──cafeglobeより転載
『ティファニーで朝食を』の名言がくれたヒント
退屈な結論だけど、要するに『あなたが善きことをしているときにだけ、あなたに善きことが起こる』ってことなのよ。いや善きことというより、むしろ正直なことって言うべきかな。
──ホリー・ゴライトリー『ティファニーで朝食を』
トルーマン・カポーティの不朽の名作『ティファニーで朝食を』から、主人公ホリー・ゴライトリーのセリフです。ホリーの職業は、自称・女優ですが、実際にはニューヨークで毎日のように遊び歩いて、裕福な男性からお金をもらって生活している女性です。
映画でオードリー・ヘップバーンが演じたホリーは、上品で清楚なイメージでしたが、じつは原作版はかなり粗野で口が悪い性格。オードリー版とはかけ離れたキャラクターなので、先に映画を観た人はびっくりするかもしれません。
しかし、原作版を読み進めていくうちに、一見ガサツで下品なホリーが、本当は誰よりも真っ直ぐで気高い性格であることがわかります。悲しい生い立ちを持ちながらも、精一杯たくましく生きて人生を謳歌しようとしているキャラクターだからこそ、こんなにも多くの人々に愛されるのでしょう。
善きこと=自分の気持ちに正直に
ホリーの言う“善きこと”とは、善行をしようという意味ではなく、自分の本音に嘘をつかない、ということです。
「自分の本音を無視することは、病気よりも体に悪い」とホリーは断言します。
たしかに、自分の本音にいつも嘘をついて行動しているのに、心からの願いが叶えられるというのはなかなかありません。“善きこと”を起こせるのは、自分自身なのかもしれませんね。
どうやって「いいこと」に出会う?
文/吉野潤子、Photo by Getty Images
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