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肥満外来の医師に聞いた、「寝るだけで痩せる」夢のダイエット法

賢くやせる方法 ー効率よくヘルシーにー

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佐々木彩子

ベッドで眠る女性

30年間で3万人の肥満治療をおこない、減量させた総重量は3トンという肥満外来専門医の左藤桂子先生に、あらゆるダイエットの疑問をぶつける短期連載。

第3回は、運動睡眠といった「生活習慣」に関する疑問をひも解きます。

第1回でご紹介したとおり、左藤先生いわく、ダイエットにもっとも影響するのが“日常生活”。普段、何気なくやっている行動が太る原因を作っているかも……。

運動しないと、筋肉が脂肪に変わってしまうの?

運動する人々

筋肉と脂肪はまったく別のものなので、筋肉が脂肪に変わることはありません

だったら運動しなくてもいいのね! と胸をなで下ろすのは時期尚早。たしかに筋肉はたんぱく質、脂肪は脂質から構成されているので、筋肉→脂肪、脂肪→筋肉というように変化することはないそう。

ですが、運動しないとカラダが筋肉を“必要ないもの”と認識するので、一つひとつが小さくなって筋力が低下。すると、代謝が減少して太りやすくなり、何より見た目が老けた印象になりやすいと左藤先生はいいます。

「ダイエットって体重以上に見た目が重要。

じつはたんぱく質をきちんと食べていれば、筋肉が落ちるのはある程度防げるのですが、メリハリのあるボディラインをつくるためにも運動は有効。とくに、筋肉量が多い下半身をしっかり鍛えておくと太りにくいカラダになりますよ」(左藤先生)

運動と聞くと構えてしまいますが、「週イチでジムに行って満足するより、歯を磨きながら上下に動くとか、ピタッとしたパンツを履いたときにお腹に力を入れるとか、お尻に力を入れて歩くとか、毎日の“ちょい筋トレ”がおすすめ」と左藤先生。

二の腕とメジャー

また、筋肉をつけるうえでさらに大事なポイントがあるそう。

たんぱく質をしっかり摂ったうえで運動すること。

筋肉は一旦壊して、再度つくり直すときに大きくなるので、そのときに栄養素となるたんぱく質=アミノ酸が足りていないと筋肉が減ってしまうことも。普段からたんぱく質をしっかり摂って、“こまめに動く”と痩せやすくなりますよ」(左藤先生)

どうやら筋肉が脂肪に変わるという都市伝説は、単に日頃の運動量が減って、消費できなくなったカロリーが脂肪となって余分についているだけのよう。

年齢とともに太りやすくなったと感じている人は、日常生活でどれだけまめにカラダを動かせているかチェックしてみるといいかも。

寝るだけでダイエットできるってホント?

月と夜空

眠れなかった人がきちんと寝るようになると痩せるのはホントです。なんと寝るタイミングによって、成長ホルモンがたくさん出て代謝を上げてくれるのだとか。

「昔は夜の10時〜夜中の2時をゴールデンタイムと言っていましたが、現代人にはなかなか難しい時間。

私の場合、夜中の3時までには熟眠しているようアドバイスしています。その時間帯にぐっすり眠れていれば、寝ている間に300kcal位を消費。逆に寝不足だと太りやすくなってしまいます」(左藤先生)

ベッドで寝る女性

人は睡眠中に細胞の新陳代謝を行うのですが、このときにカギとなるのが成長ホルモン

成長ホルモンの分泌がうまくいかない=新陳代謝がうまくできなくなり、基礎代謝まで減ってしまうというわけ。また、成長ホルモンは深い睡眠中にたくさん分泌されるそう。

眠り始めの3時間がもっとも深い眠りになるので、ソファーで寝落ちなんてもってのほか。

もし、自分が深く眠れているか自信がなければ、睡眠測定のアプリがあるので試してみるといいかも。それでダメとわかったら、アロマを焚いたりストレッチをしたり、自分に合う方法を見つけてみて。まず部屋の空気をキレイにするのもおすすめです」(左藤先生)

第4回では、季節や時間帯、体質に関するダイエットの疑問について詳しくご紹介していきます。

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左藤桂子先生

左藤桂子(さとう・けいこ)先生
さとうヘルスクリニック院長、佐藤桂子ヘルスプロモーション研究所所長、30年で3万人の肥満治療をした肥満外来の専門医。多くの症例を診るなかで、糖尿病となる前に体重オーバーの時期があることに気づき、体重コントロールの重要性を指導。メタボリック症候群の概念を確立させた医師のひとりでもある。著書に『ダイエット外来の寝るだけダイエット』(経済界)など。佐藤桂子ヘルスプロモーション研究所

取材・文/佐々木彩子、企画・構成/寺田佳織(マイロハス編集部)、image via shutterstock

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