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二日酔いによく効く5つの対処法と、やってはいけない4つのこと

Prevention カラダや心を健康にする予防習慣

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MYLOHAS編集部

無題

ネタバレになりますが、迎え酒は二日酔い対策になりません。

たくさんお酒を飲んで、記憶もおぼろげな状態でむかえた朝。身体にはまだアルコールがかなり残っているように感じます。頭痛や吐き気、飲みすぎの疲れでまいって、寝ながらネットフリックスをみることさえも難しい。そんなときもあるかもしれません。

そんなときはこじつけでも何でも、二日酔いを治す方法を知りたくなるもの。

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でも、そこでひとつご注意を。専門家によると、よく二日酔い対策によいと言われている方法のなかには、誤ったものも多いとのこと。どのような方法が効果的で、どのような方法が間違っているのか探ってみました。

科学的な根拠に基づく二日酔い対処法をご紹介します。

どうして二日酔いになるの?

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二日酔いを治す方法の前に、まずはなぜ二日酔いになるのか、ということを考えてみます。

アルコールは胃粘膜を直接、刺激するのです。このため、お酒を飲んだ日の翌朝起きた時に、吐き気と空腹感を感じることになります」と、ニューヨークのマウントサイナイ病院で臨床指導医を務め、認定資格を有する消化器科医師であるエリック・ゴールドスタインさん。

また、二日酔いの吐き気は、アルコールの影響が脳におよぶことによっても起きます。「アルコールは“化学受容器引き金帯”と呼ばれる、脳の特定の場所を活性化します。このエリアは、血中の毒を検出する役割を持っています」とゴールドスタインさん。このはたらきによって、体内の毒をなくそうと、吐き気やむかつきを引き起こすことになるのです。

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「二日酔いは、発酵によってアルコールと一緒に生じる副産物のために起こるとも考えられています。毒性のある“コンジナー”という物質です。お酒を飲むと、身体はアルコールとコンジナーの両方を分解しようとします。それで、二日酔いの症状が起きます」と、ニューヨークにあるトゥーロ大学オステオパシー医学校の助教を務める医師であるニケット・ソンパルさん。

「バーボンのように濃い色をしたお酒を飲んだ時のほうが、薄い色をしたお酒を飲んだときよりも二日酔いがひどい理由は、コンジナーが原因であると説明できます」とソンパルさん。

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2010年、学術誌『カレント・ドラッグ・アビューズ・レビューズ』誌に掲載された研究によると、バーボンは、コンジナーを最も多く含む飲み物とわかったのです。そのため、コンジナーをほとんど含まないウォッカと比較すると、よりひどい二日酔いの症状を引き起こしていました。

そして、アルコールは脱水と睡眠障害ももたらします。こうした理由からも、お酒を飲んだ翌日は二日酔いの症状が出て体調が悪くなりやすくなるのです。

専門家に聞いた、二日酔いに最も効果のある5つの方法とは?

お酒を飲んだ日の翌朝、調子が悪いときに、どのように対処したらよいでしょう。

専門家に聞いたところ、二日酔いを完璧に治す方法はないことを強調したうえで、二日酔いを改善する(あるいは防ぐ)のにおすすめの方法をいくつか教えてくれました。

01. 電解質を補充する

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「アルコールを飲んで体内から失われた水分を再びおぎなうには、純水でもOK。でも、頭痛を治すためには、電解質や塩を含む飲み物のほうがより効果的」と、ニューヨークを拠点とする登録栄養士で修士号を持つタマラ・デューカー・フロイマンさん。

スポーツ飲料、トマトジュースやスープ塩味の飲み物、経口補水液などがおすすめ。

02. 1:1ルールを守る

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「お酒を飲む際は、アルコールを含まない飲み物をたくさん飲むと、二日酔いを防ぐ効果が期待できます」とソンパルさん。

お酒を1杯飲んだら、グラス1杯の水を飲むのがおすすめとのこと。「これで完全に脱水を防げるわけではありませんが、効き目はあるでしょう」(ソンパルさん)。

体により多くの水分を補給するため、寝る前に経口補水液など、電解質を含む飲み物を飲むようにしましょう。

03. 飲む前に食べる

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食べ物を食べると、アルコールによる胃壁への刺激が和らぎます」とフロイマンさん。

