1. Home
  2. EAT
  3. その不調、隠れ脱水が原因かも。最新の水分補給は飲まずに「水を食べる」

その不調、隠れ脱水が原因かも。最新の水分補給は飲まずに「水を食べる」

2,194

shutterstock_226761970

日中の眠気や午後の疲労感が強い。頭に霧がかかったようですっきりせず、集中力を保てない。こういった症状に心当たりがある人は、軽い脱水症をうたがってもいいかもしれません。

現代人を悩ませる不調の一因、「隠れ脱水」の防ぎ方を教えてくれるのが、総合医療専門医ダナ・コーエンと、文化人類学者ジーナ・ブリアがまとめた書籍『「食べる水」が体を変える 疲労・肥満・老いを遠ざける、最新の水分補給メソッド』です。

会社にいると午後3時には、脱水状態になる?

shutterstock_416926126

強い照明や空調、電子機器にかこまれた現代の生活環境は空気が乾燥していて、本人の自覚がないままで脱水状態が進みやすいと言われています(18ページより)。

加えて、長時間座りっぱなしのオフィスワーカーは体内での水分の流れが悪く、だいたい午後3時には脱水状態になっている(26ページより)。

ダナが適切な水分補給をおこなうよう指導しただけで、めまいや頭痛、睡眠障害、便秘のような慢性疾患や不調が改善にむかった例は数多いと言います。

水は「飲む」より「食べる」という発想へ

shutterstock_680665888

現代人が手軽な水分補給の方法として選びがちなペットボトルの水について、著者たちは「効果は低いし、帯水層などの水資源を枯渇させる」と警鐘を鳴らします。

彼らがすすめる脱水症対策は、「飲む」以外の方法で水分補給をおこなうことなのです。

効率よく水分補給できる「クエンチプログラム」

この本では、最善の水分補給法として「クエンチプログラム」を提案しています。ざっくり言うと次の3つを組み合わせたプランです。

  • スムージーで水分補給
  • マイクロムーブメントで水を循環させる
  • トイレに行き、古くなった水を排出する

クエンチプログラムの要は「スムージー」

shutterstock_519988807

人の細胞内の「水」は一般的な「水」のイメージとは違って、植物のなかにとじこめられている「水」と同じタイプなのだとか。

それなら、野菜やフルーツなどにふくまれている水を「食べる」と、栄養素も豊富で、飲み水より細胞に吸収されやすい、と著者たち。スープ、ポタージュなども効果はありますが、クエンチプログラムは基本的にスムージーでおこないます。

スムージーは野菜や果物をまるごと混ぜるため、繊維質が残る。つまりスムージーなら、植物素材の食品としてのメリットを残らずドリンク内に留められる。植物繊維質のスポンジ効果が吸収した水を長く保持し、ゆっくり放出する状態は、体内に湿気と若さを保つための最良の方法なのだ。
(『「食べる水」が体を変える』98ページより)

本書にはおいしそうなスムージーのレシピがいっぱい。プラントウォーター(野菜、果実、樹液、種子などの植物由来の水)を体に注ぎ入れて、最大限吸収させましょう。

水を細胞まで運ぶ「マイクロムーブメント」

shutterstock_682225339

著者たちは「体を動かさなくては、水をずっと先にある筋膜、最終的には細胞まで運ぶことができない」(117ページより)としています。そこで、水分摂取に「マイクロムーブメント」と呼ばれるシンプルな運動を組みあわせます。

具体的には、たびたび後ろを見たり、肩、足首、腰を回したり、もちろん目もぐるりと回したりと、体を回転させることで水分をさらに流し入れる
(『「食べる水」が体を変える』123ページ)

体をひねる程度の小さな動きが中心ですが、大切なのは習慣づけること。私たちはずっと同じ姿勢をとり続けてしまいがちなので、水分を体内に回すには、意識的に体を動かす必要があります。

古くなった水を出す

shutterstock_764405545

人は誰でも2~3時間ごとに排尿しなくてはならない。それは十分に水分補給していることを示す、よい兆候にすぎない。より多くの廃棄物がすばやく外に出され、また、そのおかげで体を動かせる――トイレまで歩くことをすばらしい日々の運動だと考えよう!

