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植物療法士に聞く「フィトテラピー」を暮らしに取り入れる方法

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小竹美沙

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日本を代表する植物療法士の森田敦子さんの一番弟子であり、『自然ぐすり生活』(ワニブックス)の著者であるルボア フィトテラピースクール副代表の南上夕佳さん

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今回は、「フィトテラピーのことはよくわからない……」という人に知ってほしい植物療法の知恵について、南上さんに伺いました。

そもそも、フィトテラピーとは?

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日本ではまだなじみの薄い言葉かもしれませんが、フィトテラピーは、自然の植物を活用して、人間が本来持っている自然治癒力を高めること。

また、病院にかかるほどではないけれど、ちょっとした不調がある「未病」に対処してくれる伝統療法のことです。

植物が持つ力はパワフルなので、南上さんは「自然ぐすり」(※1)と呼んでいます、具体的には、「飲む、香る、塗る、食べる」の4つの方法で取り入れることができます。

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1. 飲む

ハーブティーを飲む、タンチュメールとも呼ばれるハーブの浸出エキス「チンキ」(※2 )を薄めて飲むなど。

2. 香る

アロマポットやディフューザーでの芳香浴が人気ですが、ティッシュにペパーミントなどの精油を1〜3滴たらして、香るだけでもOKです。

3. 塗る

精油を希釈したオイルを塗ってマッサージしたり、精油やハーブのアロマバスに入ったり、タオル湿布を貼ったりするなど、皮膚から取り入れる方法も。

4. 食べる

日々口にする身近な野菜、穀物、果物、ハーブなどの食材には、体の不調を改善したり、美容効果が期待できるものも。ヘンプシードオイルなど植物オイルを摂ることもフィトテラピーのひとつです。

南上さんおすすめのフィトケアレシピ

25歳のとき生理不順、アトピー性皮膚炎のような肌の乾燥、冷えといった不調に悩まされていた南上さん。

皮膚科、内科などあらゆる病院を受診し、婦人科で若年性更年期障害と診断を受けました。「何か自然な方法でケアできないか……」と悩んでいたときに出合ったのがフィトテラピーでした。

「植物は人の体に寄り添い、サポートする力を持っています。フィトテラピーの知識があれば、病院に行くほどではないけれど……というとき、予防したいときにもセルフケアすることができます。お守りのような感覚で取り入れてみてください」(南上さん)

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1. 冷え性で悩んでいる人に

ヴァンルージュは、赤ぶどうの葉の部分であり、赤ワインの100〜300倍のポリフェノールを含んでいます。血管拡張作用が期待できるので、手足の冷えに悩む人にオススメです。温かいハーブティーで飲むといいですよ。

また、ヴァンルージュを侵出させたチンキも売っているので、手軽に摂ることができます」(南上さん)

2. 暴飲暴食で胃が疲れてしまった

メリッサのハーブティーか、チンキを。メリッサには、胃の働きを整える働きがあり、胃もたれや痛みにおすすめ。

また、精油ならペパーミントやレモングラスのオイルを希釈して、胃のあたりに塗りましょう」(南上さん)

3. アレルギー・花粉症で悩んでいる

ネトルには、抗アレルギー、抗ヒスタミン作用があり花粉症対策にぴったり。花粉が舞い始まる前から予防として摂るとよいでしょう。

エルダーフラワーは、鼻水が止まらない時におすすめです」 (南上さん)

4. 眠れない・眠りが浅い

「寝つけないときには、バレリアンを。寝たい30分前に摂るとスムーズに入眠できますよ。

また、眠りが浅い時は、バレリアンに、メリッサやパッションフラワーをプラスしてあげると、中枢神経に働きかけて気持ちがゆるむはず」 (南上さん)

5. ダイエットしたい

ブルーベリーリーフには、クロロゲン酸やキナ酸とよばれる成分が含まれていて、脂肪細胞の代謝を促す効果が期待できます。

1日2〜3杯のハーブティーを続けてみましょう」 (南上さん)

6. むくみが気になる

ジュニパーの精油には体液の排出を促す作用があり、むくみやセルライトのケアにおすすめです。

マッサージオイルとして取り入れるなら、植物オイル10mLに精油2〜4滴を加えて、アキレス腱から脚のつけ根までをマッサージしましょう」(南上さん)

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「植物療法は予防医学でもあります。今は、大きな不調を感じていないという女性も、妊娠、出産、更年期などに備えて、体の整え方として知っていただけたらうれしいです」と南上さん。

体や心の不調と上手に付き合うために、早速日々の暮らしに取り入れてみたいと思います。

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自然ぐすり生活 1512円(税込)ワニブックス

※1 「自然ぐすり」は、フランス パリ第13大学で教えられている植物療法をベースに、南上夕佳さんが講師を務めるルボア フィトテラピースクールで公開され、本人が実践している植物療法をベースにしています。医薬品ではありませんので、心配なことがある場合は必ず医師に相談してください。
※2 チンキはアルコール度数が高いものもあるので、子どもや年配の方は使い方に注意してください。

[ルボア フィトテラピースクール ][南上 夕佳さんインスタグラム]

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