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身体のほてりは更年期だから? じつは閉経と無関係な原因10

Prevention カラダや心を健康にする予防習慣

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MYLOHAS編集部

仰ぐ女性

image via shutterstock

「なんだか暑い……。でも、私だけ?」。いつもエアコンの温度を下げたり、扇風機の前にいたりすると、身体の温度調節が狂っているのかと思うかもしれません。または更年期が近づいているのか、とも。

でも、ご心配なく。身体がほてったように感じるからといって、生理の終わりが迫っているサインとは限りません。「ホットフラッシュには、閉経・更年期とは関係のない原因がとてもたくさんあります」と、カリフォルニア州プラセンシアにあるプラセンシア・リンダ病院の家庭医療医、シュラッダー・シャーさん。

症状に注意して(大量に汗をかく場合や、体重の変化、疲労感、動悸などがある場合はとくに)、主治医に話し、原因を探りましょう。

今回は、いつも身体が熱く感じるのはなぜか、よくある10の原因をご紹介します。

  1. インスリン抵抗性のせい
  2. 甲状腺の働きが過剰か不足
  3. ストレスがかかっているか、不安感がある
  4. 妊娠している
  5. カフェインをとりすぎた
  6. 辛いものを食べた
  7. 薬のせい
  8. 感染症にかかった
  9. お酒を飲みすぎた
  10. PMS(月経前症候群)のせい

01. インスリン抵抗性のせい

血糖値

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いつも汗をかいていたり(とくに夜間)、あるいは暑さがひどく苦手だったりするなら、それはインスリン抵抗性のせいかもしれません。つまり、身体が血糖値を調節できていない状態になるのです。

前糖尿病かインスリン抵抗性の人では、発汗と熱不耐性(暑さに弱いこと)がよく見られます。ホットフラッシュの原因として一般的です」とケンタッキー州ルイビルの認定産婦人科医でホルモン分野の専門家、レベッカ・ブースさん。

血糖値の変動により、身体の交感神経の働きが活発になり、体温が上がったり下がったりするのだそう。

02. 甲状腺の働きが過剰か不足

甲状腺

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いつも身体が熱いなら、原因は首にあるチョウチョ型の器官、甲状腺かもしれません。「甲状腺がはたらきすぎ(活性過剰)になると、甲状腺ホルモンが作られすぎて、代謝が高まり、身体がほてってしまうのです」とシャーさん。

甲状腺のはたらきが足りない(活性不足)場合も、同じような影響が出ます。甲状腺のはたらきがおかしいサインはほかに、体重の変化、疲労感、動悸。こんな症状があったら、医師に診てもらいます。

03. ストレスがかかっているか、不安感がある

困る女性

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過度のストレスや不安を感じていると、発汗症状につながることがあります。「アドレナリンが多く出てくると温かくなる感じがしますが、これをホットフラッシュと混同することがよくあるのです」と、シャーさん。

神経をなだめて気持ちを落ち着かせるには、深呼吸エクササイズや散歩を。少し“かぁっ”となるくらいは普通ですが、もっとひどい症状なら、医師に診てもらう方がよいかもしれません。

04. 妊娠している

妊娠

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事実として、妊娠可能な年齢ではとくに、体温が変動します。ブースさんによると、毎月、排卵の後、体温は1度も上がって、妊娠に備えて身体が培養器のように温まります。妊娠すると、体温は上がったままです(妊娠しなければ下がります)。

実際、生殖関連の専門誌『ファティリティ・アンド・スタリリティ』で報告された2013年の研究によると、研究に参加した女性の3分の1が、妊娠中に身体が熱く感じて悩まされたそう。妊娠が終わってもホットフラッシュが続く人もいます。

05. カフェインをとりすぎた

コーヒー

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カフェインなしには動けない人もいますが、カフェインをとりすぎると、神経過敏になるだけではありません。

栄養学の専門誌『アメリカン・ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリション』で報告された研究によると、カフェインは体内で熱を作るため、当然ながら体温が上がります。そのうえ、身体が活性化。「カフェインによって心拍数が上がり、熱い感じになります」と、ブースさん。

更年期関連の専門誌『メノポーズ』で報告された2015年の研究によると、カフェインはホットフラッシュを悪化させる可能性があるようです。

06. 辛いものを食べた

唐辛子

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タコスに辛いソースをかけすぎると、口の中がカッカするだけではありません。身体も熱くなります。「辛い食べ物を摂ると、顔、舌、口、のどにたくさんの血液が送られます」(ブースさん)。

「特定の食べ物を摂ると首のまわりに汗をかくようなら、食べ物の記録をつけて、医師に相談しましょう」とシャーさん。食事を見直す手助けをしてもらえます。

07. 薬のせい

薬

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処方薬には副作用がたくさんあることはよく知られています。とくに糖尿病の薬では、ホットフラッシュはとても一般的。「血糖値を下げる薬を服用していて、血糖値が下がりすぎると、汗をかくことがあります」(シャーさん)。

ほかに抗うつ薬とオピオイド系鎮痛薬も、まるで熱帯に住んでいるような気分になることのある薬といいます。「新たな薬を服用し始めて、ホットフラッシュが現れる場合は、症状を記録しましょう」(シャーさん)。

08. 感染症にかかった

感染症

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ウイルスや細菌のせいかもしれません。食あたりから皮膚の感染症まで、すべて体温が上がることがあり(ときには発熱も)、ホットフラッシュのような感じがします、とシャーさん。

09. お酒を飲みすぎた

マルガリータ

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つまり、アルコール。「アルコールは顔の血管を緩めて、皮膚が温かくなったような感じになります」(ブースさん)。

でも、マルガリータを少しばかり飲みすぎると、夜間の発汗につながることも。

「眠ってから3〜4時間後に、反動的に覚醒したり汗をかいたりするかもしれません。アルコールが肝臓で分解されて、血糖値が少し下がるためです」と、ブースさん。血糖値の低下が発汗につながります。

10. PMS(月経前症候群)のせい

生理

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生理の前には、エストロゲンが減少し始めますが、「PMSでは、エストロゲンの急減が少し停滞します。そして、エストロゲンの減少により体温調節が影響を受けているために、ホットフラッシュが起きるのです。汗をかきやすいとか、体臭が強くなるという訴えをよく聞きます」と、ブースさん。

さらに、ホルモンに似たはたらきをする体内の物質、プロスタグランジンも関係しているそう。

「プロスタグランジンは生理の直前と生理中に増え始め、子宮から経血を排出する手助けをします。でも、軟便や吐き気などの消化器系の問題だけでなく、発汗の原因になる場合もあります」(ブースさん)。

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