キムチと納豆
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納豆×キムチ」の組み合わせは、おいしいだけでなく、健康パワーにも期待できるって知っていましたか? それぞれの栄養面から紐解いてみましょう。

「納豆」が持つ3つのパワー

納豆と大豆

納豆は、今も昔も日本人が食べてきた定番メニューのひとつ。発酵食品である納豆には、うれしい健康パワーが豊富に含まれています。

1.ナットウキナーゼ

納豆特有の酵素のひとつ、ナットウキナーゼ。これは、納豆が作られる過程において、納豆菌から作り出されるものです。

血栓を分解する作用があり、血液の流れをスムーズにすることから、動脈硬化や血栓、脳梗塞や心筋梗塞の予防に効果があると言われています。

(「DietPlus」より引用)

2.イソフラボン

女性にうれしい栄養素として有名なイソフラボン。こちらも、大豆食品に多く含まれており、納豆も然り。

イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをしてくれることから女性特有の症状の緩和・改善などに期待できるほか、アンチエイジングコレステロール値の調整作用骨粗鬆症や更年期障害の予防にも効果的だと言われています。

(「DietPlus」より引用)

3.タンパク質

納豆を食べれば、タンパク質も摂取することができます。タンパク質をしっかり摂ることは、ヘルシーな体作りに必要不可欠。

たんぱく質はダイエット中には欠かせない筋肉の元となったり、健康的で美しい皮膚や髪、爪などの組織を生成してくれる要素の一つです。

(「DietPlus」より引用)

ダイエットや美肌に!? 韓国発祥の発酵食品「キムチ」

キムチ

一方、キムチはどんな健康パワーを持つのでしょうか?

韓国版の漬物のキムチは、白菜や大根などの野菜を唐辛子やにんにく、塩などの調味料で漬け込み発酵させたものです。キムチの代表的な健康パワー3つをご紹介します。

1.カプサイシン

カプサイシンは、キムチの辛さを担っている唐辛子に含まれる成分です。

カプサイシンには辛みによってアドレナリンの分泌を促進して、体温が上昇することに繋がります。すると、それに伴って代謝も向上するため、脂肪が燃焼されやすくなる効果が期待できます。さらには、胃腸内の健康を保つ作用もあると言われています。

(「DietPlus」より引用)

2.乳酸菌

キムチには、乳酸菌が多く含まれているそう。なんと、その量はヨーグルトにも劣らないほどだとか。乳製品が苦手な人は、キムチから乳酸菌を摂取するというのもいいかもしれません。

乳酸菌は、体に良い影響をもたらす善玉菌の増殖を助けて、腐敗物質を生み出す悪玉菌の減少に役立つ優れものです。

(「DietPlus」より引用)

3.ビタミン

キムチは、加熱をせずに作られる発酵食品です。そのことが、キムチにさらなる健康パワーを与えています。

材料となる野菜の栄養素を壊さずにそのまま食べることができる上に、キムチにすることでビタミンなどの栄養素は何倍にも膨れ上がると言われています。ビタミン類はエネルギーの代謝の手助けをするほか、美容のサポートも期待できます。

(「DietPlus」より引用)

納豆×キムチがいい理由

納豆キムチ

それぞれにうれしい効果が期待できる「納豆」と「キムチ」ですが、組み合わせることでより高い効果が期待できると注目されているそうです。

最近の研究では、そんな2つを組み合わせて乳酸菌と納豆菌を一緒に摂ることで、納豆菌が乳酸菌の増殖を助けることが明らかとなっているようです。

(「DietPlus」より引用)

納豆もキムチも、冷蔵庫に常備しておきやすい商品。どちらも手に入りやすいので、毎日の食生活にすぐ取り入れられるという利点もあります。ぜひ、「納豆キムチ」にトライしてみてくださいね。

納豆は好きですか?

Diet Plus

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