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咳と鼻づまりをやわらげる、自宅でできる対処法11

Prevention カラダや心を健康にする予防習慣

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紅茶

気管支炎は世界で最も一般的な病気のひとつ。ですから、どこかでかかっていた可能性があるでしょう。症状を、ほんの2、3あげただけでも、しつこい咳、鼻づまり、不快なたんなど。経験があるとすれば、どれだけつらいかわかるはず。

肺の中を通る太い気道の内側に起こる炎症が急性気管支炎です」と、ミシガン大学肺クリニックの呼吸器科医、ワシム・ラバキさん。

咳をする女性

image via shutterstock

通常はウイルス感染が原因で、咳、鼻づまり、たんのほかに、頭痛、喉の痛みやかゆみ、疲労、筋肉痛を伴うことも。

そのため、こうした症状で医師にかかった人が診断されるごく一般的な病気となります。「ウイルス性の上気道感染症(気管支炎)と医療機関で診断される人は、年間3000万件以上にのぼります」と、デューク大学の総合診療医、フィリップ・バーラさん。

薬をを飲む人

image via shutterstock

バーラさんによると、実際、抗生物質はウイルス感染を治療するのに役立たないので、医師は市販薬による自宅での対処を指導する傾向があるようです。

バーラさんによると、原因が細菌や非感染性の原因などウイルス性以外でないか判断する必要があるため、疑わしい症状が出ている際に診察を受けることは重要です。ただし、あなた自身の快適なベッドでこそ、症状を回復できるのです。

すぐに回復を実感でき、家庭でできる10の治療法をご紹介します。

  1. 加湿器を使う
  2. 去たん薬を使う
  3. 水分をたくさん摂る
  4. ハチミツ入りの紅茶を飲む
  5. 睡眠をたっぷりとる
  6. ビタミンCを摂る
  7. 亜鉛で退治
  8. 特定のハーブを摂る
  9. チキンスープをすする
  10. きちんと運動をする
  11. 鍋からの湯気を吸い込む

1. 加湿器を使う

加湿器

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乾燥した寒い時期にかかった場合は、特にそう。加湿器は空気中の水分をキープし、鼻づまりを和らげます

「特に秋が深まり、自宅で空気を乾燥させる暖房器具を使いはじめるとき、加湿器が役立つのです。暖房器具の乾燥効果のために鼻水が引くのに時間がかかるようになります」(バーラさん)。

倍の効果がほしいのだとしたら、「エッセンシャルオイルを使って加湿器を使うと鼻水と咳が和らぐはずです」と、オハイオ州立大学ウェクナー医療センターの喘息センターの責任者、医師のジョナサン・パーソンズさん。

まだ十分に検証されたわけではありませんが、有効である可能性はあるようです。

2. 去たん薬を使う

去痰剤

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パーソンズさんによると、咳止め薬には、乾いた咳に使う鎮咳剤と粘液が絡む湿った咳に使う去たん薬の2種類があります。気管支炎に対しては、粘液を外に出してくれる去たん薬を使ってみては

一般的な風邪薬は気管支炎に効きませんが、症状を抑えてくれます。「市販の薬は症状を最小限にするのを助けますが、気管支炎をより早く治療するものではありません」(パーソンズさん)。

3. 水分をたくさん摂る

水

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医師によれば気管支炎を克服する鍵のひとつ。「1日に8杯以上飲むとよいでしょう」(バーラさん)。

研究結果の分析を行っている『コクラン共同計画』の報告によると、水を飲むことで、速い呼吸で失った水分を補い、脱水症状を治し、鼻水の粘り気が下がるはず

ただし、これらを証明するためには結果が偏らないように検証された詳しい研究がまだ必要です。そのため、多くの量を飲みはじめる前に医師に相談します。

4. ハチミツ入りの紅茶を飲む

はちみつと紅茶

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お母さんが咳をやわらげるために寝る前にハチミツ入りの紅茶を出していたら、正解です。紅茶は水分をキープし、ハチミツは咳に効くという研究があります

呼吸器感染症の子が、寝る前にハチミツを口にすると、咳をしていてもよく眠れたという研究もあります。効果がなくても、ハチミツは紅茶に甘いアクセントを加えてくれますから味をよくしてくれます。

5. 睡眠をたっぷりとる

眠る女性

image via shutterstock

気管支炎を含めた、あらゆる病気を克服するための基本が睡眠。どのくらいとればよいのでしょう。「少なくとも一晩7~8時間です」とラバキさん。

2016年医学誌『JAMA インターナル・メディシン』誌に掲載された研究によると、睡眠不足、つまり一晩5時間以下だと、免疫システムに潜在的な影響が及ぶため、呼吸器感染症になる可能性が高まるそう。一晩に9時間以上眠る人ではそうした関連性は見られませんでした。

