1. Home
  2. EAT
  3. 納豆、塩麹、ヨーグルト。でもその腸活がトラブルの原因かも?

納豆、塩麹、ヨーグルト。でもその腸活がトラブルの原因かも?

ポジティブ栄養学

32,356

吉川圭美

納豆に塩麹、ヨーグルト、ごぼうに海藻……善玉菌や食物繊維が、腸内環境を整えてくれるということは多くの人が知るところでしょう。最近では「腸活」なんて言葉もあるくらい。

shutterstock_406872976

image via Shutterstock

でも実は、これらの食べ物が、逆にお腹の不調を呼ぶ場合があるのも知っておきたいところです。お腹がパンパンに張ってしまったり、ゴロゴロしたり、痛くなったり。もしかしたらそれ、「SIBO」かもしれません。

大腸にいるべき菌が、小腸で大増殖?

shutterstock_84443176

image via Shutterstock

「SIBO」とは、「小腸内細菌増殖症」といわれる腸トラブルのひとつ。

そもそも、人間の腸には、100兆ともいわれる腸内細菌が住んでいます。ビタミンを作ったり、免疫力を高めたり、腸内環境を整えたりと、人間のためにはたらいてくれる“善玉菌”。逆に有害物質を作るなど人間にデメリットをおよぼす“悪玉菌”。そして、両方の性質を持つ“日和見菌”が存在し、バランスをとりあっています。

>医師に聞く、腸内フローラをととのえる食事と生活習慣

これら細菌は、本来大腸にいるものですが、小腸で爆発的に増えてしまうことがあります。そもそも小腸は栄養を吸収する臓器でもあり、たくさんの養分が存在しているので、その養分をエサに細菌がどんどん増殖することに。

するとお腹の張りや便秘、下痢、ガスが出やすくなる、といった腸トラブルはもちろん、免疫力が下がったり、不眠ぎみになったり、気分が落ち込みやすくなったり、とさまざまな不調が出てきます。このほか太りやすくなったり、ニキビができたりと美容面からも見逃せません。

栄養の視点から気になるのは、タンパク質や脂肪など、栄養の吸収が低下してしまうこと。脂に溶けて吸収されるビタミンAやD、Eなども軒並み低下。ガスがたまって小腸の壁が伸び縮みを繰り返し、ダメージを受けてしまうのです。

トラブルを起こしやすい「糖」を避ける「低FODMAP食」

shutterstock_354598628

image via Shutterstock

SIBOになってしまう人に多いのが、もともと、ある種類の糖質の吸収が苦手なこと

通常なら食べ物の糖質は小腸でどんどん吸収されていきますが、それが苦手な人の場合、トラブルを起こす糖質はなかなか吸収されずに腸内にとどまります。

これらの糖質をエサに、腸内細菌がガスをつくってしまうのです。これがお腹の張りやガスの原因に。さらに吸収されない糖質が増えると、身体はそれを薄めようと水分を全身から集めて引き込もうとします。これが下痢やお腹ゴロゴロにつながる、と考えられるのです。

そこで、トラブルを起こしやすい「発酵性の糖質」を含む食材を避けようというのが「低FODMAP食」と呼ばれる食事法。科学的根拠が高く、世界的にも認められた方法でもあります。

避けるべき糖質は4種類。

  • 豆類に多いガラクトオリゴ糖
  • 玉ねぎや小麦に多いフルクタン
  • 乳製品に多い乳糖
  • 果物やはちみつに多いフルクトース、ガムのソルビトールなど、ポリオール類

豆乳やひよこ豆などの豆類、はちみつ、ヨーグルト、フルーツなど、一見腸によさそうなものばかりです。 これらを食べるの減らして腸の負担を減らしつつ、同時にタンパク質やビタミン、ミネラル、消化をよくするための酵素をとって回復をめざします

>腸にやさしく、おなかの張りを解消する「低FODMAP食」ってなに?

実際に取り組んでいる人にお会いすると、お腹の調子がよくなると同時に肌ツヤもぐんぐんアップし、雰囲気も明るくなるのには驚き。腸が身体に及ぼす影響力の大きさはすごいな、と改めて思い知らされます。

気になる場合は、オーソモレキュラー栄養医学を実践しているドクターに相談してみるのも、ひとつの方法です。

    specialbunner

    Ranking

    1. ノロウイルスに絶対うつりたくない人へ。家でできる正しい感染予防法

    2. あなたはどの酒癖タイプ? 印象のいい酔い方と悪い酔い方

    3. 科学的根拠に基づいた「やせるためのコツ」。運動しなくっても構わない!

    4. 研究でわかった「やせるテクニック」7つ。ダイエット飲料は逆効果!?

    5. 週1日肉を食べずに12週間。参加者の意識がこんなに変わった!

    6. みそ汁を最強のダイエット食に変える方法。自律神経の名医が考案!

    7. 甘いものが無性に食べたい! 食べても許されるおやつ10

    8. 5役も果たすオールインワン。大人肌のための機能性ジェル【プレゼント】

    9. メーガン妃が1日の食生活を公開。英王室でのNGフードとは?

    10. 簡単ドーシャチェックで、あなたのアーユルヴェーダ体質を診断!

    1. メーガン妃が1日の食生活を公開。英王室でのNGフードとは?

    2. 根性なしでも大成功! 精神的につらくない10kg減ダイエットって?

    3. プロが教える、驚くほど効果ありの簡単筋トレ

    4. 甘いものが無性に食べたい! 食べても許されるおやつ10

    5. ノロウイルスに絶対うつりたくない人へ。家でできる正しい感染予防法

    6. 低カロリーなのに、お昼までお腹が空かない! ヘルシー朝食9選

    7. みそ汁を最強のダイエット食に変える方法。自律神経の名医が考案!

    8. 管理栄養士が教える、風邪予防におすすめな食材ベスト3

    9. 科学的根拠に基づいた「やせるためのコツ」。運動しなくっても構わない!

    10. やせたい人向け朝ごはん8選。タンパク質と食物繊維をしっかり!

    1. 心臓発作が起きている3つのサイン。左腕の痛みも要注意

    2. 焼酎は健康にいい・悪い? 肝臓専門医が教える正しい「お酒の飲み方」

    3. 女性の「心臓発作は恐ろしい」と医師。防ぐ方法は?

    4. 家カレーに革命! 簡単なのに最高においしくなるカレー5種類

    5. 誰もが筋トレをする時代に! 2020年に流行るフィットネスは?

    6. 隣の部屋に人が寝ているとき。バレずに性行為を楽しむには?

    7. 年末年始はしっかり回復! 体だけでなく、神経からしっかり休む方法

    8. 一問一答で占う、2020年の運勢。あなたの金運は?

    9. あなたも「アルコール依存症予備軍」かも。自己診断の方法は?

    10. やせたい人向け朝ごはん8選。タンパク質と食物繊維をしっかり!