水分補給しているなら、一日に6~7回排尿するはずだ。
(『「食べる水」が体を変える』208ページ)

体内に新鮮な水をめぐらせるには、古くなった水を外に出す時間をとることも大切に。

吸収しやすい性質の水で体をうるおし、水を効率よく全身にめぐらせる。元気で疲れにくい体になるために、水のとり方にもっと意識的でありたいですね。

なんとなく疲労や不調を感じたら

世界でもっとも健康的な人たちが、毎日食べている29の食材とは?

長生きな人の食事には健康の秘訣が。信じられないほど健康的な人たちの共通点をご紹介。

https://www.mylohas.net/2018/09/174521longevity.html?test201808

お米と一緒に炊くだけ。漢方を気軽に取り入れる「和漢ごはん」

お米と合わせて炊くだけという手軽さなのに、和漢食材入りごはんが楽しめる。本格派のヘルシーな和漢ごはんの素が便利です。

https://www.mylohas.net/2018/09/172800kamshoku.html?test201808

「食べる水」が体を変える 疲労・肥満・老いを遠ざける、最新の水分補給メソッド

image via shutterstock

木谷梨子

  • facebook
  • twitter
  • hatena

    Ranking

    1. タンパク質不足に気づいていますか? 手軽に摂れる良質プロテイン5つ

    2. 女医さんに聞く、デリケートゾーンのモヤモヤを吹き飛ばすヒント

    3. あなたは、内向的か外向的、どちら? 実際は、思っているより複雑です

    4. 人生が変わらないのは「自罰行為」のせい!? 人生を簡単に変える3ステップ

    5. ずっと元気でいたい? 簡単なのは食事を変えること。病気を防げる食べもの5つ

    6. 自然にコレステロールを下げてくれる12の食品

    7. 貧血のとき、意外なNG食品ってなに?

    8. 人気のヨガ10種類! ヨガを始める前に知っておきたい、それぞれの特性とは?

    9. 【問題】瞑想をしても脳は活性化しない?|健康のウソ・ホント14

    10. その方法あってる? ドクターが教える「正しい腸活」

    1. 女医さんに聞く、デリケートゾーンのモヤモヤを吹き飛ばすヒント

    2. お尻と太ももの境界線がくっきり! 美尻トレーニング体験

    3. 疲れでも加齢でもない! 風邪をひきやすくする意外な理由

    4. 頭皮に見つけた円形脱毛、それは乳がんのせいでした

    5. ずっと元気でいたい? 簡単なのは食事を変えること。病気を防げる食べもの5つ

    6. 「脳動脈瘤」のせいかも。ズキズキする激しい頭痛、見過ごさないで

    7. すべてのランナーにおすすめ! 運動前にやっておきたいストレッチ6

    8. 歯科矯正のメリットとは? いつまで受けられる?【歯や歯医者さん基本のき Vol.7】

    9. 貧血のとき、意外なNG食品ってなに?

    10. 人生が変わらないのは「自罰行為」のせい!? 人生を簡単に変える3ステップ

    1. 女医さんに聞く、デリケートゾーンのモヤモヤを吹き飛ばすヒント

    2. アボカドを一晩で完熟に! キッチンにあるもので簡単にできる裏技

    3. 貧血のとき、意外なNG食品ってなに?

    4. 季節変わりにやってくる顔のかゆみトラブル、皮膚科医に聞いた原因と対策法は?

    5. 「乳がんの初期サイン」をレモンで表した写真が完璧!

    6. お尻と太ももの境界線がくっきり! 美尻トレーニング体験

    7. ダイエットに「ゆで卵」がおすすめな理由

    8. 些細なことも気に留めて。医師が教える「卵巣がん」になりやすい条件7つ

    9. ぷよぷよ腹筋を割った、シンプルな自宅ワークアウト。道具はほぼ必要なし!

    10. がん細胞は甘いもの好き? 「糖質」は、がん増殖のためのエネルギー源

    その不調、隠れ脱水が原因かも。最新の水分補給は飲まずに「水を食べる」

    FBからも最新情報をお届けします。

    Read More