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蚊に刺されたときの反応は何を表している? アナフィラキシーショックの危険も

Prevention カラダや心を健康にする予防習慣

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キャンプ旅行から戻って、身体中、蚊に刺された跡だらけ。でも一緒に行った友だちは全然刺されていないみたい。一体どういうこと?

最初に、蚊はどうやって人を刺すのか、そして刺す理由を説明しましょう

蚊が人を刺す理由って?

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image via Shutterstock

まず、刺すのはメスだけ。「メスの蚊は、卵が育つためのタンパク源として血を吸います」とアメリカ蚊防除協会(AMCA)の蚊の専門家、ジョゼフ・M・コンロンさん。

メスの蚊が「刺す」とき、蚊は口の先端を相手の血管に差し込んで、血流に自分の唾液を注入。唾液には、吸っている間に血が固まらないようにするたんぱく質が含まれています。

一部の人で(全員ではありませんが)刺された跡が腫れて赤くなり、かゆくなるのは、刺されたことよりも、このたんぱく質のせい。ですから、誰でも蚊に刺されるとアレルギー反応が現れるとは限りません。このたんぱく質に対してアレルギー性の人だけです。

それでは、蚊に刺されたときの反応をタイプ別に見てみましょう。

反応なし

刺された跡:ゼロ、まったくなし

どういう意味か:「無反応なのは、蚊の唾液にアレルギー性ではない幸運な数少ない人のひとりということでしょう」と、アメリカ・アレルギー・喘息・免疫学会(AAAAI)の博士、アンドリュー・マーフィーさん。

あるいは、蚊に刺されることに対して免疫ができたのかもしれないそう。「蚊のアレルゲンに繰り返し接触するうちに、免疫系がそのアレルゲンを敵と認識しなくなって、反応しなくなる場合があります」。

小さな赤い膨らみができる

された跡:白っぽくて丸い膨らみで、真ん中に小さな点が見えることが多い。1〜2日後に赤く、固くなる。

どういう意味か:「蚊に刺されたときにいちばん多い反応です」とシカゴのロヨラ大学で感染管理プログラムの医長と全米害虫管理協会(NPMA)の医学アドバイザーを務めるホルヘ・パラダさん。「軽いアレルギー反応で、蚊の唾液に含まれるたんぱく質のせいで起きます

みみず腫れができる

刺された跡:少し盛り上がった、なめらかでてっぺんが平らな膨らみ。たいていは周りの皮膚より赤みを帯びている。

どういう意味か:「蚊の持っているたんぱく質に対する感受性が強い人もいます」とパラダさん。その場合、普通の小さな膨らみより大きな、みみず腫れのように。

「しかし、いくつかの研究によると、蚊がどれくらい長く血を吸っているかによっても、反応が違います。血を吸っている時間が長いほど、蚊のたんぱく質が多く放出されるため、強い反応が現れやすくなるわけです」(パラダさん)。カリフォルニアの遺伝子解析会社「23andMe」が行った研究によると、遺伝子の構成と反応の強さには関連性があるかもしれないそう。

じんましんと発熱

刺された跡:皮膚の腫れ、熱、赤み、かゆみ、または痛みを伴ったみみず腫れと発熱。

どういう意味か:蚊に刺されて起こるもっと極端なアレルギー反応、「スキーター症候群」かも。刺されたところが極度に腫れて、その辺りが熱くて触れないほどになることもあります。水ぶくれになって、じくじくする場合も

誰でも(以前は蚊に刺されてもそれほど極端な反応が出なかった人でも)スキーター症候群になるおそれがありますが、マーフィーさんによると、小さい子供、免疫系の病気を持つ人、新しいタイプの蚊に刺された旅行者などは、特にリスクが高いそう。

アナフィラキシー

刺された後の症状:じんましん、唇/舌の腫れ、呼吸困難、喘鳴、咳

どういう意味か:蚊に刺されてアナフィラキシーを起こすのはまれですが、命にかかわります。「その場合、重大なアレルギー反応の典型的な症状に」と、マーフィーさん。じんましん、唇か舌の腫れ、呼吸困難、喘鳴、咳、そしてとても重症の場合には、気を失う、亡くなるという事態さえあるそう。「自己注射が可能なエピネフリンを使い、すぐに病院に連れて行きます」

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Kate Bayless/What Your Reaction to Mosquito Bites Says About You
訳/STELLA MEDIX Ltd.

MYLOHAS編集部

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