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マインドフルネス、禅、瞑想ってなに? 知りたいなら、「Zen2.0」へ

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今、世界的に注目されている、瞑想や禅の世界、そして「マインドフルネス」というキーワード。「聞いたことがあるが、まだよくわからない」「興味はあるが、まだ実践には至らない」という人も多いのではないでしょうか。

そういった疑問に応えてくれる国際フォーラム「Zen2.0」が、9月8日、9日に鎌倉の建長寺で開催されます。今年は、昨年に続いて二度目の開催。 スタンフォード大学ウエルネス教育心理学者のスティーブン・マーフィ重松氏から、僧侶・藤田一照氏、ゲーム開発者・三宅陽一郎氏、脳科学者・藤野正寛氏、アスリート・為末大氏など、 さまざまな分野で「禅」の精神を実践している方々が、プレゼンテーションを行います。

今回は、「Zen2.0」の運営チームのひとりで、オックスフォード大学で禅の哲学(西田哲学)や瞑想理論等で博士号を取得されている村田樹紀さんに、このイベントの概要などをうかがいました。

禅の国際フォーラム、「Zen2.0」とは?

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改めて「Zen2.0」のコンセプトと目的をご紹介ください。

日本は今、瞑想や禅がブームだと言われています。これは欧米圏でも同じで、多くの方が禅や瞑想へとても強い興味を示しています。しかし、世界中で瞑想や禅がブームではあっても、実際に禅のお寺に行ってお話を聞いたり瞑想したりする機会はなかなかないと思います。今回「Zen2.0」に参加していただくことで、気軽に、禅や瞑想の真髄に触れていただけます。禅仏教の由緒あるお寺「建長寺」という場所で、長い伝統を誇る禅を、直に感じていただけるのです。

参加者は、業界の世界的なリーダーたちから直接、本物のマインドフルネスを体験していただき、世界レベルのムーブメントを実感していただけます。登壇者の方々と直接交流する機会も設ける予定です。

「Zen2.0」は、日本でのマインドフルネスに関連する教育や文化、そして新しいビジネスマネージメントのアプローチやAI研究など、先端産業の基盤作りに寄与していきます。

鎌倉、建長寺で開催する理由は?

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鎌倉は、京都などと同じように長い間日本でのマインドフルネス文化を育成してきた、いわばマインドフルネスの日本においての中心地のひとつです。そして、なかでも建長寺は、臨済宗という禅の由緒あるお寺であり、日本で最初の本格的な禅の道場です。「マインドフルシティ鎌倉」を生み出すうえで、その中心になる場所が、鎌倉五山第一位の建長寺だと考えています。

世界的なマインドフルネスや禅のブームと日本との関係性について、どう見られていますか?

昨今のマインドフルネスのブームは、英語圏で発展してきたものですが、私見では、日本にははるか以前より、マインドフルネスを探究し深めてきた長い歴史があります。なぜなら、「マインドフルネス」でよく強調している、「いま・ここ」に集中するこころのあり方は、禅を含めた仏教や伝統芸能を通して、常に文化や社会の基礎や底流として、存在し続けてきたからです。日本ではマインドフルネスは、別の言葉で(もしくは別の言葉の一部として)表現され、いろいろな文脈で培われてきたといってもいいのではないでしょうか。

私自身は、英語圏に20年以上住んできましたが、英語圏の感覚では、マインドフルネスをはじめとする深い精神性は東洋に存在し、なかでも日本に存在するという考えが広く浸透しており、「日本は『瞑想の先生』的な場所だ」というようなイメージが浸透しています。

しかし、マインドフルネスは、日本や東洋にだけ存在してきたものでは決してありません。ですから、「Zen2.0」で海外からも国際的な登壇者をお呼びし、ともにマインドフルネスを通して人間全体の心の文化に貢献していくのは、素晴らしいことだと思っています。

去年の「Zen2.0」第一回開催後、どういう手応えがありましたか?

昨年の「Zen2.0」の様子

マインドフルネスや禅というものを、一般の方々に理解していただける入り口ができたと考えています。その結果、一般の方々だけではなく、禅やマインドフルネスに興味のあるメーカーやコンサルティング会社、広告代理店など、ビジネス側からの問い合わせや相談も増えました。ビジネス界では今後、マインドフルネスへの取り組みも、さらに本格化していくものと思われます。「Zen2.0」では、ビジネス界の方にも、登壇者をはじめとするマインドフルネスに関わる人々と交流して頂き、日々のビジネスの場面へ積極的に取り入れて頂きたいと考えています。

去年と今年の相違点について教えてください。

今年の「Zen2.0」のテーマは、「感じる身体・実践する心」です。今年は去年と比べ、「身体」をテーマにしたセッションを多く開催します。そのため、今回は実際の体験をともなう具体的なボディワークが多くなっています。為末大さんのようなアスリートや、ボティワークのスキルをもつ多様な方に登壇して頂きます。

また禅のキーコンセプトである、「心身一如」(心と身体の同一性)を味わって頂けるような、身体についての本格的な禅哲学のトークも、用意しています。 また禅の瞑想だけでなく、音楽・舞踊・茶道・呼吸法など、さまざまな形でダイナミックなマインドフルネスも楽しんで頂けます。

長く禅の哲学を研究されている村田さんから見て、現在の「禅」のムーブメントについてどう思われますか?

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20年前から禅の哲学や瞑想などを研究しているのですが、このようにマインドフルネスや瞑想がブームになっていること自体が驚きです。当時は、瞑想やマインドフルネスなどには、だれも見向きもしませんでしたから。

ただ、日本にはとても長い歴史や伝統がある「瞑想」ですが、現代の日本人の間では、まだほとんど「実践」はされていませんね。私は、2017年末にカナダから日本に引っ越してきたのですが、北米ではもっと一般的に浸透しています。これは不思議なことで、伝統国(日本)が「瞑想」を忘れ、北米などから、瞑想や瞑想に関連する文化や方法論を「マインドフルネス」というかたちで輸入しているのです。

日本だけでなく欧米でも同じ状況ですが、現在は玉石混交状態のマインドフルネス業界ですので、「Zen2.0」において、より一層本物志向のマインドフルネスを表現していくのは大切なことだと思います。マインドフルネスの深遠な部分だけでなく、分かりやすい部分をなるべくアプローチしやすい形で、なるべく広く提供することも大切だと考えています。「Zen2.0」は、入門者の方でも十分楽しんでいただける内容になっていますよ。

禅や瞑想の“入り口”にいる方に向けて、アドバイスをお願いします。

「マインドフルネス」という言葉は、新しい言葉ではありますが、日本人にとっては決して新しいものではなく、今までいろいろなかたちで接してきたものです。「Zen2.0」では、さまざまなかたちでマインドフルネスを楽しんでいただけるように、「舞う瞑想」「食べる瞑想」「尺八の演奏」など、楽しい企画も盛りだくさんで提供しています。これを機に、忙しい都会を離れ、鎌倉の由緒あるお寺で心身を癒し、さまざまなボディワークを通して、ぜひ禅やマインドフルネスを体験してみてください。そして、日常生活の場面にとり入れてみて頂ければ、きっと心身のバージョンアップにつながるはずです。

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[Zen2.0]

MYLOHAS編集部

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