「結論としては、気管支炎になったら、眠ること! さらに穏やかに眠りたい場合は、夜間に加湿器を稼動させます」とバーラさん。

6. ビタミンCを摂る

ビタミンサプリ

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「サプリメントで摂れるものは、ビタミン、ミネラル、ハーブの3つに分類されます」とバーラさん。

最も優秀なビタミンはビタミンCです。「多くの研究が行われ、少なくとも半分の研究では効能が確認されています」(バーラさん)

調子が悪いときは、最高2000ミリグラムまでビタミンCを摂ってみます。これはほとんどの成人にとって許容される摂取量の上限です。それ以上の摂取は必ずしも有害ではありませんが、吐き気、下痢、便秘などの副作用が。また、気分が悪い場合も避けます。

バーラさんによると、ビタミンC1000ミリグラムを1日3回摂取すると気管支炎の症状を軽減してくれるそう。試したり用量を増やしたりしたいときは医師に相談を。もし副作用があれば、すぐに戻します。

ビタミンCに加え、ビタミンD3を試すという手もあります。「ビタミンD3は免疫を強化する特長があるのです」(バーラさん)。ただしこれがあてはまるのは、気管支炎や一般的な風邪よりインフルエンザに対してです。

7. 亜鉛で退治

亜鉛

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気管支炎を治すのには、あるミネラルも役立ちます。「もっともよいミネラルは亜鉛で、1日15~25ミリグラムのグルコン酸亜鉛をとります」(バーラさん)。

亜鉛の他の形態でもよいそう。2016年の研究では、急性気管支炎の子ども100人のうち、プラセボだけ服用した子どもに比べて、硫酸亜鉛を服用した子のほとんどが治療開始から72時間以内に完全に回復しました。

8. 特定のハーブを摂る

ハーブ

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多くのハーブに効果があると報告されています。特に際立っているのは、エキナセアで、チンキ(液状製剤)、お茶、カプセルの形態があります」(バーラさん)。

治療法の薬用キノコもよいかもしれません。特に担子菌門の菌糸体です。ただし、まだ検証の最中なので、摂取前に医師と相談します。「これらがウイルスを追い出すのかを調べる研究が始まったところです」(バーラさん)。

9. チキンスープをすする

チキンスープ

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お母さんはここでも正しかったようです。実際チキンスープはやっかいな気管支炎の症状を和らげてくれます。「チキンスープは研究のうえ、いくつかの効能がわかっています。放し飼いで育てられ、有機飼料を与えられたとりの肉がおすすめ」(バーラさん)。

実際、チキンスープが炎症をおさえ、上気道感染の症状を和らげる物質を含んでいるかもしれないという研究もあります。

10. きちんと運動をする

ヨガをする女性

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常識外れに聞こえるかもしれませんが、特にとても疲れていたり、頻繁に咳をしていたりしたとき、軽い運動をすると気管支炎にとってはよい効果があるのです。マラソンのトレーニングのような激しく消耗することは避けます。

「軽いものの定期的な運動を続けるとよいでしょう」(バーラさん)。つまり、ヨガ、ゆっくりしたピラティス、軽いウエイトトレーニングのようなやさしいものです。朝起きて犬の散歩に出るだけでも新鮮な空気を吸えます。

病気になって間もなく、運動する気分にならないときには休むようにします。「けん怠感や疲労感に加え、病気初期で筋肉や関節の痛みがあると、数日間は運動するのが難しいでしょう」(バーラさん)。もし必要なら簡単に済ませます。徐々に日常的な運動に戻していきます。

11. 鍋からの湯気を吸い込む

鍋の湯気

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もしすでにチキンスープを作っているなら、身の回りに蒸し器のようなものがあるはず。湯気を吸い込み、鼻水の粘り気を下げ、咳をおさえるのが気管支炎の最も簡単な自宅での対処法です。

「やけどをしないよう気をつけます」とバーンさん。ポットややかんから距離を取りつつ、湯気を頭にかけた軽いタオルなどで取り込みます。それから湯気を吸い込むのです。加湿器と同じように、湯気にユーカリオイルのようなアロマテラピーのオイルを含められるといいかもしれません。そこはまだまだ研究途上です。

『デトックスの処方箋』の著者で、医師のウッドソン・マーレルさんによると、「もし使いかけのヴェポラップがあれば、ポットで沸騰させたきれいな水に小さじ一杯入れてみます。1分間さまし、湯気を吸ってみて」ということ。

いつ医者へ行くべき?

医者

image via shutterstock

次のような場合には、医学的に要注意。

  • 一週間後に咳が悪化している
  • 熱があるか咳と一緒に血が出てくる
  • 年配であり、別の病気もわずらい、空咳が続く
  • 息切れすることが多く、たくさんの咳をする
  • 心臓や肺の持病がある

結論:気管支炎は間違いなくつらい病気ですが、特定の家庭での対処法により症状を和らげることができます。病気が治らないうちに他人にうつさないよう気をつけます。マスクをしたり、仕事を休んだり、手をよく洗ったりすることが大切です。

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MYLOHAS編集部

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