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身近な人や自分が、ナルシストかもしれないサイン5つと対処法

Prevention カラダや心を健康にする予防習慣

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MYLOHAS編集部

自分を抱きしめる女性

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誰かと話しているとき、その人のショーを見せつけられているような気持ちになったことはある? もしくは、自分が軽く見られていると感じたことは?

それらが日常的におこり、しかもその人がわがままで、自己中心的な人だとしたら、自己愛性人格障害(ナルシスト)の可能性があります。

簡単な解決法としては、そういう人たちと関わらないことです」と話すのは、オンタリオ州のロンドンにあるウエスタン大学で心理学の教授をしているケイシー・スタントンさん。

でも、もしそれがあなたを育てた人、つまりあなたの親だったらどうでしょう?

親子関係は切りたくたって切りにくいもの。ナルシストの親とのつき合いが負担になったり、自信過剰な親のせいで大きな苦痛を感じたりすることもあるでしょう。

「自分の親はナルシストかも?」と教えてくれる典型的なサインとその対処法について、専門家がアドバイスします。

あなたはいくつあてはまる? ナルシスト診断

親子

はじめに、ナルシストとは何かについて簡単に説明します。

『DSM-5 精神障害の診断と統計マニュアル』によると、ナルシズムとは「つねに誇大的な自己認識を持ち、人からの称賛を求め、人への共感を欠く状態」と定義されています。これは通常、成人期の早いころに始まり、次のようなさまざまな形を取るといいます。

  • 自分のことが重要だと誇大に感じている
  • 何にでも成功するという妄想にとらわれている
  • 自分は特別で、特別な人にしか理解されないと信じている
  • 人からの過度な称賛を求める
  • 人から特別によくしてもらいたい、もしくは人に自分の思い通りに動いてもらいたいなど、不合理なまでの欲求に似た特権意識を持っている
  • 対人関係が搾取的である。自分の目的を達成するために人を利用する
  • 人への共感に欠け、人の感情や欲求を理解しようとしない
  • しばしば人をうらやんでいる、もしくは人も自分をうらやんでいると信じている
  • 横柄でごうまんな振る舞いや態度を示す

上記のパターンに最低5個以上あてはまると、ナルシストと診断されます。でも、これらの基準は白か黒かで判別できるほど明確ではありません。私たちはみな、程度の差はあれナルシスティックだからです。でも、それが病的なレベルに達するなら気をつけたほうがいいでしょう」(スタントンさん)。

親がナルシストかわかるサイン5つ

親子関係で見られる「病的な一線を越えるサイン」について、スタントンさんはこう説明しています。

親が要求する水準が非現実的なほど高い

矢印

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ナルシスティックな人は、しばしば人に高い水準を求めます

「それは自分たちの子どもにも適用され、自分の子が最高と考えたり、自分の延長線上にある分身であるとみなしたりもします」(スタントンさん)

ナルシスティックな傾向は、「自分の子どもがそのキャリアを通じてスーパースターである必要がある」とか、「適切な水準よりもずっと容姿に優れていなければならない」と考える形でも現れます。

そうして、親が子どもの先生に接触しだすといった悪影響を及ぼす行動が見られるようになると、とても深刻な問題になります。子どもが否定的にみなされるようになり、多くの問題を引き起こすのです。

親があなたの人生で起こっていることに無関心である

あぐらをかく女性

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親があなたの人生に無関心で、自分のことばかり話してきたり、こちらがどう感じているかにお構いなしで、ただ「幸せそうな顔をしなさい」などと言ったりしていませんか?

もしあなたが気持ちを押さえこんでいるとしたら、親がナルシスティックである可能性が大。あなたの希望はくんでくれず、やりたい放題です。

理想的な親とは、まず子どもの要望を考えてくれるものだと思います。人への共感やバランス感覚が欠けていると、子どもが何を必要としているのか理解するのが難しく、苦労をすることになります」(スタントンさん)

ときどき、自分の方が親なのでは? と感じる

親子

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幼いころから、自分が子どもというより、まるで管理されているように感じているならば、それは親があなたを利用している一つの現れです。

ほかには、子どもからお金を借りて返さないなどという場合も。そんな親でも、ときには子どもをほめたり、おだてたり、雑用を手伝ったりすることはあります。

ただし、そんなときでも問題のある親は、見返りを期待しているのです」と、スタントンさんは指摘します。

親が自分を仰ぎ見てほしいと期待している

家族の喧嘩

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支配的で権威主義的な親というのは、しばしば注目されるよう求めるのです。

たとえば、自分の言うことなすことすべてが人からすんなり聞き入れられ、尊重されるものだと信じている親。

スタントンさんいわく、「そういう親は、自分が十分な尊敬を集めていないと感じると、子どもやほかの家族に対してひどい言葉を浴びせる場合もあります」。

親が子どものことを完璧だと信じている

親子

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すべての親は多少なりともそう思っているものですが、ナルシスティックな親の場合はこれが極端。

そんな親に共通するほかの特徴として、子どもを非の打ちどころがなく、完璧または特別と思うことで、自分のナルシズムを子どもで満たすのです。

「ナルシスティックな親は、子どもが受けたどんなに否定的な反応や挫折も、『子どもが嫉妬を受けた、おとしいれられた』と解釈する可能性があります」(スタントンさん)。

ナルシスティックな親とどう付き合えばいいのか

会話する親子

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スタントンさんによると、親との関係を断つ必要はなく、親と対話することが大切だそう。

「親がナルシストでなくても、対話は簡単ではありません。ですから、自分が何求めて、どう感じているか伝えるのが大切です」。

たとえば、単に「傷ついた」と伝えるのではなく「外見だけで判断されたので、傷ついた」と言うほうがよいそう。

ナルシスティックな親は、呼びかけられるだけで防御姿勢に入るのです。親との関係を断つには、ほかの身近な友人と同じようにはいかないもの。なので、親との距離感をきちんと理解することが大切になるようです。

親の行動を変えるには、おおげさな親のとらえ方を逆手にとること。これまでと異なるアプローチで接するのです。『こんなことをしてくれるなんて素敵なお母さん。私の希望はこうだけどどう?』という風に」。

パートナーがナルシストであるときも同じです。

前向きな行動があまりなくても、ほめてあげること。たとえばパートナーが子どもをほめたら、『うれしかった』と伝えてみましょう」(スタントンさん)。

前向きな行動を見せたときにほめると、そうした行動が増えていくのです。

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