ハーバードメディカルスクールのサンジブ・チョプラ教授による『ハーバード医学教授が教える健康の正解』(ダイヤモンド社刊)から毎日ひとつずつ、健康の素朴な疑問をご紹介します。

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A.ホント。

2009年にアルツハイマー病の専門誌『ジャーナル・オブ・アルツハイマーズ・ディジーズ』に掲載された北欧の研究は、約1400人から20年にわたり収集したデータを分析した結果、1日3~5杯のコーヒーを飲む人は認知症またはアルツハイマー病と診断されるリスクが65%低かったと報告している。

『ハーバード医学教授が教える健康の正解』(ダイヤモンド社刊)より

体はもちろん、脳の老化をいかに食い止めるかは高齢化社会の最重要課題のひとつ。それをコーヒーが叶えてくれるなら、これほど嬉しいことはありません。

チョプラ教授によると、カフェイン入りコーヒーが高齢者の記憶力低下を予防し、アルツハイマー病を本格発症するリスクを下げることを示唆するさまざまな研究があるとのこと。実験用マウスを使った研究では、アルツハイマー病の特徴のひとつである「タウタンパク」の蓄積がカフェインによって抑制されることが明らかになっています。

コーヒーのそのほかの効能

ハーバード医学教授が教える健康の正解』(ダイヤモンド社刊)

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医師が断言する「究極の飲み物」コーヒーについて、ビタミンDの新しいポテンシャル、運動による知られざるメリット、スーパーフードとしておなじみの「ナッツ」が本当にすごい理由、脳だけではなくカラダにも影響を与える「瞑想」の力など6つのカテゴリーにて、本当に正しい健康の知識について触れています。膨大なデータベースを元に導き出したからこそ信頼できるトピックが満載です。

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