発酵食品を健康のために意識して取り入れる人も増え、塩麹など初心者から使いやすいものも手に入りやすくなりました。
なかでも出番が多い発酵食品は、味噌ではないでしょうか? その味噌を40分で作ることができる人気のキットが、Oisixから今年も発売されます。
必要な材料とレシピが全部セットに
「手前味噌」という言葉があるように、昔は、各家庭で作られ、それぞれ味が違った味噌。
現在では、味噌を自宅で作るのはハードルが高くて大変そうと思いますよね。そんな初心者でも簡単に作れるようにと、必要なものが全部入って届くのが、Kit Oisixの「季節の手仕事を楽しむ 手作り味噌」です。
こちらは、旬を感じることができると人気のKit Oisix手仕事シリーズのひとつ。なかでも手作り味噌は、大人気。昨年はその前年の約3.5倍を超える人気で、予約完売しています。
材料は、国産の有機大豆に有機米麹、天然の塩と、体に安心なもののみ。驚くことに、日本国内において“国産”大豆はわずか7%、さらに有機にこだわるとその中の0.2%という希少さだそう。キットなら、こだわりの材料で、自分で作る「手前味噌」が楽しめます。
約40分で仕込める「手作り味噌」を作ってみた
発酵過程を考えると、初心者には一年で最も寒さが厳しい時期に低温でゆっくり発酵させておいしい味噌を作る「寒仕込み」が、おすすめだそう。この手仕事シリーズを使って、実際に味噌を作ってみました。
食材は、必要な分だけ入っているので計量の必要なし、細かいレシピもついてきます。
味噌の作り方とポイント
1.大豆を温める
このキットでは、すでに蒸してある大豆が入っています。これを少し温めると、大豆をつぶすときにつぶしやすくなります。
2.麹と塩を合わせる塩切り
麹が袋の中で固まっている場合、先にほぐして、塩を加え、こするように混ぜ合わせます。特有の麹の香りが広がります。
3.大豆をつぶして混ぜる
ここが、なかなかの力仕事です。袋の上から、手のひらやこぶし、ひじなどでつぶします。イスの上に置いて、ひざでつぶしたり、自宅なら足で踏んだりしてもOKだそう。
大豆の形が見えなくなるまでつぶすのが基本ですが、これは好みだとか。ちょっと粒が残っているほうが好みの人は、粗めでもよいそう。
つぶした大豆は、米麹と合わせ、しっかり混ぜ合わせます。耳たぶくらいのやわらかさになるまでとアドバイスをいただき、しっとりなじむまで。ここも力仕事です。
4.大豆を丸めて容器に詰める
大きなおにぎりを作るように、大豆を丸めます。空気を抜くイメージで、しっかり固めがポイント。できあがったボール状のものを容器に詰め(このとき、カビ対策として容器の底に軽く塩を振ってもOK)、すきまを埋めるようにつぶして広げていきます。
5.塩を振って保存する
広げ終えたら、大豆の表面を指で平らにならし、その上に塩を振ります。すきまや容器についた大豆からカビが生えやすいので、容器の内側にぐるっと塩を振るのがおすすめ。ラップをして、ふたを閉めたら仕込み完了です。
作り方は、すべて写真付きのレシピに掲載されています。お話を伺いながら仕込みをおこないましたが、30分くらいでできました。あとは半年から一年、おいしく発酵してくれるのを待つだけです。
今回は、2kgの味噌を作ったので、途中で切り返しという混ぜる作業はなくても大丈夫だそうですが、もっとたくさん作る場合は、仕込みから6か月後くらいにおこなうのがよいそうです。
Oisixでも味噌はもちろん販売していますが、各家庭で違った味に仕上がり、一度作るとリピートする人も多いよう。
40分というあえて手間をかけることで、「世界でひとつだけの手前味噌」ができると思うと、ワクワクしますよね。今年も完売必至のため、気になる方は予約することをおすすめします。
発酵食品をもっと知りたい!
Kit Oisix手仕事シリーズ「季節の手仕事を楽しむ 手作り味噌」
価格:樽つき 4,309円、樽なし 3,726円(すべて税込)
仕上がり量:約2kg
予約期間:2019年1月24日~2月7日 9:59まで。
販売開始:2019年2月7日 10:00~
お届け期間:2019年2月13日〜3月5日
※数量限定