上記のほかにも有効なニオイ対策があります。それは、加齢によって減少する女性ホルモンと、ラクトンという物質を補うことです。

「女性ホルモンには、活性酸素を抑えて酸化を防ぐ働きがあります。エストロゲンの活性化につながるイソフラボンを含む食品、豆乳納豆などは効果的です。

ラクトンは2018年にある製薬会社が発見したニオイ成分で、ピーチやココナッツのような甘い香りがあります。女性には若いころ特有の甘いニオイが存在し、30代以降に減少すること、その正体が“ラクトンC10/ラクトンC11”という成分であると発表されました。

ラクトンは加齢によって酸化されやすく、10代後半から20代をピークとして減少していきます。補う方法としては、ラクトンを含む桃やあんずなどの果物や、ヨーグルトなどの乳製品を食べることがおすすめです」(五味先生)

五味先生いわく、健康な体からは不快なニオイは出にくいとのこと。体臭の変化は病気のシグナルでもあるという五味先生の言葉を心に留めておきましょう。

インタビュー前編はこちら

クサくなるのは疲れてるから? 医師が教える、加齢臭の対策法

さまざまな物質を劣化させる「酸化」という現象は、いたるところで起きています。それは残念ながら、女性の「体臭」も例外ではありません。酸化と体臭の関係か...

https://www.mylohas.net/2019/04/188467sp_aging_body_odor01.html

五味常明先生

五味常明(ごみ つねあき)先生
1949年、長野県生まれ。一橋大学商学部、昭和大学医学部卒。昭和大で形成外科、多摩病院で精神科に携わった後、体臭・多汗研究所を設立。現在は、「五味クリニック」院長として、東京と大阪で診療する傍ら、流通経済大スポーツ健康科学部の客員教授も務めている。


取材・文/田邉愛理、構成/寺田佳織(マイロハス編集部)、image via shutterstock

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