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身体とのバランスが鍵! 「100歳まで生きるための脳」をつくる方法

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「人生100年時代」ってどんな時代──? 2017年、政府が設置した「人生100年時代構想会議」のニュースで、にわかに注目されたこの言葉。でも、ずっと健康で楽しく暮らしていくには一体どうしたら?

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人生100年時代を生きる“脳”を考える

そんな疑問にさまざまなヒントを与えてくれるのが、東京大学名誉教授で日本を代表する脳科学者の養老孟司さんと、記憶力の維持をサポートする成分、ホスファチジルセリン研究の第一人者、ラルフ・イェーガー博士

先日都内で行われたイベント「人生100年時代を生きる“脳”」(株式会社ネイチャーラボ主催)で飛び出したおふたりの言葉から、長寿社会を楽しく健やかに生きる手がかりを探ります。

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感覚をフル稼動させて!

「人生100年時代を生きる“脳”」と銘打たれた講演の冒頭、養老さんが明かしたのはご自身の母親のことでした。

「95歳まで元気で、ほとんどボケていませんでした。が、結局、身体が動かなくなってしまった。これは文句が多くなりますね(笑)。逆に身体が非常に丈夫なのにボケが起こってしまうと、この場合は徘徊が始まってしまう。

老齢の健康において、全体としてのバランスはとても大切だから、ボケていない人は一生懸命身体を使ったほうがいいですね」

ならば、年を重ねてもボケないためにはどうしたら?

「田畑や里山を歩くと、本当にいろんなものに出会うけれど、都会の生活、たとえばオフィスの中は完全に人工環境。風は吹かないし、床はどこも同じ硬さで必ず平ら──。要するに、できるだけ感覚を刺激しないようになっています。これだとボケてしまいませんか?」

できるだけ単調な生活を避け、フルに感覚を働かせて暮らすことが大切といいます。

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「しかし年をとってから起こることは、それまでのその人の人生の結論。長い歴史を経た結果、こうなっているということを、身にしみて感じて欲しいんですね。

たとえば、いま花を咲かせている梅の樹も、現在の状況になるまでに数億年、数十億年の時間がかかった。

それをいまの人間が頭で考えて、完全に理解できるだろうか。人の身体も同じ。考えて手を打って、それで人の身体や運命がどうにかなるのだろうか。そんな疑いだけは、持っていていただきたいと思うのです」

脳機能の低下を防ぐサプリも選択肢に

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後半に登場したイェーガー博士はドイツ出身。「ホスファチジルセリン 全世代に向けたパワフルな脳機能素材 健康な心─健康な体」として、ホスファチジルセリン(PS)の機能、効果について紹介しました。

「ホスファチジルセリン(PS)はリン脂質という物質です。脳の細胞膜中に存在し、酵素の活性を助けることがわかっています。

ホスファチジルセリン(PS)は、高齢者の記憶力を改善するだけでなく、たとえば、日本人のADHD(注意欠陥多動性症候群)の子ども、大学生の学習パフォーマンス、精神的ストレス、肉体的ストレスなど記憶力以外への科学的エビデンスがあります

ホスファチジルセリン(PS)は、食品医薬品局(FDA)が条件付きヘルスクレーム(健康強調表示)を認めた唯一の脳関連サプリメント素材として注目されています。

つまり、製品パッケージに、これを摂取することで「高齢者の認知症のリスクを減らすかもしれません」と表示できるということ。

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私たちにとっても、年を重ねるうえで健やかに生きるためのひとつの選択肢となりそうです。

ホスファチジルセリン(PS)は、サプリ先進国のアメリカで大きく成長してきました。

記憶力のサポートだけでなく、ストレスに有効、注意力、計算力を増すなど、子ども・学生向け製品まで、さまざまなホスファチジルセリン(PS)製品が販売されています。日本でも、高齢化社会のクオリティ・オブ・ライフに貢献することを期待しています」(イェーガー博士)

サプリの力で脳機能の低下を防ぐ選択肢も

「100年時代を生きる」ためには、「精神と肉体、両方が健全であるということがとても重要と話すイェーガー博士。だから、食べるものや運動はとても大切ですし、家族の中でのコミュニケーションも、すべて必要になってくる」といいます。

認知症との向き合い方について質問が寄せられた養老さんは、

病気というのは周囲との関係次第で、とくに認知症の場合は、認知症でないように暮らすこともできます。その環境をどうやってみんなが維持していくか、ということが大切。

現在の都市の生活では常に目立ってしまうけれど、田舎であれば徘徊老人も案外困らないもの。できるだけ、本人が普通に暮らせる環境を皆で考えながら維持することが大事ですね。

ひとりひとりの状況によって対応は変わる。医療では、一般化できない部分が大切。なぜなら、皆さん方ひとりひとり、人生は違うのだから。

それに対する答えを、一律に要求するのは楽をしていることになる。楽をすることは、申し訳ないが、私はおもしろくないと思います。年配の方の介護はマイナスに見えるけれど、一見マイナスに見えることは、非常に自分のためになります。そういう人と一緒に暮らしていくことが、いかに自分を育ててくれるか−−」

こんなふうに、人生100年時代を生き抜くためのヒントはさまざま。まだまだ先のことと思わずに、一度ゆっくり考えてみるのもいいかもしれません。

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加藤智子

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