お酒を飲む前、あるいは飲んでいるときに食べ物を食べると、胃はなかなか空っぽにならず、アルコールを吸収するスピードが遅くなります。そうすると、ゆっくり時間をかけてアルコールを酵素で分解できるようになるのです。

04. バランスの良い朝食

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「健康的な朝食を食べると、血糖、ビタミン、ミネラルをおぎなえます。食べ物からのエネルギーはすべて肝臓に蓄えられ、摂りすぎたアルコールを分解するために使われるのです」とソンパルさん。

二日酔いのときに最適なのは、たんぱく質、脂肪、炭水化物のバランスがとれた朝食。卵、アボカドトースト、オート麦をフルーツと一緒に、などのメニューからお好みのものを選んで。

05. 昼寝をする

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二日酔いを治すには、よい睡眠をとるのがとても効果的。睡眠は思った以上に大切なのです」とソンパルさん。

前の晩、グラス数杯しかワインを飲んでいない場合でも、睡眠の質は普段よりずっと悪くなるそう。「睡眠不足によって二日酔いになるわけではありませんが、二日酔いの症状を悪化させることがあります」(ソンパルさん)。

二日酔いを治すために、昼寝をするのがおすすめ。いつもより長く睡眠時間を取ると、二日酔いのだるさがかるくなります。

二日酔いのときNGな4つのこと

飲みすぎて二日酔いになったときに体調を回復させるには、アルコールとコンジナーが身体におよぼす影響をなくす必要があります。次にご紹介する方法は、残念ながら、二日酔いの対処法としては間違っています。

01. 迎え酒を飲む

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二日酔いがそんなにひどくないからといって、朝にビールやカクテルを飲むと脱水症状が余計に進んでしまいます。二日酔いを治すどころか、全くの逆効果になるのです。

「お酒を飲んだ日の翌朝、もう一度お酒を飲むと気分がよくなるというのは、主として、禁断症状がみられたアルコール中毒患者の経験談にすぎません」とソンパルさん。

「ブラッディーマリーのような度数の低いアルコールを飲めば、禁断症状が和らぐという考え方ですが、決しておすすめはできません」(ソンパルさん)。

02. カフェインをたくさん摂る

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「カフェインをたくさん摂ると気分がよくなるかもしれませんが、あくまで短期的な効果しかありません」とソンパルさん。

「最初のうちは、精神的な疲れが減って頭がすっきりした感じがします」(ソンパルさん)。でも、アルコールと同様、カフェインにも利尿作用があるので、体の脱水が進み、二日酔いの症状も悪化します。

03. 夜遅くに食べる

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ラストオーダーだからといって、炭水化物が盛りだくさんのおつまみをアルコールと一緒にたいらげたり、帰宅後すぐに冷蔵庫をあさって脂っこい食べ物をつい食べてしまったり、なんてことはありませんか?

でも、寝る前に食べ物を食べても、体内のアルコールを減らすことにはなりません。「アルコールは血液の中に取り込まれる前、消化管に長くはとどまりません」とフロイマンさん。

04. 運動

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汗をかいてアルコールを外に出す、というのは身体的な観点からすると、まったく意味をなしません」とソンパルさん。

「アルコールを汗と一緒に外に出すことはできません。肝臓のはたらきによって、アルコールが分解されるのです」(ソンパルさん)。この二日酔い対処法は、単に間違っているばかりか、実際に危険をともなうとソンパルさんは注意を促します。

「家に帰ってから、二日酔いを防ぐために運動する、という話をよく耳にしますが、それは健康にとって害にしかなりません」とソンパルさん。翌朝の運動でさえ、リスクを伴い、二日酔いを悪化させることがあります。体がすでに脱水状態なので、運動することによって痛みが出たり、意識を失ったりすることも考えられます。

二日酔いについて、もっと知りたい?

薬やスポーツドリンクには頼らない! 二日酔いにおすすめの食べ物10

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年齢を重ねるにつれて二日酔いがひどくなるのはなぜ?[The New York Times]

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Macaela MacKenzie/5 Hangover Cures That Actually Work(Plus 4 That Really Don’t)
訳/STELLA MEDIX Ltd.

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