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栄養士が話す「間違ったダイエットの目標」をたてない方法

Prevention カラダや心を健康にする予防習慣

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メモ帳

新年の目標は、「抽象的な目標をたてない」とか「非現実的な高すぎる目標にしないほうがいい」ということはわかっているでしょう。たてるなら、ちょっとチャレンジングではあるけれど、無理ではない具体的な目標にしましょう。

でも、多くの人は具体的なミッション、たとえば健康的な食生活を送る、体重を減らす、もっと運動する、などの目標をたてながら、それでもやはり達成できないでいます。これはなぜかというと、一見よい目標に見えていても、実はそうではないためです。

栄養士が患者から聞いたという「NGな新年の目標」を聞いてみましょう。もしかして、どこかで聞いたことがあるものもあるかもしれませんね……。

NG例を反面教師にして、達成できる目標をたててみませんか?

  1. 炭水化物はやめる!
  2. 一日一食しか食べない!
  3. 次に妊娠したら、タバコを吸うつもり
  4. グルテンフリーにする
  5. ◯◯キロやせたい
  6. 毎日ジムに行く
  7. 甘い誘惑は全部やめる

01. 炭水化物はやめる!

冷蔵庫

「この目標を聞くと、臨床医としては縮みあがってしまう」と話すのはフロリダの認定栄養士のジゼラ・ブーヴィエーさん。

炭水化物は私たちの食生活に欠かせないもので、身体にとっても主要な燃料。低炭水化物ダイエットや炭水化物抜きダイエットは体重を減らすことはできるけれど、長く続けられるものでもないし、安全でもない」と説明します。

長時間炭水化物を摂取しないと、グリコーゲンの貯蔵量が減ってしまい、身体は自然とエネルギーを得るために脂質を燃やすようになります。これがケトーシスと呼ばれる状態です。身体の中でケトン体が増えると、頭痛、吐き気、めまい、高コレステロールや息がくさくなるなどの副作用が起きてしまいます。

02. 一日一食しか食べない!

食事

一日中カロリーを制限すると、脳は飢餓モードに入ってしまい、それは結果的にウエストラインにも響いてきてしまいます。

「実は一食しか食べないと、代謝が悪くなってしまいます。これは、カロリー摂取量が減ることに身体があわせてしまうため」とmiVIP Surgery Centersの管理栄養士でコンサルタントのリサ・コーンさん。

さらにそのあと、食事を普通に食べるようになると、身体は次にカロリーが足りなくなったときのために脂肪を溜め込みやすくなってしまうそう。

03. 次に妊娠したら、タバコを吸うつもり

妊婦

「え? 本当?」と思うかもしれないけれど、これはHerbalife Nutritionの登録栄養士、スーザン・バワーマンさんが実際に体験したことだそうです。

バワーマンさんの患者で、新年に二度目の妊娠を計画していた女性がいたそう。妊娠糖尿病はきちんとコントロールしないと、子どもが巨大児になることが多く、妊娠糖尿病だった彼女のひとり目の子どもも、5キロ近くで産まれたというのです。

しかも、一度妊娠糖尿病にかかると次の妊娠でも妊娠糖尿病になる可能性が高くなります。

でもこの患者は「喫煙者からは未熟児が生まれる可能性が高い」という話を聞いて、食事を見直して血糖値をコントロールするのではなく、タバコで巨大児を防ごうと考えたというのです。バワーマン医師は、これを聞いてなにも言えなくなったそう……。

04. グルテンフリーにする

ケーキ

セリアック病やグルテン不耐症やグルテンに過敏な人はグルテンをやめる、という目標はよいかもしれないけれど、それ以外の人にとってグルテンフリーをしても健康的なメリットはあまりありません。

全粒穀物は食物繊維が豊富で、グルテンフリーのものに比べて満腹感がある」と話すはボストンメディカルセンターのNutrition and Weight Management Centerのディレクター、キャロリン・アポヴィアン医師。

それだけでなく、グルテンをカットしてしまうと、全粒穀物に含まれるタンパク質、鉄分やカルシウムなどの豊富な栄養素も摂れないことになってしまいます。

「グルテンフリーの加工品はビタミンやミネラルが含まれていないことが多く、カロリーも砂糖も多いものが多い」とアポヴィアン医師は説明します。

穀物を食べるかわりに脂質の少ないタンパク質や野菜を食べれば体重を減らす助けにはなるかもしれないけれど、グルテンフリーの市販品を食べていても、体重は減りません。

05. ◯◯キロやせたい

体重計

体重を落としたい場合、数字にとらわれるのではなく健康的な習慣を身につけることが大切だと言うのは、管理栄養士でマヨクリニックのヘルシーリビングプログラムのジェーソン・エウォルドさん。

「たとえば、『毎日30分間歩く』というような、現実的で小さく生活を変えることに集中していれば、数字はおのずとついてくる。しかもそれをしているうちに、健康的な生活習慣も身につけることができるのです」

06. 毎日ジムに行く

ジム

今まで運動していなかった人や、あまり運動をしない人にとって頻繁に運動するという目標をたてることははじめから失敗するようなものです。「新年の目標は、現在のフィットネスレベルに合わせた実現可能な目標にすべき」というのはブーヴォワーさん。

「週3回1時間運動する」といった現実的な目標のほうがよさそう。最初の目標を達成したら、そのあと、もっとチャレンジングな新しい目標をたてましょう。

07. 甘い誘惑は全部やめる

チョコレート

食生活を改善するときに「0か100か」というアプローチだと、近い将来に我慢していた食べ物をむちゃ食いして、その後に罪悪感や後悔の念に襲われてしまうことが起きます、とエヴォルドさんは話します。

我慢をするよりも、食事のなかでフルーツ、野菜、赤身の肉、複合炭水化物などの健康的な食材を増やすことに意識を向けたほうがよいでしょう。また、たまに食べるごほうびはダイエットの邪魔になるのではなく、むしろダイエットの達成を助けてくれるはずです。

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Krissy Brady/The Worst New Year's Resolutions Nutritionists Have Ever Heard From Their Clients
訳/STELLA MEDIX Ltd.

MYLOHAS編集部

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