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汗でこすれた皮膚がヒリヒリ……「汗あれ」の治療法と予防法は?

Prevention カラダや心を健康にする予防習慣

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ホントによくあります。太陽を浴びて(汗をかいて!)遊んだ後、ふとももの内側が赤くなって、ヒリヒリ痛む。ダンス教室から戻ったら、スポーツブラのストラップが当たっていたところが焼けるように痛いとか。

ヒリヒリした痛み、完璧に予防できます

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それは皮膚がすりむけた結果です。湿った皮膚がほかの湿った皮膚や布とこすれたために起こる、発疹のような炎症(医学的には「間擦疹(かんさつしん)」と呼ばれます。一般的には「汗あれ」とも)。股間や脇の下、乳房の下など、皮膚が重なっていて汗が溜まりやすいところに、それからウォーキングなどの運動をした後に、特に多く見られます。

湿り気を帯びて赤むけした皮膚は、微生物が増殖しやすいため、感染症につながる場合も。「湿気と摩擦ですりむけると、皮膚にとても小さな切り傷がたくさんでき、汗に含まれている塩分によって炎症が悪化します」と、ニューヨーク市マウント・サイナイ病院の皮膚科臨床准教授で医師のキャメロン・ロクサーさん。

そんな擦り傷を避けたい、せめて軽くしたい、と思ったら、次にご紹介するアドバイスを参考に。

汗あれの治し方

01. 慎重に洗浄する

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炎症を起こしている部分は、マイルドなボディウォッシュか普通のぬるま湯で洗います。汗が乾いた後の炎症を鎮めて、微生物の増殖を抑えるために効果的。こすらないでタオルで押さえるようにして乾かし、できれば炎症を起こしている部分を少しの間空気に触れさせて、確実にすっかり水気がなくなるようにします。

「扇風機や、“COOL”にセットしたヘアドライヤーで乾かしてもいいですよ」と、ロクサーさん。

02. 軟膏(塗り薬)で鎮める

すりむけた部分に1日2回、酸化亜鉛の軟膏(よくオムツかぶれに使われる製品)、バームを塗って、擦り傷を鎮め、傷付いた皮膚を修復。汗あれがたまたまできてしまって(頻繁ではなく)、もう少し強い薬が必要であれば、市販の局所用コルチコステロイド薬を試してみて。1日2回、3日間塗った後は、徐々に減らして、2週間以内に使用をやめます

「ステロイド薬は長い間使わない方がよいでしょう。皮膚が薄くなる、皮膚に赤い線ができる(線状皮膚萎縮:「肉割れ」とも呼ばれます)、くもの巣状静脈(軽い静脈瘤ですが、こぶはできません)などの副作用がありますから」(ロクサーさん)。

03. 医学的な症状が原因かも

ひどく汗をかいたためにすりむけた場合、「多汗症」という可能性も。治療には、処方薬レベルの塩化アルミニウム制汗剤、炎症が起きる部分のボトックス注射、経口薬などが使われます。FDA(アメリカ食品医薬品局)認可のミラドライという治療法も(日本でも自費診療で行われています)。

汗あれの予防法

01. 摩擦を防ぐ

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すりむけやすい部分に、ワセリンのような滑りのよいクリームを塗っておくと、摩擦が減って汗あれを予防できます

ペンシルベニア大学ペレルマン医学大学院の臨床皮膚科助教で医師のテミタヨ・オグンレイさんによると、「シリコン、ミツロウ、シアバターなどを含む製品も同じ効果があります。ビンからすくって取るような製品、あるいは特に擦り傷用に処方された製品がいいでしょう」。必要に応じて、3時間ほど経ったらまた塗り直して。

02. 制汗剤を試す

市販の制汗剤には塩化アルミニウムが含まれていて、脇の下だけでなく、乳房の下、ふとももの内側や股間など、皮膚が重なっていて湿り気を帯びがちな部分の汗を抑える効果が

運動の前に薄く塗って、乾かして使います。チナクチン(トルナフタートとも呼ばれます)などの抗菌パウダーを加えると、さらに湿気を逃がして、感染を防ぐ助けになりますが、膣のように湿っているべき箇所やその周囲は避けるようにしましょう。

03. 摩擦を減らすウェアを着る

汗あれの場合、湿気を閉じ込めるコットンはよくありません。それほど吸収性の高くない合成繊維(ポリエステルやスパンデックスなど)にします。シームレス、またはなるべく縫い目がない衣服を選び、内側に付いているタグは取り除いて、皮膚を刺激する原因を減らして。

運動するとき以外でも、スポーツブラやコンプレッションショーツのように、タイトな作りで湿気を逃がすアスレチックウェアを身につけると(滑りのよい服の下に着ます)、皮膚と皮膚または皮膚と衣服との間にバリアができて、摩擦が減ります。

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MYLOHAS編集部

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