1. Home
  2. BODY
  3. 自律神経を整える5つの方法|医師がすすめる「健康の極意」

自律神経を整える5つの方法|医師がすすめる「健康の極意」

146,339

田邉愛理

shutterstock_753931780

image via Shutterstock

超一流と呼ばれるトップアスリートやアーティストは、常に心技体のバランスが整っています。

でも、自分には縁遠いとあきらめることはありません。自律神経を整えるだけで、人は誰しもが一流になれる可能性をもっているのです。

そう説くのは、自律神経研究の第一人者として知られる順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生。「バスクリンマルシェ」発表会での講義から、小林先生がすすめる「超一流の健康の極意」をご紹介します。

現代人の課題は「副交感神経」

shutterstock_755039326

image via Shutterstock

自律神経とは、自分の意思でコントロールできない、血流や臓器のはたらきを司る神経のこと。緊張や興奮したときにはたらく交感神経と、リラックスするとはたらく副交感神経からなり、両者がバランスをとることで健康を維持しています。

健康は、いかに質のよい血液を、細胞の隅々まで流せるかで決まります。血流を改善する自律神経と腸こそが、健康の最大のポイントです」(小林先生)

shutterstock_499139833

image via Shutterstock

小林先生いわく、リラックス時にはたらく副交感神経はブレーキの役割、興奮・緊張時にはたらく交感神経はアクセルの役割をしています。現代人の多くはストレス過剰で、交感神経が過剰に優位になりがち。その結果、血流が悪くなり、便秘や冷えなどの症状をはじめ、免疫力も低下してしまうのです。

現代人の課題は、副交感神経を下げないこと。交感神経のレベルは生涯を通じてあまり変化しないのに対して、副交感神経は男女ともに加齢に伴い低下します。男性は30歳あたり、女性は40歳を過ぎたあたりで急降下します。心身ともに健康でいるためにも、自律神経の機能を高める方法を知っておくことが大切です」(小林先生)

自律神経の機能を高める5つの方法

shutterstock_275901740

image via Shutterstock

小林先生がすすめる自律神経の機能を高める方法は、次の5つ。毎日の習慣にすることで、脳にも心にも身体にもよい変化があるといいます。

  • 朝食をとる:朝食をとらないのは自律神経にとってアウト。体内の時計遺伝子にスイッチが入らないため、体が活動モードに入れません。本当に健康になりたければ、朝食は時間をとってしっかり食べるべき。
  • お風呂に入る:食事でも運動でもできない、「一瞬で体調を整える」という離れ業をやってのけるのが入浴。お湯は39~41度で、15分入浴するのがおすすめ。ペットボトルに入れた常温の水をときどき飲むとよいでしょう。副交感神経が優位になり、睡眠の質もアップします。
  • 腸内環境を整える:腸内環境を整えないと、どんなに食事やサプリで栄養を摂取しても健康になれません。食物繊維を1日あたり20~25g必ず摂るように心がけましょう。
  • スクワットを行う:足腰を鍛えるスクワットは、将来“寝たきり”にならないためにも必須。ぜひ習慣にして。
  • セル・エクササイズを行う:身体を伸ばし、自律神経にアプローチする小林先生考案のエクササイズ。血流がよくなり、全身の細胞が活性化します。

【基本のエクササイズ】

  1. 足を開いてまっすぐ立つ。
  2. 上に向かって腕を伸ばし、手首を頭の上で交差させる。息を吸いながら、上から引っ張られるようなイメージで全身を上に伸ばす。
  3. 息を吐きながら上体を前に倒したり、左右に倒したり、ぐるりと回すようにしてストレッチ。できる人は手のひらを合わせて行うとより効果的。ひじは曲げないように注意。

「明日からさらに輝くために、ぜひこうした健康の極意を身につけてほしい」と小林先生。充実した毎日を過ごすためにも、心がけていきたい習慣ばかりと感じました。

自律神経を意識して

「血流をよくすると疲れがとれる」のはなぜ? 疲労度チェックの方法も

疲れを残さず元気な身体でいるための鍵は「血流」です。「血流をよくすると疲れが取れる」とはよく耳にしますが、なぜ血流をよくすると疲れが取れるのでしょう...

