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奥手なの? パンダのセックスレス事情

The New York Times

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パンダ

パンダはとてもキュートで愛くるしい。誰もが一目で恋してしまうだろう。ところが、パンダ同士となると、どうやらそうでもないらしい。自然の欲求であるはずのセックスへの情熱を呼び覚ますのに大変な苦労をしているくらいだから。

2017年、上野動物園での自然繁殖による赤ちゃんパンダ「シャンシャン」の誕生は、実は奇跡ともいうべき出来事だったのです。(以下、2016年9月30日付ニューヨーク・タイムズ記事の翻訳)

深刻なパンダのセックスレス問題

パンダ

そもそも、世界のジャイアントパンダの生息数がこんなにも少ないのも、セックスをしたいという欲望があまりにも薄いのが一因。四川省にある成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地には「ジャイアントパンダを絶滅の危機から救うことは緊急の課題」という標語が大きく掲げられているのだが、パンダ自身には危機感はさっぱりないらしい。どうしてこんなに"ヤル"気がないのか?

中国の科学者は、「ちっとも燃えないパンダを、どうすればさからせてセックス好きにできるのか」という観点から、何十年にもわたり研究を重ねてきている。(ちなみに世界中のパンダは、中国が所有権を持っている。中国以外の国で生まれたパンダも、その両親は多額のレンタル料と引き換えに海外の動物園に貸与されたもの)

パンダの生物学的な特徴や生態も繁殖には向いていない。メスのパンダの発情期は1年に1回だけ、それも春の非常に短い期間3日から1週間程度とされる。さらに妊娠可能な状態となるのは、わずか24〜72時間。オスはよっぽど素早く行動しないと、丸一年待ちぼうけをくうことになる。「メスのジャイアントパンダくらい"ソノ気にならない"動物はいない」と関係者が嘆くゆえんだ。

おまけにパンダは好みがうるさい。よっぽど気に入った相手じゃないとパートナーに選ばない。当然、うまくカップルができることは稀である。

パンダ

保護区で飼育されていることも、恋のムードをぶち壊す要因となっている。繁殖研究基地の所長によると、保護区のオスのパンダが自然に交尾する確率はなんと5%以下。しかも保護区では、季節が巡ってきてもメスが発情期を迎えないこともしばしばだという。

こうした状況を受けて、中国では保護区をできるだけ野生の状態に近づけて、性欲をワイルドに掘り起こそうと試みている。

加えて、根本的な問題もある。パンダがセックスをするのは非常に珍しいため、若いパンダは交尾を見たことがなく、いざとなってもどうしていいかわからないというのだ。オクテの彼らを教育しようと、交尾シーンを撮ったビデオ「パンダ・ポルノ」を見せるなど、研究者たちは涙ぐましい努力を続けている。

なかなか聞けないセックスレス事情

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© 2016 The New York Times News Service[原文:Lousy Libidos: Why Do Pandas Have So Little Sex? / 執筆: Edward Wong](翻訳:十河亜矢子)

image via shutterstock

MYLOHAS編集部

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