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あなたは大丈夫? 糖尿病予備軍の見過ごせないサイン7つ

Prevention カラダや心を健康にする予防習慣

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MYLOHAS編集部

多分、こう思っているでしょう、病気になりそうになったら、その兆候に気づくだろうと。でも実は、そうでもないかもしれないのです。

アメリカ疾病対策センター(CDC)によると、アメリカ人の3人にひとり、8600万人以上が糖尿病予備軍(「前糖尿病」と呼ばれます)ですが、その90%がまったく気づいていません。これは問題です。糖尿病になりそうだと知らなければ、ならないで済むように手を尽くしたりはしないでしょうから。

前糖尿病(糖尿病予備軍)とはどのような状態か?

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前糖尿病というのは、血糖値が正常より高いけれど、糖尿病と見なされるほどではない状態のことです」と、ボストンにあるジョスリン糖尿病センターの内分泌科医、エリザベス・ハルプリンさん。正常な血糖値は110 mg/dl未満で、126 mg/dlを超えると糖尿病です。空腹時の血糖値がこの間であれば、前糖尿病ということ。

前糖尿病かどうかいちばん簡単にわかるのは血液検査。なかでも、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の測定値が最も正確で、血液中で酸素を運んでいるタンパク質、ヘモグロビンにくっついているグルコース(ブドウ糖)の割合を測ります。

「これは、過去2〜3カ月の間に血糖(血液中に含まれている糖分)がどのようだったかを示すよい指標です」と、ニューヨーク大学ランゴーン医療センターの臨床教授で内分泌科医のローレン・ウィスナー・グリーンさん。5.9以下の数値であれば正常。5.7〜6.4であれば前糖尿病、6.4以上が糖尿病と見なされます。

アメリカ糖尿病学会(ADA)は、45歳以上の全員に血糖値の検査をすすめていますが、体重が多すぎる人、多嚢胞(のうほう)性卵巣症候群(PCOS)の人、糖尿病の家族歴がある人は、もっと早いうちに検査を受ける方がよいかもしれません。アフリカ系アメリカ人、ネイティブ・アメリカン、アジア系アメリカ人、ラテン系の人、太平洋諸島の人々もリスクが高く、早めに検査する必要があります。

前糖尿病のサイン

病名からもわかるとおり、前糖尿病に気づかないでいると、本格的な糖尿病になることがよくあります。でも、普通はまだ何の症状もないので、前糖尿病なのかどうかわかりにくいもの。「血液検査の結果で医師から診断されないかぎり、前糖尿病だとはわかりません」と、アメリカ国立衛生研究所(NIH)の機関、国立糖尿病・消化器・腎疾患研究所(NIDDK)でプログラム・ディレクターを務める医師のクリスティーン・リーさん。

それでも、前糖尿病になりそう(あるいは、もうなっている)と気づくヒントになる行動パターンや変化があります。次に、そんなサインを7つご紹介しましょう。

01. 体重が増えている

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余分な脂肪がついていると(特に身体の真ん中あたりに)、インスリン抵抗性になりやすく、糖尿病のリスクもアップ。「体重が多すぎると、すい臓に負担がかかってインスリンを十分に作れなくなり、インスリンのはたらきが悪くなります」と、ハルプリンさん。体重増加の原因が主におなかのあたりであれば、内臓のまわりに脂肪がついているという意味ですから、さらに糖尿病の危険ゾーンに接近。

おなかの脂肪を減らす賢い方法は、もっと野菜を食べること。「『プレート法』を使いましょう。お皿の半分を野菜で埋めて、4分の1にタンパク質源、4分の1に全粒穀物の炭水化物を盛ります」と、ハルプリンさん。

02. 皮膚におかしな変化が

前糖尿病はたいてい症状が出ませんが、喉が渇くとかトイレが近くなるといった糖尿病の症状が、軽い形で現れる人もいます。皮膚の変色や小さなイボ(「スキン・タッグ(skin tag)」とも呼ばれます)も、そのひとつ

「前糖尿病でも、インスリン抵抗性のサインが現れる場合があり、脇の下や首の後ろ・横などの皮膚に、色が濃くなる、小さなイボがたくさんできるといった変化が見られます」と、リーさん。皮膚に何か症状が出ていないか注意して、心配であれば主治医に相談を。

03. よく甘いものを食べる

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スイーツ類は確かにおいしいかもしれませんが、食べ過ぎると前糖尿病のリスクが増加。手始めはお菓子を控えることですが、ハルプリンさんによると、白いパンやご飯、パスタ、ジャガイモなどの精製(に近い)炭水化物(糖質)も、体重と血糖値を増やす可能性があります。

血糖値を急激に上げる「単純(精製)炭水化物」やスイーツを減らして、血糖値の上昇がゆるやかな全粒穀物などの「複合(未精製)炭水化物」、タンパク質、野菜をメインに。

04. めったに動かない

定期的に運動すると、身体がインスリンをもっと効率的に使うようになります、とハルプリンさん。健康的な体重を保つためにも役立ちますから、前糖尿病と糖尿病のリスクが低下。座りがちなライフスタイルであれば、まず1日3回、10分歩くことから始めます。

うまく取り入れられるようになったら(そして主治医に知らせた後で)、徐々にパワーアップして、活動的な人になりましょう。理想的には、中くらいの強さの身体活動を少なくとも週に150分行いましょう。

05. 年齢が高い

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時間は止められませんが、歳を取ると、前糖尿病だけでなくいろいろな病気のリスクが高くなります。アメリカ糖尿病学会(ADA)が45歳以上の全員に前糖尿病の検査をすすめているのも、それが理由。定期的に医師の診察を受けて、血糖値が正常かどうか確認しましょう。

06. 以前に血糖値が高くなったことがある

妊娠中に妊娠糖尿病と診断される女性は、出産後も正確には「正常」に戻りません。出産後の検査で血糖値が許容範囲でも、やはり将来、前糖尿病/糖尿病になるリスクが高いのです。赤ちゃんの出生時体重がおよそ4kgを超えていた人も同じ。

家族歴と民族性も重要。糖尿病の家族歴があると、特にアフリカ系アメリカ人、アラスカ・ネイティブ、アメリカン・インディアン、アジア系アメリカ人、ヒスパニック/ラテン系、太平洋諸島系アメリカ人の場合、前糖尿病になる確率が高くなります。

07. よく眠れない

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よく眠れないと、身体はすぐに調子が悪くなります。体重が増える場合もあり、前糖尿病のリスクがアップ。閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)のような睡眠障害があると、血糖値も大きな悪影響を受けます、とリーさん。

いびきの問題があるなら、医師に相談します。睡眠障害を治すと、糖尿病の危険ゾーンに入らないで済むために役立つかもしれません。

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Rachel Reiff Ellis/7 Prediabetes Symptoms You Shouldn't Ignore
訳/STELLA MEDIX Ltd.

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