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長引くと命にかかわることも。医師が教えるインフルエンザの合併症

Prevention カラダや心を健康にする予防習慣

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MYLOHAS編集部

風邪ひき

インフルエンザとは、インフルエンザウイルスがひきおこす呼吸器の感染症で、空気中を移動し、鼻や口を通して体内に侵入します

誰でも感染する可能性があり、アメリカであれば、毎年5〜20%の人がかかっています(※1)。米国疾病対策センター(CDC)によると、2017年から2018年の流行期には、約90万人が入院し、合併症が原因で死亡したのが約8万人(※2)

軽度から重度の症状として、発熱、悪寒、筋肉痛、のどの痛み、咳、頭痛など。しばしば一般的な風邪と混同されますが、インフルエンザの症状は急速に悪化します(※3)

咳やくしゃみがウイルスを運ぶ

くしゃみ

覆っていないくしゃみは、最大26フィート(約7.9メートル)も飛び散ります。

インフルエンザの人が咳やくしゃみをすると、ウイルスを運ぶ飛沫が空気中に飛びます。これらを鼻や口から吸い込んだ場合や、ウイルスで汚染されたドアノブやキーボードなどの物体を触ったあとに鼻、目、口を触れてしまうと感染の可能性があります(※4)

インフルエンザの症状

発熱

image via shutterstock

インフルエンザの症状はしばしば一般的な風邪と似ていますが、急速に悪化し、重くなっていきます。主なものは次の通りです(※5)

  • 発熱
  • 筋肉痛(特に背中、腕、脚の)
  • 鼻水
  • のどの痛み
  • せき
  • 悪寒と発汗
  • 疲労感
  • 頭痛

カリフォルニア大学ロサンゼルス校教授で、医師のジョセフ・ラダポーさん(医学博士)は、「流行期であっても、普段から健康であるならば、医師にかかる必要はない」と説明します。休息と市販の薬で対処すればよいのだそう。

ただし子ども、お年寄り、妊娠中である場合のほか、糖尿病、心臓病や脳卒中のような慢性的な疾患のある場合には、感染と重症化リスクが高いと考えられるので医師の診察を受けます。「医師と一緒なら正しく対処できるでしょう」(ラダポーさん)(※6)

子どもや高齢者は合併症のリスクも

くしゃみする子供

image via shutterstock

インフルエンザのウイルスは毎年タイプが変化するため、過去にかかっていても、再びかかってしまうことも。こんな場合は、感染と合併症の大きなリスクがあります。

  • 4歳以下である
  • 65歳以上である
  • 介護施設または療養施設に入っている。
  • 妊娠中か出産後2週間以内
  • 免疫力が弱っている
  • 慢性的な疾患がある
  • BMI(体格指数)が40以上(※7)

インフルエンザがひきおこす合併症の例

胸の痛み

image via shutterstock

健康な人はウイルスが抜ければインフルエンザから回復するもの。でも、リスクが高い人は合併症にかかることがあり、これは致命的となる可能性も。合併症には、以下のものがあります(※8)。

  • 副鼻腔と耳の感染症
  • 肺炎
  • 気管支炎
  • 喘息の発作
  • 心臓、脳、または筋肉の炎症
  • 多臓器不全
  • 感染症に対する生命を脅かす反応である敗血症
  • 心臓病などの悪化

もし気になる症状が出てきて、インフルエンザにかかってしまった場合は、医師に相談します。

インフルエンザになって発熱が数日以上続いている場合のほか、呼吸困難、胸の痛み、しつこい咳、痰(粘液)が多く出る、衰弱感、頭のふらつきを感じる場合は、直ちに医師の診察を。

ノースウエスタン記念病院の感染症の教授で、医師のマイケル・P・アンガロンさんは「これらは感染症がよくなっていなかったり、合併症を起こしていたりするサインです」と伝えています。

※1 MedilinePlus※2 CDC ※3 MedilinePlus, CDC※4 CDC※5 CDC※6 UCLA Health※7 CDC ※8 CDC

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