1. Home
  2. MIND
  3. 本当の聞き上手って? よりよい人間関係に欠かせない「共感力」

本当の聞き上手って? よりよい人間関係に欠かせない「共感力」

16,408

田邉愛理

会話する人

「頭がいい」というと、どんな人を思い浮かべますか?

以前はIQが高い人というイメージがありましたが、いま注目されるのは「心の知能指数」こと“EI(EQ)”。EIが高いことが、人とよりよい関係を築く上で必須の条件として重要視されているのです。

書籍『ハーバード・ビジネスレビュー[EIシリーズ]共感力』から、コミュニケーションの新たな指標となる「共感力」についてご紹介します。

「3つの共感」によってコミュニケーションが変わる

握手する脳と心臓

“EI(Emotional Intelligence Quotient)”を翻訳すると「感情的な知性」。標準的には、自分そして他者の感情をよく把握し、それによって自分の感情をコントロールする能力と理解されています。EIでなくEQと略されることもあり、日本ではこちらのほうがよく知られているかもしれません。

いまやEIは、ハーバードをはじめとするビジネススクールがこぞって授業に取り入れるほど、認識が高まっているそう。いったいなぜ、これほどEIが注目されるのでしょうか?

EIの提唱者であるダニエル・ゴールマンは、EIについてこう述べています。

EIでは3つの種類の共感が重要です。認知的共感、すなわち他者の視点を理解する能力。感情的共感、すなわち他者が感じていることをくみ取る能力。そして共感的関心、すなわち相手が自分に何を求めているかを察知する能力です。

(『ハーバード・ビジネスレビュー[EIシリーズ]共感力』121ページより引用)

働き方や価値観が多様化したいま、従来の論理的知性だけでは多くの人をまとめ、動かすことが難しくなりました。そこで脚光を浴びるようになったのがEI。

「共感」によってお互いを理解しあうことで、コミュニケーションがもっと有意義なものになり、不正や不公平、腐敗や癒着の解消にまでつながる可能性があるといいます。

本当の聞き上手とは?

耳を傾ける女性

本書は世界最高のマネジメント誌といわれる『ハーバード・ビジネス・レビュー』から、EIに関する論文や記事を「共感力」というテーマでまとめたもの。さまざまな学識を持つスペシャリストが執筆しています。

第3章「優れた聞き手は、どう振る舞うか」で取り上げられるのは、「共感力」を駆使した傾聴スキルです。

リーダーシップ開発のコンサルティングを行うジャック・ゼンガーとジョセフ・フォークマンは、長年の経験から「多くの人は、自分が思うほど聞き上手ではない」といいます。

よい傾聴は、相手が話している間に黙っていればよいというものではけっしてない。それどころか、皆が最高の聞き手だと思うのは、発見や洞察を引き出すような質問を定期的に投げかける人だ。

(『ハーバード・ビジネスレビュー[EIシリーズ]共感力』32ページより引用)

「傾聴」と聞くと、相手が話している間は相槌を打ちながらしっかりと聞き、話し終わったところで自分が話すことを想像する人も多いことでしょう。

よく推奨されるのは、「つまり、おっしゃっているのは◯◯◯◯ということですよね」などと、話し手の言ったことを表現を変えて繰り返すというスキルです。でもそれは間違い

トランポリンを飛ぶ男性

ゼンガーとフォークマンは、このほかにも3つの観点から「傾聴力」とは何かを分析しています。

いわく、優れた傾聴とは「トランポリン」のようなもので、話し手にエネルギー、勢い、高さ、広がりをもたらすとのこと。「トランポリン」のイメージをもって話すだけでも、何気ない会話が実りの多い対話へと変化しそうです。

ビジネスシーンだけでなく、コミュニケーションの基本となる知見が満載の本書。ぜひ手に取ってみてください。

ハーバード・ビジネスレビュー[EIシリーズ]共感力

image via shutterstock

    Ranking

    1. 花粉症対策は食事から!? かゆみに良い食材と悪い食材3つ

    2. 脳トレよりも「1日1杯のスープ」を。脳に栄養を与え、頭の回転を良くするには

    3. 2021年3月8日〜今週の運勢 【LUAの12星座占い】

    4. 2つの食材に漬け込むだけ。まろやかジューシーな「やみつきチキンマリネ」

    5. ムダ毛ケア、どうしてる? 光美容器って本当にいいの? 開発者に聞きました

    6. 「ヨーグルトで花粉症対策」はホント? 効果的に食べる方法は

    7. 【クイズ】足がしびれた! 早く治すにはどうするのが正解?

    8. 週1回、16時間でOK。プチ断食をより効果的にする方法

    9. あなたの深層心理は? この春、本当に求めているものをチェック

    10. どう摂ればいい? 美容と健康を底上げし、ストレスから私たちを守る「ビタミンC」

    1. 花粉症対策は食事から!? かゆみに良い食材と悪い食材3つ

    2. 脳トレよりも「1日1杯のスープ」を。脳に栄養を与え、頭の回転を良くするには

    3. あなたの深層心理は? この春、本当に求めているものをチェック

    4. まずは10回から挑戦したい「桃尻」をつくるバランスエクササイズ

    5. ムダ毛ケア、どうしてる? 光美容器って本当にいいの? 開発者に聞きました

    6. 自律神経をセルフケア。「肝活」で「幸せホルモン」を増やそう

    7. 週1回、16時間でOK。プチ断食をより効果的にする方法

    8. 【クイズ】足がしびれた! 早く治すにはどうするのが正解?

    9. 「ヨーグルトで花粉症対策」はホント? 効果的に食べる方法は

    10. どう摂ればいい? 美容と健康を底上げし、ストレスから私たちを守る「ビタミンC」

    1. 料理で最初に食材を切るのは間違い。「伝説の家政婦」志麻さんが教える台所ルール

    2. 花粉症対策は食事から!? かゆみに良い食材と悪い食材3つ

    3. 美容好きも注目! 福本敦子さんの「自分を慈しむ」暮らしのヒント3つ

    4. デート中にも潜むデリケートゾーン問題。私がもじもじしていた本当のワケ

    5. あなたの深層心理は? この春、本当に求めているものをチェック

    6. 脳トレよりも「1日1杯のスープ」を。脳に栄養を与え、頭の回転を良くするには

    7. 週1回、16時間でOK。プチ断食をより効果的にする方法

    8. 調査でわかった。「男性が本当にほしいギフト」と「女性が贈りたいギフト」は一致していた

    9. 頭痛持ちの人が「やらないほうがいいこと」4つ。えっ、クラシック音楽も!?

    10. 猫背・巻き肩の改善、代謝アップに。メリットたくさん「肩甲骨のストレッチ」

    Horoscope

    LUAの12星座占い

    毎週月曜日更新中!

    プレゼント応募やおすすめ情報をGET!メルマガ会員登録はこちら