https://mylohas.net/2018/08/173647bloodflow.html

自律神経が乱れてない? 肥満や疲れ、あらゆる不調の対策法

体のあらゆる活動をコントロールする「自律神経」。自律神経には、活動する=ONモードで活発になる交感神経と、休む=OFFモードで活発になる副交感神経の...

https://mylohas.net/2018/07/165446autonomic_nerves.html

小林弘幸先生
順天堂大学医学部教授。順天堂大学大学院医学研究科修了。ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、順天堂大学小児外科助教授などを経て、現職。自律神経研究の第一人者としてプロスポーツ選手、アーティスト、文化人などのコンディショニング・パフォーマンス向上指導に関わる。『まんがでわかる自律神経の整え方』(イースト・プレス)『全身の細胞が目覚めるセル・エクササイズ』(ポプラ社)など著書多数。


バスクリンマルシェ

    specialbunner

    Ranking

    1. カリスマトレーナーが教える「腕と腹筋の週末集中トレーニング」

    2. あっという間に、最高の柔軟性が手に入る! 「最新ストレッチ」とは?

    3. 風邪をひきたくない! 管理栄養士が実践しているおすすめの食べ方

    4. 口紅の下地としても優秀! しっとりふっくら唇をかなえるリップ

    5. 肩こり・首こり改善にはストレッチ! 最速で柔軟性をアップさせる方法とは

    6. 知っておくべき新ジェンダー。「ノンバイナリー」は何を意味する?

    7. 美容好きも注目! 福本敦子さんの「自分を慈しむ」暮らしのヒント3つ

    8. 女医さんに聞く、デリケートゾーンのモヤモヤを吹き飛ばすヒント

    9. 机や棚の下にくっつけられる「後づけ引き出し」でスッキリ収納

    10. 掃除機スタンドなら、壁に穴を開けなくてOK。本体もノズルも「見せる収納」

    1. 風邪の引きはじめ、医師・栄養士がすすんで食べているものは?

    2. 肩こりで押すべきは上より下! SNSで話題の「10秒ストレッチ」って?

    3. あっという間に、最高の柔軟性が手に入る! 「最新ストレッチ」とは?

    4. 栄養士・医師が選ぶ「やせる食材10選」。優秀なフルーツはどれ?

    5. 熱や風邪で動けない! 寝こんだときに食べるとよいもの、悪いもの

    6. ダイエットのために覚えたい。間食に食べるべきナッツの種類と量の目安は?

    7. 効き目が違う! 下半身が断然引き締まるトレーニングチューブ運動5つ

    8. 専門家が伝授。すぐわかる! 股関節ゆがみチェック

    9. カリスマトレーナーが教える「腕と腹筋の週末集中トレーニング」

    10. 風邪をひきたくない! 管理栄養士が実践しているおすすめの食べ方

    1. 風邪の引きはじめ、医師・栄養士がすすんで食べているものは?

    2. 「更年期」を迎えると体や気持ちはどう変わる? 膣がにおうのは正常?

    3. 閉経後女性の乳がん予防に有効な食事とは?

    4. やせやすい体をつくる食事の3大ルール。午前中は何を食べるとベター?

    5. 風邪じゃないのに「のど」がつらい...甲状腺がんを疑うべき6大サイン

    6. 疲労回復の権威が教える「疲れ」のとり方。ほぐすべきは肩より脳!

    7. 1日1万歩は歩き過ぎ? ウォーキングの新常識とは?

    8. 体重を確実に減らすための最適解。おすすめの運動は?

    9. 熱や風邪で動けない! 寝こんだときに食べるとよいもの、悪いもの

    10. 発症率は男性の3倍! 女性が「甲状腺がん」を気をつけるべき理由