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髪と頭皮こそ、日光から守るべき。肌より深刻な「頭」の紫外線ダメージ

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MYLOHAS編集部

帽子で日除けする女性

いよいよはじまる、平成最後のスペシャルな10連休のGW。海外や国内の行楽地に出かける人も多いのではないでしょうか。

屋外で過ごす時間が多くなると、より気を付けたいのが紫外線対策。実は、「光老化」啓発プロジェクト委員会(NPO法人皮膚の健康研究機構)の調査では、なんと3割以上の人が「日焼け止めは使用しない」と回答しているそう。日常的な使用については、まだまだ意識の低さが出ています。

肌老化の原因80%は「光老化」

シミ・シワ

「光老化」啓発プロジェクト委員会によると、加齢による肌の老化への影響は実は2割程度で、太陽光線による光老化の影響が8割を占めるとのこと。太陽光線は紫外線(UV)、可視光線、赤外線の3つに分かれ、光老化に最も影響を及ぼすのが紫外線です。

紫外線には主にUVBとUVAがあり、UVBは表皮に届き、シミソバカスの原因に。UVAは真皮に届き、シミやたるみの原因になるのです。

紫外線による髪へのダメージとは

ビーチで後ろ姿の女性

さらに、ウィメンズヘルスクリニック東京院⻑の浜中聡子先生によると、実は身体で最も日焼けしやすいのは、実は髪と頭皮なのだそう。

特に、髪の分け目は顔の2倍紫外線を浴びているというデータもあり、「髪の紫外線対策」はついつい見落としがちですが、想像以上に髪にさまざまなダメージを与えているというのです。

1. 髪質の悪化

髪質の悪化

髪の大部分は「ケラチン」というたんぱく質でできていて、ケラチンはさまざまなアミノ酸が結合して作られています。しかし髪に紫外線が当たると、髪を構成している「シスチン」などのアミノ酸が酸化し、別の物質に変化してしまいます。

それによりケラチンがダメージを受け、髪を保護する役割を担っているキューティクルが剥がれ落ち、その結果、枝毛や切れ毛の増加、ツヤの減少、パサつきなどさまざまなトラブルが起きてしまいます。

2. 髪の脱色

紫外線には、褐色〜黒色のメラニンである「ユーメラニン」を分解させてしまうはたらきがあります。そのせいで、髪に紫 外線が当たると、赤茶色に変色してしまいます。

3. 頭皮の日焼けによる薄毛・抜け毛

健康的な頭皮は⻘白い色をしていますが、頭皮が日焼けすると、ピンクもしくは赤茶色などの色味を帯びてきます。これは、頭皮が炎症を起こし、頭皮のバリア機能が乱れて乾燥している状態なので、乾燥によってフケやかゆみがでることもあります。

また、この状態が続くと、毛根がダメージを受け、健康な髪が生えてこなくなってしまい、抜け毛、薄毛を誘発する可能性もあります。

紫外線による髪&頭皮トラブルを防ぐための3か条

帽子で日除けする女性

  • 帽子&日傘でガード:帽子の場合は、頭皮が蒸れてしまわないように、通気性のよい⻨わら帽子などがおすすめ。被りっぱなしも避けましょう。
  • 頭皮用日焼け止め:頭皮にも使える日焼け止めは、こまめに塗りなおすことが重要。一日の終わりに完全に洗い流すことも忘れずに。
  • 分け目を変える:髪のダメージは防げませんが、頭皮の日焼け対策としては髪の分け目を頻繁に変えるだけでも効果があります。

頭皮がうっかり日焼けしてしまったときは

シャンプーする女性の後ろ姿

  • 頭皮専用の保湿液で保湿:日焼け頭皮は乾燥しがちなので、頭皮専用の保湿液がおすすめ。肌をスキンケアするのと同じ感覚で頭皮もしっかり保湿 を。
  • カラーやパーマは控えめに:日焼け直後は頭皮が敏感になっているので、しばらくはカラーとパーマは控えたほうがベターです。
  • 優しく、でもしっかりシャンプーする:日焼けしてしまったからといってシャンプーを控えるのはかえって頭皮環境を悪化させてしまいます。刺激の少ないタイプのシャンプーで優しく、でもしっかりと洗いましょう。

再チェック! 正しいシャンプーの方法

  • 基本は「頭皮を洗う」イメージで。汚れがひどかったりスタイリング剤を使用したりで泡立ちが悪い場合や、油分や臭いが気になる場合は二度洗いを。
  • 洗い忘れや流し忘れは頭皮トラブルのもとでしつこいフケやかゆみの原因になるので、洗い忘れや流し忘れの多い、えりあしや後頭部付近を意識して洗いましょう。
  • お湯の温度は38°Cがベスト(40°Cを超えると、汚れだけでなく必要な皮脂や水分もながれてしまいます)

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浜中先生

浜中聡子(はまなか さとこ)先生
ウィメンズヘルスクリニック東京院長。医学博士。米国抗加齢医学会専門医、国際アンチエイジング医学会専門医などの資格を多数取得。女性ホルモンに着目し、心身ともに健康で充実した毎日を過ごすことができるよう、医学的見地からサポート。丁寧な診察と、ライフスタイルまで含めたアドバイスに定評がある。

image via Shutterstock

[ウィメンズヘルスクリニック東京]

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